20歳過ぎたら子宮頸がん検診を!

性経験の低年齢化に伴い、若者の間で子宮頸がんが増えています。早期発見が重要となるため、20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。

view184

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 子宮頸がんとは?

  • 女性にしかない特別な臓器のひとつが子宮です。この子宮の入り口付近である、子宮頸部にできるがんを、子宮頸がんといいます。
    性行為感染症である尖圭コンジローマと同様、ヒト乳頭腫ウイルス (HPV) の感染によって発症します。
    子宮頸がんになった場合、子宮や子宮のまわりの臓器を摘出しなければならなくなることがあります。また、がんがもっと進行した場合、生命そのものに対して重大な影響を及ぼすおそれがあります。

  • 子宮頸がんになりやすい人は?

  • 癌と聞くと遺伝性のものと思われがちですが、子宮頸がんに関しては違います。
    子宮頸がんは遺伝などに関係なく、性交経験がある女性なら誰でもなる可能性のある病気です。
    性交経験の低年齢化もあり近年では20代後半から30代に急増しており、特に若い女性の発症率が増加傾向にあります。子宮頸がんは、女性特有のがんの中では乳がんに次いで第2位を占めており、特に20代から30代の女性においては、発症するすべてのがんの中で第1位となっています。

  • 癌の症状について

  • 子宮頸がんの初期症状は全くありません。そのため気が付かないうちに進行していることもあります。
    そして、癌が進行してくると不正出血やおりものの増加、性交のときの出血などがみられます。
    さらに進行すると、子宮をすべて摘出する手術が必要になることもあり、妊娠、出産の可能性を失い、女性にとって心身ともに大きな負担となります。また、他の臓器にがんが転移している場合には、子宮以外の臓器も摘出する必要があり、生命に関わることもあります。

  • 子宮頸がん検診について

  • 子宮頸がんは命に関わる病気ではありますが、定期的に検査をすれば癌になる前に発見し適切な処置が行える病気でもあります。
    子宮頸がんの検診や診断は、全国の婦人科クリニックで受けることができます。現在では、企業で受ける定期健診や、結婚前のブライダル検診の一部に含まれるなど、さまざまな形で検診が可能です。2年に一度は、検診を欠かさずに受けましょう。
    検査の流れは、まず問診で自覚症状の有無や生理の状況などを聞き、その後、内診台での検査があります。このときやわらかいブラシやヘラのようなものを膣に挿入し、子宮頸部の粘膜を軽くなでるように採取します。これを細胞診といいます。まれに出血が見られることもありますが痛みはほとんどありません。
    これで検査は終了です。

  • 検査の費用について

  • 子宮頸がん検診を受診する方法はいくつかあります。
    そのため受診の仕方や地域によっても金額が異なります。
    自治体が実施している住民検診は、保健所や自治体が指定した医療機関で受診する必要があり、対象となる年齢や実施時期にも制限がありますが、自治体からの補助があるため、比較的安く受診することができます。費用は自治体によって異なりますが、1,000~2,000円程度から無料の地域もありますので、一度自分の住む自治体へお問い合わせいただくことをおすすめします。
    また職場の健康診断を利用する方法もあります。健康保険組合によって費用が補助されることが多いので、一度、確認してみるといいでしょう。