不安神経症ってどんな病気?

不安って誰もが抱えている感情ですが、それが極端な場合、きちんとした治療をする必要がある可能性があります。不安神経症について詳しく知りましょう。

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  • 不安神経症とはどんな病気なのか?

  • 不安を主症状とする神経症を、不安神経症といいます。
     不安は漠然とした恐れの感情で、誰でも経験するものですが、はっきりした理由がないのに不安が起こり(あるいは理由があっても、それと不釣り合いに強く不安が起こり)、いつまでも続くのが病的な不安です。不安神経症では、この病的な不安がさまざまな身体症状を伴って現れます。
     なお、国際疾病分類などでは「神経症」という用語はすでに正式な診断名としては使われなくなっており、従来の不安神経症にあたる診断名は、現在では「パニック障害」か「全般性不安障害」です。
    出典 :不安神経症(全般性不安障害) - goo ヘルスケア
  • 性格的なものだと思い込んでいませんか?

  • ココロの病には様々な種類があります。

  • ここではまず、「全般性不安障害」について。パニック障害はまた違います。

  • 原因は?

  • 一般に、神経症の原因は心理的な出来事(心因)とされていますが、実際にはそのような出来事がみられないこともしばしばあります。全般性不安障害の場合も、何らかの精神的なショック、心配ごと、悩み、ストレスなど、精神的原因と思われる出来事のあることもありますが、まったくないこともあり、また、過労、睡眠不足、かぜひきなど、一般的な身体的悪条件がきっかけで発症することもあります。日常生活上のさまざまなストレスを背景に、いつのまにか発症しているというのが普通です。
     全般性不安障害はもともと神経質で不安をもちやすい性格の人に多くみられ、女性に多く、男性の倍以上といわれています。
    出典 :不安神経症(全般性不安障害) - goo ヘルスケア
  • 症状にはどんなものがあるの?

  • 1.仕事や学業、将来、天災、事故、病気などのさまざまな出来事または活動について、過剰な不安と心配がある。しかし、その原因は特定されたものではない。
    2.不安や心配を感じている状態が6ヶ月以上続いており、不安や心配がない日よりある日のほうが多い。
    3.不安や心配は、次の症状のうち3つ以上の症状を伴っている。 そわそわと落ち着かない、緊張してしまう、過敏になってしまう
    疲れやすい
    倦怠感
    動悸・息切れ
    めまい・ふらつき感
    集中できない、心が空白になってしまう
    刺激に対して過敏に反応してしまう
    頭痛や肩こりなど筋肉が緊張している
    眠れない又は熟睡した感じがない

    出典 :全般性不安障害 - Wikipedia
  • 治療方法

  • 全般性不安障害の症状の中でも、身体的な緊張や不眠は、抗不安薬により即効性が期待できます。
    また、連続的に現れる不安や心配に対しては、効果が現れるまでに2~4週間程度の時間がかかりますが、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が有効であるとされています。
    全般性不安障害における精神療法では、自分の不安や心配の捉え方が偏っていること(認知の歪み)を明らかにし、認知の歪みを修正する認知療法が有効といわれています。
    全般性不安障害の多くの患者は、病気という認識は少なく、性格的なものと思いこんでいるようです。
    全般性不安障害の患者は、悪い出来事を予感しそれを回避するために、その日常行動は非常に狭い範囲に限られ、生活の質(QOL)は著しく低下します。
    病的な不安を治療するためにも、全般性不安障害の正しい知識と早期の治療がなによりも重要となります。
    出典 :全般性不安障害の治療|全般性不安障害の治療と克服
     

    性格的なものと思い込んでいると危険ですね。

  • 薬物治療と認知行動療法やEMDRなどの心理療法を組み合わせることで、高い治療効果を得ることができます。

    心理療法では、自分の不安・心配の受け止め方が偏っているのではないかと検討し、環境刺激であるストレスとその反応である感情・認知(思考)・身体(自律神経)・行動の変化との相互作用を検討して、精神障害、ストレス反応において生じている悪循環を断つことにより、症状の改善や問題の解決を図ろうとする認知行動療法や眼球の動きを利用して、記憶の脱感作と再処理を行うEMDRの有効性が立証されています。

    人間の反応の中で、感情(不安、緊張、イライラなど)や身体(疲労、頭痛、めまい、動悸など)の反応は、症状の中心ではありますが、意識的にコントロールすることが困難です。認知行動療法は、意識的にコントロール可能な認知と行動に働きかけて修正することにより、患者さんがおかれている悪循環を断つことによって、感情や身体の反応を含めた症状を相互作用的に改善しようとするものです。 全般性不安障害の認知療法としては、不安や恐怖のもとにある「自分または身近な人が大きな災難に遭うのではないか」などの誤った不適応的な考えを見つけて、現実的・客観的に否定して適切な考えに置き換える認知再構成が中心に行なわれます。
    出典 :姫路 心療内科|前田クリニック 全般性不安障害(GAD)の治療方法