ママになったら知ってほしい乳児突然死症候群(SIDS)

乳児突然死症候群(SIDS)を知っていますか?赤ちゃんが理由なく、寝ている間に死んでしまうという恐ろしい病気です。SIDSと発症を防ぐポイントをまとめます。

  • MUMMY 更新日:2014/05/14

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  • 乳児突然死症候群(SIDS)とは?

  • 乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気です。
    出典 :乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省
     

    大切に育てている赤ちゃんが理由なく急死するという、とても恐ろしい病気です。

  • 日本では、年間150人くらいの赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳児の死亡原因の第2位となっています。欧米では死亡原因の第1位です。
    出典 :NPO法人 SIDS家族の会 | SIDS(乳幼児突然死症候群)とは?
     

    近年の日本ではNPOや政府による予防キャンペーンが行われ、減少傾向にあります。

  • ・生後2~4ヶ月が発症のピークで、生後6ヶ月をすぎると減少する
    ・およそ4,000人に1人程度の割合で起こる
     (ただし、減少してきています)
    ・8割が家庭で、次いで保育園などで起こる
    出典 :SIDSって、なに? - gooベビー
     

    ほぼ家庭内で起こることが特徴。2~4ヵ月という赤ちゃんらしい可愛さが出てくる時期に発症することが多いというのも痛ましいです。

  • SIDSの原因は?

  • SIDSの原因をつきとめ、予防方法を確立するために、多くの研究者が努力していますが、はっきりした原因はまだつかめていません。今のところ、防御反射の異常がその原因と考えられています。乳幼児は通常睡眠時に極短時間の無呼吸や呼吸リズムの不整があります。しかし、通常なら容易にこの状態から抜け出せますが、中枢性防御反射の未成熟などにより、この状態から抜け出せないことが突然死に至らしめるという説です。
    出典 :NPO法人 SIDS家族の会 | SIDS(乳幼児突然死症候群)とは?
     

    残念ながらはっきりとした原因はわかっていないとのこと。

  • 「死は突然やってくる」SIDSの恐怖

  • Aさんの長女は生後3カ月半、愛らしい笑顔も見せるようになっていました。その日、いつものように3時頃おっぱいをあげて、グップをさせて……。30分ほど経ったとき、うつ伏せで眠り始めたのでAさんは、隣室のデスクで帳簿の整理。5時頃『そろそろオシッコで泣きだすかしら』と様子を見に行って、真っ白な顔ですでに死亡していた長女を発見。
    出典 :乳児死亡率のトップ SIDS 乳幼児突然死症候群|こどもたちのために|トータス株式会社
  • SIDSを防ぐ為にできることは?

  • SIDSを防ぐ為に(1)【うつぶせ寝は避ける/添い寝に注意する】

     

    赤ちゃんによってはうつぶせ寝が好きな子もいるとは思いますが…。

  • うつぶせに寝かせたときの方が、あおむけ寝の場合に比べてSIDSの発症率が高いと報告されています。うつぶせ寝がSIDSを引き起こすものではありませんが、医学上の理由でうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせるようにしましょう。
    出典 :乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省
     

    どうしてもうつぶせ寝をしてしまう場合は、なるべく目を離さないようにしましょう。

  • ある研究では、赤ん坊と添い寝をする事は、統計上重要な危険因子になっていることが知られています。しかし、このデータからソファーでの死亡の事例を差し引くと、親のベッドに赤ちゃんを寝かせることは統計的に危険要因にはなり得ませんでした。
    出典 :NPO法人 SIDS家族の会 | SIDSの危険因子について
     

    添い寝が全部ダメ!というわけではなく、ソファなどのちゃんとした寝床でないところでの添い寝はしない方が良いとのこと。

  • SIDSを防ぐ為に(2)【タバコをやめる】

     

    妊娠~育児を通して、タバコは百害あって一利なしです。

  • たばこは、SIDS発生の大きな危険因子です。平成9年度研究では、両親が喫煙する場合、両親が喫煙しない場合の約4.7倍SIDSの発症率が高いと報告されています。妊娠中の喫煙は、おなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にもよくない影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙もよくありません。これには身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
    出典 :乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省
     

    ママだけではなく、パパももちろんです。赤ちゃんの為に、禁煙(もしくはしっかりとした分煙)をしましょう。

  • 喫煙がなくなると、SIDSを49.3% 削減できると見込まれています。
    出典 :NPO法人 SIDS家族の会 | SIDSの危険因子について
     

    タバコがないことで約半数も防げるとのこと。

  • SIDSを防ぐ為に(3)【なるべく母乳で育てる】

     

    母乳はSIDSを防ぐ効果があるそうです。

  • 粉ミルク(人工乳)がSIDSの原因になるということではありません。比較した時に、母乳で育てた赤ちゃんのほうが、SIDSの発生率が少ないことが分かっています。
    出典 :SIDSって、なに? - gooベビー
     

    母乳は個人差があるので、ミルクのママはそこまで深く気にする必要はないですよ。

  • SIDSを防ぐ為に(4)【赤ちゃんをあたためすぎない】

     

    風邪をひいたから…と言って赤ちゃんを必要以上にあたたかい環境に置いてませんか?

  • SIDSで亡くなった子どもの調査で「衣類(帽子・手袋・靴下など)布団の着せすぎ」「亡くなって時間が経っているのに体温が高い」「汗をかいている」などの検査結果もあります。

    着せすぎや高温環境によって体温が上昇し、赤ちゃんはうつ熱状態になります。そこで、赤ちゃんの体は体温をそれ以上高くしないために、筋肉を弛緩させ、汗をかき、眠り続けます。その結果、呼吸が抑制され、血液中の酸素量が少なくなる低酸素状態となり命の危険にさらされる可能性があるということです。
    出典 :乳児突然死症候群
     

    赤ちゃんは体温調節が上手ではありません。こまめに赤ちゃんの様子を見て、服の着させ過ぎには注意を!

  • 厚生省研究班報告書では、赤ちゃんを布団や着衣で暖めるより部屋全体を温かくする方がSIDSの発生が低いことが示されています。
    室温を調節し、赤ちゃんが自由に動けるような着衣、寝具が大切です。
    出典 :NPO法人 SIDS家族の会 | SIDSを少なくするために
     

    寒いのであれば、赤ちゃんに服を着せるのではなく、エアコンなどで部屋全体をあたためて調節してみてくださいね。