HIVで使われる薬剤の種類と効果

現在HIVの治療に使われている主なお薬はどんなものがあるか調べてみました。

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  • カクテル療法

  • 複数の薬を各人の症状・体質に合わせて組み合わせて投与し、症状を抑える治療法
    出典 :カクテル療法 - Wikipedia
     

    このカクテル療法が発明されてから格段に治療が改善し、通常の寿命を全うすることが可能になりました。

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    正式名はHAART療法だが複数の薬剤を組み合わせることから、俗称的にカクテル療法とも呼ばれる。

  • どれが一番というのはない

  • 各人の症状・体質に合わせて組み合わせて投与し、ウイルスの増殖を抑え後天性免疫不全症候群 (AIDS) の発症を防ぐ
    出典 :HAART療法 - Wikipedia
     

    個人によって最適な薬剤の組み合わせが変わってくるため、どれが一番というものではなく、その人その人に合ったお薬を長く服用するのが大切なようです。

  • HIVの増殖の仕組み

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    1. ウイルスが細胞の表面に結合する
    2. ウイルスのRNAが細胞に入り、逆転写酵素を合成する
    3. 逆転写酵素により、ウイルスのRNAがDNAに変わる
    4. ウイルスのDNAがヒトのDNAに組み込まれる
    5. 組み込まれたDNAの情報によって、ウイルス構成に必要なタンパク質を作る
    6. 合成したタンパク質が集まり、新しいHIVが生まれる

  • 日本国内で認可されているHIV感染症治療薬

  • 逆転写酵素阻害剤

  • ウイルスのRNAをDNAに変える逆転写酵素を阻害する
    出典 :エイズ治療薬
     

    ウィルスが分裂して増殖するのを押さえるのが目的。

  • 逆転写酵素阻害剤の中には、核酸系逆転写酵素阻害剤と非核酸系逆転写酵素阻害剤があります。
    出典 :エイズ治療薬
  • 核酸系逆転写酵素阻害剤

  • 多剤併用療法の柱となる重要な位置付けの薬剤
    出典 :現在日本で使われている薬剤|核酸系逆転写酵素阻害剤
     

    カクテル療法の中心になるお薬です。

  • アジドチミジン、ジドブジン(AZT) 商品名(認可年):レトロビル® (1987)  
    ジダノシン(ddI) 商品名(認可年):ヴァイデックス® (1992)
    ジダノシン(ddI-EC) 商品名(認可年):ヴァイデックスEC® (2001)
    ザルシタビン(ddC) 商品名(認可年):ハイビッド® (1996)
    サニルブジン(d4T) 商品名(認可年):ゼリット® (1997)
    ラミブジン(3TC) 商品名(認可年):エピビル® (1997)
    ジドブジン/ラミブジン(AZT/3TC) 商品名(認可年):コンビビル® (1999)
    アバカビル(ABC) 商品名(認可年):ザイアジェン® (1999)
    テノホビル(TDF) 商品名(認可年):ビリアード® (2004)
    エムトリシタビン(FTC) 商品名(認可年):エムトリバ® (2005)
    アバカビル/ラミブジン(ABC/3TC) 商品名(認可年):エプジコム® (2005)
    テノホビル/エムトリシタビン(TDF/FTC) 商品名(認可年):ツルバダ® (2005)
    出典 :抗ウイルス薬 - Wikipedia
  • 非核酸系逆転写酵素阻害剤

  • ネビラピン(NVP) 商品名(認可年):ビラミューン®(1998)
    エファビレンツ(EFV) 商品名(認可年):ストックリン® (1999)
    デラビルジン(DLV) 商品名(認可年):レスクリプター® (2000)
    エトラビリン(ETV) 商品名(認可年):インテレンス® (2008)
    出典 :後天性免疫不全症候群 - Wikipedia
  • プロテアーゼ阻害剤

  • ウイルスのタンパク質を作る過程を阻害する
    出典 :エイズ治療薬
  • インジナビル(IDV) 商品名(認可年):クリキシバン® (1997)
    サキナビル(SQV) 商品名(認可年):インビラーゼ® (1997)
    サキナビル(SQV-SGC) 商品名(認可年):フォートベイス® (2000)
    リトナビル(RTV) 商品名(認可年):ノービアソフトカプセル® (1999)、ノービアリキッド® (1998)
    ネルフィナビル(NFV) 商品名(認可年):ビラセプト® (1998)
    アンプレナビル(APV) 商品名(認可年):プローゼ® (1999)
    ロピナビル/リトナビル(LPV/RTV) 商品名(認可年):カレトラソフトカプセル® (2000)、カレトラリキッド® (2000)、カレトラ錠® (2006)
    アタザナビル(ATV) 商品名(認可年):レイアタッツ® (2003)
    ホスアンプレナビル (FPV) 商品名(認可年):レクシヴァ® (2005)
    ダルナビル(DRV) 商品名(認可年):プリジスタ® (2007)
    出典 :抗ウイルス薬 - Wikipedia
  • インテグラーゼ阻害剤

  • HIV遺伝子の宿主遺伝子への「組み込み」を担う酵素インテグラーゼを阻害する薬剤
    出典 :現在日本で使われている薬剤|インテグラーゼ阻害剤
  • ラルテグラビル(RAL) 商品名(認可年):アイセントレス® (2008)
    出典 :抗ウイルス薬 - Wikipedia
  • 侵入阻害剤

  • HIV-1のタンパクあるいは酵素ではなく、宿主細胞のケモカインレセプターを標的にした薬剤
    出典 :現在日本で使われている薬剤|CCR5阻害剤
     

    宿主細胞に対するHIVの接着および侵入を阻害する効果があり、HIVが細胞にくっつくのを邪魔するお薬のようです。

  • マラビロク(MVC) 商品名(認可年):シーエルセントリ® (2008)
    出典 :抗ウイルス薬 - Wikipedia
  • その他

  • これらのお薬による副作用を押さえる薬なども一緒に処方されます。