知らないと怖い「人食いバクテリア」の健康被害

楽しい海でちょっと怪我しちゃった・・・ちょっと熱出てるけど大丈夫だよね?
美味しい海の幸を生で食べたら、何だかちょっと変・・・ちょっとあたったかな?

実はそれ・・・命にかかわる「人食いバクテリア」のせいかもしれません。

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  • ビブリオ・バルニフィカス

     


    人食いバクテリアの一種。
    高い致死率で、日本での感染例も増えています。
    きちんと事前にどんなバクテリアなのか、
    知っておきましょう。

  • 「ビブリオ・バルニフィカス」について。

  • 「ビブリオ・バルニフィカスは夏季に沿岸の海水中にいる細菌です。肝臓疾患、免疫力の低下などの基礎疾患のある方あるいは貧血の治療で鉄剤を内服中の方などがこの菌に汚染された魚介類の生食を介して感染すると重篤な症状を起こすことがあります。また、手足の傷から菌が侵入して感染することも知られています。ビブリオ・バルニフィカスが血液に入って全身に感染した場合の致命率は50~70%と高く、恐ろしい感染症です。」
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    貧血や肝臓が弱い人は要注意ですね。致死率がこんなに高いとは・・・怖いです。

  • ‘ビブリオ(Vibrio )’は‘振動’するという意味で、皆さんがご存知の“バイブレーター(vibrator)”と語源的には同じです。また、‘バルニフィカス(vulnificus )’は‘傷’という意味です。食中毒の原因となることで有名な腸炎ビブリオ菌とは親戚の関係にある細菌です。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    あの有名な腸炎ビブリオ菌の仲間だったんですね

  • ビブリオ・バルニフィカスは屈曲性で'べん毛'を持つ大きさ1~2μmの菌であります。そのため、顕微鏡で観察すると1~2mm程度で形は少し曲がって見え(1000倍拡大時)、さらにこの菌が生きた状態にあると'べん毛'がムチのように振動し激しく運動するのが観察されます(400倍拡大時)。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    べん毛がムチのように激しく運動って・・・見たくも想像したくもないです。

  • ビブリオ・バルニフィカスは2~3%の濃さの塩分を好み、海岸の近くの海水中や海水と淡水が混じりあうような場所に住んでいて、海水の水温が15℃以上になると増えます。また、この菌は海水中や海の底に生きている魚や動物性のプランクトン、それに貝類、カニなどの節足動物に付着しています。発病する菌の量は、この病気にかかりやすい人の場合で100個より少ない数とされています。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    うわ~・・・どこにでもいそうで怖い。しかも100個より少ない数で病気になっちゃうなんて。

  • どれぐらいの感染者がいるのか?

  • 日本国内におけるビブリオ・バルニフィカス感染症報告数に関する大石ら1)のまとめをみると、1975~2005年の30年間に南は沖縄県から北は青森県までの全国36都府県より185例(死亡率65%:死者117例、軽快64例、転帰不明4例)が報告されています。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    少し前のデータですが、かなり全国規模で感染してるんですね。しかも・・・死亡率も高くて、感染者数も多い気が。

  • 患者報告数が多い県は、熊本県27例、佐賀県20例、福岡県20例、愛知県19例、東京都12例でしたが、全体としては有明海沿岸の九州四県での患者の合計が77例と4割を占めています。また、愛知県からの発生数は19例と多いのでビブリオ・バルニフィカス感染症に対して注意が必要と思われます。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    愛知県に多いのが気になりますが、日本中で注意が必要なようです。

  • どんな人が感染しやすいのか?

     


    持病を持ってる、持っていないなどで、
    掛かりやすさはあるのでしょうか?

  • ビブリオ・バルニフィカス感染症はおそろしい病気ですが、この菌に汚染された食品を食べたとしても健康な人は軽い下痢や腹痛程度ですむと考えられます。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    なるほど。健康な人はさほど心配しなくてもよさそうですね。

  • 注意をしなければならないのは、免疫機能が減弱している人や、肝硬変、肝臓がんなど肝臓疾患のある人、鉄欠乏貧血などで鉄剤を内服している人など、感染危険度の高い(ハイリスク)人です。さらには、糖尿病の人、アルコールを大量に嗜む人、喘息などの治療目的でステロイド薬剤を使用中の人なども注意が必要です。なお患者は成人に多く、50~60歳の男性(男女比6:1)に多いことが報告されています。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    やはり、持病を持ってる人は危険かもしれません。また、年齢も少し高めで男性に多いようですね。

  • どうして感染するのか?

     


    感染経路が分かっていれば、
    ある程度、危険回避はできるはずです。

  • ビブリオ・バルニフィカスの感染源には、夏季に刺身や寿司に調理したボラ、スズキなど近海産の魚、貝類、カニ、エビなどの節足動物を生食、あるいは十分に加熱せずに食べたことにより感染する場合(経口感染型)
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    夏の魚介類は生食注意・・・ですね。

  • 岩場や砂浜で貝殻などで足などを切ってその傷口から感染する場合(経皮感染型)が知られています。古城ら2)によれば、経口感染型が患者総数の74%を占めており、経皮感染型は8.6%と低率でした。なお、人から人にビブリオ・バルニフィカスがうつって患者のまわりの人が感染したという報告はありません。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    やはり、「食べ物」からの感染が主なものですね。人から人への感染は無さそうです。

  • どんな症状が?

     


    命にかかわる症状が気になります。

  • 症状は、ビブリオ・バルニフィカスに感染後数時間から2日間の潜伏期間(多くは24時間以内)がすぎてから、最初に発熱、悪寒と皮ふ(おもに下肢)に激しい痛みを伴って発症します。その後、皮疹、腫れ、発赤、血圧低下などがあらわれます。症状の変化は急速なので、ハイリスクの人でこのような症状があらわれた場合には、早めに医療機関で受診することをお勧めします。
    出典 :ビブリオ・バルニフィカス感染症
     

    潜伏期間も短く、発症すると劇的に悪化するようです。怖いですね。

  • 予防はどうすれば?