リンパ腫とは、どんな病気か。その原因、症状と治療法

悪性リンパ腫とは、どんな病気なのか。その原因、症状、治療法を調べてみました。

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  • リンパ腫とは?

  • リンパ組織は、感染などからからだを守る、重要なはたらきをしています。悪性リンパ腫は、このリンパ組織を構成するリンパ節、脾臓(ひぞう)、扁桃(へんとう)などの細胞が悪性化して、無制限に増殖する病気で、白血病とならぶ代表的な血液のがんです。
    出典 :悪性リンパ腫 とは - コトバンク
  • 悪性リンパ腫の初期症状

  • このリンパ系組織に出来るがんですから、ガンがどこの組織に出来たかにより、症状は異なります。
    最も多い症状は、首や脇の下、足の付け根などリンパ節の多い箇所に、痛みのないしこりができます。その他にも、発熱、体重の減少、ひどい寝汗(盗汗)がよくある症状で、これら3つの症状を「B症状」といい、悪性リンパ腫特有の症状です。
    しこりは悪性リンパ腫の初期症状ですが、痛みがないため早期発見が難しいです。風邪でもリンパが腫れてしこりが出来ることがありますし、結核、梅毒、白血病など重篤な病気の場合もあります。
    ただし、これらの病気は痛みがあることがほとんどですので、痛みもないのにリンパ節が1cm以上腫れた場合は、悪性リンパ腫を疑い、専門医の診断を仰いだほうがよいでしょう。
    出典 :悪性リンパ腫 とは - コトバンク
  • 検査と診断

     

    腫れたリンパ節の組織の一部を採取し、顕微鏡で見て細胞の種類を調べるリンパ節生検を行なわないと、確実な診断はくだせません。
    1回のリンパ節生検では診断をくだすことができず、経過をみながらくり返しリンパ節生検を行なって、初めて診断がつくこともあります。血液の専門医がこの検査を行なって初めて診断が可能になるのですが、ときには専門医でも診断が困難なこともあります。

  • 悪性リンパ腫の原因

  • 病原体もそのひとつで、非ホジキンリンパ腫の一部では、エプスタイン-バー・ウィルス(EBウイルス)が発症と深い関わりがあると言われています。また、ヘリコバクター・ピロリ菌は胃の悪性リンパ腫と関わりがあると考えられ、C型肝炎ウイルスやヒトヘルペスウイルス6型、8型も原因になり得るとされているのです。
    出典 :悪性リンパ腫の原因と症状
  • リンパ腫の種類

     

    悪性リンパ腫は、癌の組織細胞の違いにより様々に分類されています。
    大きく分けると「ホジキン病」と「非ホジキンリンパ腫」の2つです。
    ホジキン病とは、白血球の中のリンパ球が悪性化したがんで、全身のリンパ節が腫れたり、ができたりする病気です。悪性度が低く、治療が予定どおりできれば治ることが多い(およそ65-80%)病気です。
    非ホジキンリンパ腫とは、ヒトT細胞白血病I型ウイルスの感染が関係していることがわかっています。悪性リンパ腫の80-90%に見られます。

  • 悪性リンパ腫の治療法

  • 悪性リンパ腫の治療には抗がん剤を用いる化学療法と放射線療法があります。手術を必要とすることは稀です。治りにくいリンパ腫や治療の効果が十分でない患者さんに造血幹細胞移植が有効な場合があります。
    出典 :悪性リンパ腫 | がんの知識 | 愛知県がんセンター中央病院
  • 化学療法

     

    薬剤によりリンパ腫細胞を殺す治療法です。効き目の高い薬が数多く開発されており、いろいろな薬が組み合わせて使用されています。多くは2~3週間単位で行われ(1クール)、副作用が強くなければ4-8回(クール)繰り返します。

  • 放射線療法

     

    悪性リンパ腫は放射線に感受性のあるがんの一つです。病巣が限局している早期のリンパ腫などには放射線照射が単独もしくは短期的な化学療法と併用で実施されることもありますし、病巣が大きい場合には化学療法の後で照射することもあります。
    照射は1週間に5回、4週間から6週間続ける場合が多いですが、体調により回数や期間が短くなることもあります。

  • 造血幹細胞移植

     

    大量の薬剤の投与や全身に放射線を照射した後、正常な血液を回復させるため造血幹細胞を移植する治療法を造血幹細胞移植と言います。通常の治療よりも強力な治療を行うことができるため治癒する可能性が高くなります。
    造血幹細胞の種類により末梢血幹細胞移植と骨髄移植とがあり、化学療法や放射線療法では治癒する見込みが少ない場合にこの移植が検討されます。

  • 悪性リンパ腫の専門病院