本当に怖いエボラ出血熱、感染拡大?

8月18日に西アフリカ・リベリアの首都モンロビアでエボラ出血熱に感染した疑いのある患者の隔離施設が襲撃され、患者らが逃げ出した事件が起きました。略奪品の中のは患者の体液、血液が付着したものもあったようなので一気に感染者が増加するとみられています。

  • tyiko 更新日:2014/08/19

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  • エボラ出血熱ってどんな病気?

  • エボラ出血熱はエボラウイルスが引き起こす急性ウイルス性感染症です。
    症状は突然の発熱、強い脱力感、筋肉痛、頭痛、喉の痛、嘔吐、下痢、発疹、肝機能および腎機能の異常、症状が増悪すると出血傾向を呈する。致死率は55%~90%です。
    現在のところこのウイルスに効くと保証された特効薬はありません。
    患者の体液や血液を介して感染する、飛沫感染により感染します。

  • エボラ出血熱はどうして怖いの?

  • エボラ出血熱が脅威的なのは致死率が高いことも挙げられますが、感染して命が助かっても何らかの障害が残る可能性が高いところです。
    エボラウイルスはリンパ球をアポトーシスさせます。リンパ球(細胞)が破れるとなかのたんぱく質消化酵素やサイトカインが漏れ出し炎症を起こします。

    リンパ球は全身に存在していますし、そこからたんぱく質消化酵素が漏れ出すとありとあらゆるたんぱく質が消化され臓器などの機能不全を引き起こします。イメージとしては膵炎が様々な臓器に起きたものに近いと思います。
    またサイトカインが漏れ出すと炎症が起きるので粘膜の腫れや充血が症状としてあらわれます。アレルギー症状がひどくショックが起きた状態を想像していただければわかりやすいと思います。
    エボラ出血熱の症状としては以上の症状が起きるので早い段階で治療を受けなければ、命は助かっても、失明であったり、脳機能障害であったり重篤な障害が残りそうです。