気になる方はチェック!発達性協調運動障害の診断基準

あなたが幼稚園や小学生の頃、何だかとても不器用なお友達はいませんでしたか?
その当時はわからなかったものの、もしかしたらその子は発達性協調運動障害というハンディを背負っていたのかもしれません。
近年色々なことが分かってきている医学…発達性協調運動障害についてお話しましょう。

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  • 発達性協調運動障害とは…

  • 発達性協調運動障害についてお話したいと思います。
    この病気は、原因はいまだ不明ではありますが今後さらなる研究が進められ、新しい見解が出てくるであろう比較的新しい病気です。

    同じように、近年注目されているのがADHD(注意欠如多動性障害)・LD(学習障害)・広汎性発達障害(高機能自閉症やアスペルガー症候群)といった発達に関する病気があります。

    昔であれば、「落ち着きがない子」「忘れっぽい子」「数字にめっぽう弱い子」「仲間に馴染めない子」などその子の傾向として捉えられていましたが、それがどうも生まれつきの脳の発達特性によるものなのではないか…ということがわかってきたのです。

  • ★こんな症状が見られます★

     

    発達性協調運動障害の場合、次のような症状が見られます。

    ・歩く・走る・ボールを投げるなどの全身運動がぎこちない
    ・ボタンを留める。靴ひもを結ぶなどの手先の運動がぎこちない
    ・楽器を引く・ラジオ体操をするなど複数の動作を統合して行う動きがぎこちない

    動きがぎこちない・発達が遅れているなどの症状は比較的幼い頃から表れます。
    歩き始める月齢が他の子供よりも遅い・上手に歩けていないなどの症状が見られ発達障害を疑って病院に相談するという例が多いそうです。

    また、小学校にあがると障害を理解しない人達の心ない言葉や自分だけ上手にできないジレンマなどでストレスを抱えてしまう子もいますので注意が必要です。

    しかし、軽度の場合には訓練を重ねることによって習得し、生活に困らないまでに回復する方もいらっしゃいます。

    いずれにしても、周囲の人間が障害を理解し温かく見守っていくことがとても大切です。

  • 発達性協調運動障害の診断方法

  • もしかして、うちの子も不器用だから発達性協調運動障害かもしれない…そんな不安がふとよぎることは育児をしている親御さんなら感じることもあるかと思います。

    そんなときにはまず落ち着いて、どのような症状が出ているのかを観察してみて下さい。

    子供の成長は個人差があるものです。
    今日出来なかったことが明日出来るようになることもあります。

    不安に駆られて自分の子供を病気かもしれないと決め付けたり、本人に言ったりしてはいけません。
    また無理にやらせようと躍起になってもいけません。

    落ち着いてじっくり観察することから始めましょう。

  • ★家庭における発達性協調障害の判断基準★

     

    <日常生活に必要なことが出来ない・または出来にくいなどの例>

    ・字を書くことが苦手…お手本を見て真似ることが難しく、文字を一つのまとまりとして捉えていない。
    力が入って筆圧が高いので、文字を書くことに疲れてしまう。

    ・縄跳び・ボールを毬のようにつく・体操など色々な視点を使って同時に動作する運動ができない。

    ・紐を結ぶことができない・鉛筆やお箸を正しく持つことが出来ない。


    多少の個人差はあるものの、上記のような症状は発達性協調運動障害のお子さんに多く見られる症状なのだそうです。

    もちろん時間が掛かって出来るようになる子もいますので何とも一概には言いきれませんが、もし毎日傍で見ていて「ちょっと気になる…」と思った親御さんは小児科に相談してみて下さい。

  • 発達性協調運動障害のお子さんの中には、ADHD(注意欠如多動性障害)・LD(学習障害)・広汎性発達障害(高機能自閉症やアスペルガー症候群)などの障害と併発している場合もあるようです。

    これらの障害は、知能に遅れが見られないために障害であるということが周囲に理解されにくいのも特徴です。
    それによって起こる、仲間外れなどの問題も軽視できるものではありません。

    近年増えて来ている障害の一つでもあります。
    私達が障害を理解し、正しく接していく必要があるのです。