脳の血管が破れる脳出血の原因と症状

血管のもろい部分が破れ、脳内に出血する病気である脳出血の原因と症状をまとめてみました。

view915

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 脳出血とは?

  • 脳出血とは、脳の中を走る細い血管が破れて出血する病気をいいます。別名「脳内出血」とも呼ばれています。出血した血液は脳内にかたまりをつくるので、脳内血腫ともいいます。脳出血の最大の原因となっているのが、高血圧です。血圧が高くなり、長年にわたって放置しておくと血管の壁が傷つきやすくなり、出血しやすい状態となります。
    高血圧が原因の脳出血は、「高血圧性脳出血」と呼ばれており、脳出血全体の実に8割を占めています。残りの2割が「その他の脳出血」であり、脳の動静脈奇形のような、もともとの血管の異常が考えられます。
    出典 :脳出血の原因は高血圧http://healthlife.xrea.jp/noshuketu/category1/entry2.html
     

    脳の動脈奇形の代表にくも膜下出血があります。

  • 脳出血とくも膜下出血

  • 脳出血5つの分類

     

    1.視床出血
     大脳の最も深い部分の出血です。
    2.被殻出血
     大脳の深い部分の出血です。
    3.小脳出血
     小脳の出血です。
    4.脳幹出血
     生命の中枢である脳幹部の出血です。
    ●原因のほとんどが、高血圧です。

    5.皮質下出血
     大脳の表面の出血で、脳動静脈奇形などの血管病変が原因の場合があります。

  • くも膜下出血

     

    脳の表面をおおう膜のひとつである「くも膜」の下に出血がある状態をいいます。原因は、脳動脈瘤の破裂によることがほとんどです。くも膜は、脳を保護する3層の膜(外側より硬膜、くも膜、軟膜)の一つです。くも膜と脳との間(くも膜下)には脳の栄養血管である動脈が走り、保護液でもある脳脊髄液(無色透明の体液)が循環しています。

  • 脳出血が起こる順序

  • 1.細い血管にできた微小動脈瘤が破裂して、周囲に小さな出血が起こります。
    2.小さな出血でもれた血液が、周囲のもろくなった血管を圧迫するようになります。そして、次々と破れていってしまいます。
    3.小さな出血がまとまると、やがて大きな血のかたまりとなってしまいます。これを血腫と呼びます。
    4.大きな血腫が周辺の脳を圧迫しはじめると、じょじょに脳の働きが低下していきます。さらに、出血によって血液の供給が止まってしまった部位が発生してくるため、いっそう脳の機能低下がすすみます。
    5.脳の働きが悪くなり、さまざまな症状が出てくるようになります。
    出典 :脳出血の種類と症状
  • 脳出血の症状

  • 脳出血の症状は、出血の程度や場所によって異なります。脳には運動や言語、視覚、感覚など様々な機能をコントロールする働きがあります。脳出血の場所がそういった運動の中枢であれば手足の麻痺が、言語の中枢であれば言語障害が起きてしまいます。
    脳出血が起きた場合、出血が少量であれば軽い頭痛や吐き気を感じます。出血の量が多くなるにつれて意識障害が起き、多量の出血になると昏睡状態となり生命の危険が生じます。これは、脳出血が起き、脳の中に急激に血の固まりができると、頭の中の圧力(頭蓋内圧)が上がることで固い頭蓋骨の中に入っている脳がむくんでしまって、脳幹という生命の中枢を圧迫するためです。
    出典 :脳出血とは | 荒木脳神経外科病院/広島市
  • 脳出血の前兆

  • 脳出血の前兆はありませんが、以下のような症状があらわれた場合は、脳出血も疑われます。症状が重くなくても、できるだけ早く救急車で医療機関に運んでもらったほうがいいでしょう。
    めまいがする
    頭痛がする
    立って歩けない
    気分が悪く、嘔吐した
    出典 :脳出血の前兆と初期症状
  • 脳出血の原因

  • 脳出血の最大の原因となっているのが、高血圧です。血圧が高くなり、長年にわたって放置しておくと血管の壁が傷つきやすくなり、出血しやすい状態となります。高血圧が原因の脳出血は、「高血圧性脳出血」と呼ばれており、脳出血全体の実に8割を占めています。
    出典 :脳出血の原因は高血圧
  • くも膜下出血の症状

  • ほとんどの方が、出血した瞬間に、「突然の、今までに経験したことのないような、あるいはバットで殴られたような頭痛」を感じます。これは、脳の保護膜の一部が痛みを感じるはらたきを持っていて、くも膜下に広がっていく出血が保護膜を刺激して頭痛をおこすためです。出血の程度によりますが、頭痛と一緒に、激しくはいたり、意識を失うこともあります。「突然、強い頭痛を訴えた後で倒れた人を目の前にしたら、くも膜下出血を考えて救急車を呼ぶべきである」ぐらい、特徴的な症状と言えます。手足の麻痺などは必ず起こるとは限りません。他の脳卒中(脳内出血、脳梗塞)の多くが、頭痛を感じない事や半身の運動麻痺を伴う事が多いこととは対照的です。
    出典 :脳出血とは | 荒木脳神経外科病院/広島市
  • くも膜下出血の前兆

  • くも膜下出血の場合、発作を起こした患者さんの約半数の人が、なんらかの前ぶれ症状を経験しています。もっとも多い症状が激しい頭痛で、発作の1~3週間前に起こるという特徴があります。
    くも膜下出血の多くは、脳の動脈瘤が破裂することによって起こりますが、破裂する前の動脈瘤は「未破裂動脈瘤」といいます。
    ここから小さな出血が起こると、今までに経験したことのないような激しい頭痛が起こります。この出血は「警告出血」と呼ばれています。
    出典 :くも膜下出血の前兆/前ぶれ
     

    くも膜下出血の警告サインとして、「警告頭痛(ワーニング・へデック)」といわれ、「金属バットやハンマーでおもいっきり殴られたような痛み」と表現される激しい頭痛です。


  • くも膜下出血の原因

  • くも膜下出血の原因は、くも膜下にはり巡らされた脳の栄養血管である動脈の一部が切れる事でおこります。くも膜下出血を発症した方の約8割から9割は、「脳動脈瘤」と呼ばれる動脈のコブからの出血です。
    脳動脈瘤は、大きくなって周りの神経や脳の働きを妨害する症状で発見される事もありますが、ほとんどは切れる瞬間まで無症状です。ほとんどの脳動脈瘤は動脈が枝分かれする部分にできます。
    出典 :くも膜下出血とは?
     

    くも膜下出血を引き起こす直接の因子は動脈瘤の破裂ですが、喫煙、過度の飲酒、高血圧などが大きな影響を及ぼしているといわれます。