知っていますか?発達性協調運動障害の症状

発達性強調運動障害…我々にはあまり馴染みのない病名かもしれません。
ADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)などのように、昔はあまり明らかにされていなかった比較的新しい病気なのかもしれません。
発達性協調運動障害がどのような病気で、どのような症状が出るのか調べてみました。

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  • 発達性協調運動障害とは!?

  • <発達性協調運動障害とは>
    発達性協調運動障害の「協調運動」とは、様々な動作を一つにまとめて動かすという意味を持っています。
    文字にしてみると難しそうですが、実はそう難しくはありません。

    私達は日常意識していないものの、複数の動作を組み合わせて生活しています。
    例えば、座る・歩くなどの運動は基本的なことですが、お箸を持つ・ボタンを留める・字を書くなど細かな動作も毎日行っていますね。

    夏休みに毎日行っていたラジオ体操なども、複合動作の代表になります。

    発達性協調運動障害とは、筋肉・神経・視覚・聴覚などに異常が見られないにもかかわらずこのような協調運動に支障をきたしてしまう発達障害に準ずる病気のことを言います。

  • ★このような分類がなされます★

     

    運動に関する動作には大きく分けて次の3つに分類されます。

    ①粗大運動…走る・ジャンプする・ボールを片手で投げるなどの全身を使う協調運動
    ②微細運動…字を書く・ボタンを留める・はさみを使うといった手先を使う協調運動
    ③組み合わせ運動…楽器を弾く・スキップをする・自転車に乗る・ラジオ体操など、複数の運動を組み合わせた協調運動

    <発達性協調運動障害の場合>
    上記①~③のような動作がぎこちなかったり、出来なかったり、出来ても時間が非常にかかるなどの症状が見られます。

  • 発達性協調運動障害は、小さい頃からその片鱗が見られることが多々あります。
    他の子よりも歩くのが遅い・歩いてもぎこちないなどの症状が見られたり、発達の遅さが標準よりも遅れていることなどが挙げられます。

    子供の発達の遅れを心配して両親が相談することによって、かなり早い段階から発達性協調運動障害とわかるケースが多くあります。

    また学校に行く頃になると、字が書けない・楽器が弾けない・縄跳びが跳べないなど「不器用」という印象を与えてしまうので、この障害に理解のない人の言葉や行動などに悩んでしまう児童もいると言います。

    特に子供にとって人気の体育・音楽・図工などの授業が極端に苦手な場合には、この病気が疑われる可能性が高いでしょう。

    また症状が軽度の場合には生活技能訓練などを行うことによって、立派に社会復帰されている方もいらっしゃいます。

  • 発達性協調運動障害の原因

  • 発達性協調運動障害の原因は、いまだ特定されてはいません。

    しかし、ADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)などの発達障害との合併によってこの症状が出て来ているという見方も存在し、さらなる研究が進められています。


    ・ADHD(注意欠陥多動性障害)…一つのことに集中できない・すぐに気が逸れる・忘れっぽいなどの症状がみられる
    ・LD(学習障害)…基本的な知的発達に関しては問題がないにもかかわらず、読み書き・計算・推論などの特定の習得や使用に問題がある

  • ★発達性協調運動障害の有名人★

     

    日本でも爆発的な人気がある「ハリー・ポッター」シリーズの主役ハリ-を演じたダニエル・ラドクリフ氏。

    ラドクリフス氏はこの発達性協調障害であることを告白しています。
    彼の場合は、靴ひもが結べないという症状があるそうです。

    このようなハンディキャップを持ちながら、世界の第一線で活躍するラドクリフ氏。
    今後益々の活躍を見守って行きましょう。