癌性髄膜炎の症状まとめ。がんのターミナルケアのために早期発見したい転移性のがんです。

終末期のがん患者さんや家族の方が気になる癌性髄膜炎の症状をまとめました。
がんが髄膜に転移して起こる髄膜炎は患者さんの余命や生活の質を下げてしまいます。
早期発見して治療すれば長く生きられたり生活の質を向上できますが
進行するまで発見しにくい欠点があります。
気になる症状をチェックしましょう。

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  • 癌性髄膜炎とは

  • 軟膜転移 作者 Original uploader was Jensflorian at de.wikipedia ライセンス CC-BY-SA-2.0-DE.

     

    癌性髄膜炎によるリンパ球、単球、および赤血球に加え、好塩基性細胞質と脳脊髄液の異形細胞の顕微鏡写真です。

  • くも膜下腔、胸腔、腹腔にがんが転移して拡がった状態を、それぞれがん性髄膜炎、がん性胸膜炎、がん性腹膜炎といい、がんがかなり進行した状態です。
    出典 :新井五行堂醫院
  • •特殊な転移として,とても稀なのですが癌性髄膜炎(髄膜がん腫症 leptomeningeal carcinomatosis:脳脊髄の至る所にがん細胞が広がる)というものがあります
    出典 :転移性脳腫瘍 brain metastasis | 脳外科医 澤村豊のホームページ
  • 癌で治療中の人が末期を迎えた場合、20%程度割合で癌性髄膜炎を発症するというデータもあります。
    出典 :癌性髄膜炎の予後
     

    しかし、発見できるのは1/4くらいとも言われています。

  • がん性髄膜炎は、他の臓器で発生したガンが脳の髄膜に転移して引き起こる病気です。
    髄膜とは、脳を覆っている膜のことで、この中にガン細胞が侵入することをがん性髄膜炎と呼んでいます。
    出典 :がん性髄膜炎(原因・症状・治療など)(沢山ある、認知症を引き起こす病気)【知っておきたい認知症】
  • 癌性髄膜炎は早期発見が鍵です

  • 癌性髄膜炎は見落とされるケースも多く、また症状も多様であるため、かなり症状が進行してから発見される事が多い為、余命が短い一因と言われています。癌性髄膜炎を患っていて、意識障害が現れると治療はきわめて困難で予後はさらに悪くなります。
    出典 :メモ: 癌性髄膜炎
     

    癌性髄膜炎は一般的に、発見されると余命が短いと言われています。
    しかし、それは発見が遅れがちなためかもしれません。

  • 症状が多様であるため、診断が遅れ、症状が進行してから発見されることが多く、意識障害が出現してしまってからでは予後が悪くなります。このため、神経症状が軽微なうちに診断し、早期に治療を行うことで、生存期間を延長させ、ADLを改善させることが期待されます。
    出典 :髄膜がん種症(脳神経外科)
     

    癌性髄膜炎の症状は多彩で個人によって異なります。そのため発見が遅れやすいのです。

  • 近年,CTでは描出できないがん性髄膜炎や微小脳転移の頻度が増えているため,原因の明確でない嘔気・嘔吐が継続する患者では頭部MRIをとるようにしたほうがよい。頭部MRI のがん性髄膜炎の診断感度は80%程度であるため,所見がない場合には脊髄液検査を2 回行うことで90%の感度で診断することが可能である。
    出典 :がん性疼痛に対する鎮痛薬の副作用対策|終末期がん患者のケア・マニュアル|Cancer Therapy.jp:コンセンサス癌治療
     

    診断は脳CTやMRIで行うことが主です。

  • モンタナのホスピスナース 撮影者 pjsixft ("PJ") クリエイティブ・コモンズ 表示-改変禁止 2.1

     

    終末ケア専門のホスピスナースと、芝刈りをする終末患者さんです。
    癌性髄膜炎を早期治療すれば、より良く、より長い生活を送れることがあります。

  • 全身状態や脳の転移の大きさ、場所、数などにもよりますが、いろいろな治療を行うことによって、余命を延ばし、また、余命を延ばすことができなくても、つらい症状をとることによって限られた余命を有意義に過ごしていただくことができます。
    出典 :脳腫瘍 | がんプロ.com
     

    癌性髄膜炎と診断されてから、何年も生きられた方もいらっしゃいます。

  • 癌性髄膜炎の症状

  • 主な症状は、何と言っても頭痛です。ガン患者が入院している時に頭痛を訴え、発覚するケースが多く、同時に嘔吐などの症状も見られます。さらにふらついたり、ひどくなると失語症などの症状も出てきます。
    出典 :がん性髄膜炎(原因・症状・治療など)(沢山ある、認知症を引き起こす病気)【知っておきたい認知症】
     

    主な症状は頭痛と吐き気です。

  • •髄膜がん腫症では頭痛や嘔吐などの髄膜刺激症状を認めます
    出典 :転移性脳腫瘍 brain metastasis | 脳外科医 澤村豊のホームページ
     

    嘔吐は良く見られる癌性髄膜炎の症状です。
    がんやがんの治療のためと見過ごしてしまいがちです。

  • •癌性髄膜炎の場合には、頑固な頭痛、吐き気といった症状や、脳神経が直接冒されることによる多彩な症状が出現する場合もあります。
    出典 :転移性脳腫瘍|主な適応疾患|日本ガンマナイフ研究会
     

    冒されるのが脳神経なため、症状が人によって違うのも発見しにくい原因です。

  • これらの症状の後にはふらつきや麻痺が起きたり、脱力感や感覚の喪失、失語症などの症状が現れてきます。また、失禁や失便してしまうという方も少なくありません。
    出典 :メモ: 癌性髄膜炎
  • 「がん性髄膜炎という病気では、死期が迫ると性格が変わります。とても温和だった人でも、仲の良かった伴侶に『お前のせいで苦しい人生を送るはめになった』『がんにかかったのもお前のせいだ』といった辛辣な言葉を浴びせるようになる。これは、がん細胞が脳や髄膜の表面にまで増殖してくることで起こる変化。
    出典 :医者には患者の死が見えている でも本当のことは言いません 医者はこんなときにウソつくのです  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]
     

    適切な治療によりこのような悲しい症状を抑えられる可能性もあります。

  • このうち、精神症状は2~3割の方に生ずるといわれ、本症状が出てきた場合、安易に心因的なものと考えず、頭部のCTやMRI検査を行っていただくべきです。
    出典 :脳腫瘍 | がんプロ.com
     

    末期がんの患者さんが物忘れが激しくなったり、性格が変わると病気のせいと片付けてしまいがちです。
    しかし、癌性髄膜炎の症状の場合もありますので検査をおすすめします。

  • 胸部の小結節、皮膚の色素沈着、限局性の骨痛、腹部腫瘤がある場合は癌性髄膜炎の可能性を考慮する。
    出典 :髄膜炎 - Wikipedia