胸膜炎は危険な病気です

胸膜炎と言ってもピンと来ない人も沢山いると思いますが、様々な合併症を起こす可能性の有るとても怖い病気です。

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  • 胸膜炎とはどんな病気?

  • 胸膜炎とは

     

    胸膜に炎症がおこり、内・外側の二重になった胸膜のすき間(胸膜腔)に水(胸水)がたまってきた状態が、胸膜炎です。中等量以上に胸水がたまると、胸部の圧迫感や息切れが現われます。胸痛は胸膜炎の初期にみられることが多いのですが、胸水がたまるとともに胸痛はむしろ軽くなります。

  • 胸膜炎の種類
    1.結核性胸膜炎
    2.化膿性胸膜炎(膿胸)
    3.ガン性胸膜炎
    出典 :胸膜炎/がん性胸膜炎/結核性胸膜炎/膿胸/胸水/胸水貯留/化膿性胸膜炎/肋膜炎
  • 1.結核性胸膜炎
    a.深呼吸・咳嗽時に側胸痛(特殊の刺痛)・咳嗽・頻脈
    b.多量の浸出液が貯留すれば呼吸困難
    c.発熱・全身倦怠・皮膚蒼白・羸痩
    d.重症では、著明なチアノーゼ
    出典 :胸膜炎/がん性胸膜炎/結核性胸膜炎/膿胸/胸水/胸水貯留/化膿性胸膜炎/肋膜炎
  • 2.化膿性胸膜炎(膿胸)
    a.病初より高熱、頭痛
    b.激しい胸痛、咳嗽、
    c.全身倦怠感、
    d.7~10日後には膿液が貯留する
    出典 :胸膜炎/がん性胸膜炎/結核性胸膜炎/膿胸/胸水/胸水貯留/化膿性胸膜炎/肋膜炎
  • 3.ガン性胸膜炎
    i.びまん性中皮腫 [症状]:初期には無症状
     胸痛・咳嗽・胸内苦悶・反回神経麻痺
    ii.転移性胸膜腫瘍 [症状]:高度の呼吸困難と胸痛
     血性浸出液が急激に貯留する
    出典 :胸膜炎/がん性胸膜炎/結核性胸膜炎/膿胸/胸水/胸水貯留/化膿性胸膜炎/肋膜炎
  • 胸膜炎の原因としては、感染症、悪性腫瘍が主なものであり、膠原病、肺梗塞、石綿肺も胸水がたまる原因になります。低蛋白血症や、うっ血性心不全でも胸水がたまります。
    出典 :胸膜炎 - goo ヘルスケア
  • 胸膜炎/2分で分かる医療動画辞典 ミルメディカル - YouTube

  • 症状の現れ方
    最初の症状としては胸痛が多く、この胸痛は深呼吸や咳で増悪するのが特徴です。原因が感染症であれば、発熱を伴います。咳も出ますが痰は少なく、胸水が増えてくると呼吸困難を感じるようになります。
    出典 :胸膜炎 - goo ヘルスケア
  • 検査と診断

     

    胸膜炎は、医師の聴打診のみでも診断がつくことがあります。胸水のたまった部位が打診で濁音を示し、呼吸音が弱くなり、特徴的な胸膜摩擦音が聞かれる場合です。

  • 胸部X線検査で胸水がたまっているのが明らかにされます。胸水が少量の場合には、胸部CT検査で初めて診断がつく場合もあります。 胸膜炎の原因を調べるために、胸水検査が行われます。肋骨と肋骨の間から細い針を刺し、胸水を採取します。採取した胸水が血性であれば、結核や悪性腫瘍を疑います。
    出典 :胸膜炎 - goo ヘルスケア
  • 次いで胸水の比重や蛋白濃度を調べ、いずれも高値(比重1・018以上、蛋白3・0gdl以上)であれば滲出液と呼び、感染症、悪性腫瘍などを疑います。いずれも低値であれば漏出液と呼び、低蛋白血症やうっ血性心不全が原因です。 胸水中の白血球分類が行われ、好中球が増えていれば細菌感染が原因であり、リンパ球が増えていれば、結核や悪性腫瘍が原因として考えられます。
    出典 :胸膜炎 - goo ヘルスケア
  • 悪性腫瘍や結核の確定診断は、胸水から悪性細胞や結核菌を証明することです。また、胸水中のADA(アデノシン・デアミナーゼ)の上昇(50U以上)は、結核を診断する有力な方法です。 胸水の検査だけで診断が得られない場合には、胸腔鏡を用いて胸腔内を肉眼的に観察し、病変と思われる部位を生検して確定診断をする場合もあります。
    出典 :胸膜炎 - goo ヘルスケア
  • 胸膜炎の治療

     

    胸膜炎の原因を明らかにして,それに対する治療を行う必要があります。 胸水が完全になくなり,赤沈値が正常化するまでは安静にします。

  • 胸痛,発熱,咳などに対しては対症的に治療していきます。 結核性胸膜炎に対しては,肺結核などと同様に抗結核剤の投与により治療が行われますが,胸水吸収促進と胸膜癒着防止のため副腎皮質ステロイドが併用される場合もあります。
    出典 :胸膜炎とは
  • 癌性胸膜炎

     

    癌性胸膜炎は、肺癌が最も多く引き起こします。癌細胞が播種状にばらまかれ、肺に水が溜まる状態を癌性胸膜炎と言います。

  • 癌性胸膜炎の診断を受けた場合、一般的には余命半年から1年程度と言われており
    呼吸苦や胸の強い痛み、咳などが代表的な特徴です。
    出典 :癌性胸膜炎を治す治療法
  • 胸水が溜まった状態で癌が発見されると手術の適応外となり、抗がん剤などの化学療法を中心とした治療がメインとなりますが、抗がん剤治療中も、肺に水が溜まって来る場合は、胸腔ドレナージを行い、胸水が減った時点でアドリアマイシンなどの抗癌剤やピシバニールを注入し、胸水が再びたまるのを防ごうとします。しかしながら、100%防ぐことは不可能であり、再び溜まってくる場合や癒着が失敗することもあります。
    出典 :癌性胸膜炎を治す治療法
  • 同時にシスプラチンなどの抗癌剤の全身投与を行う場合もあります。最近では分子標的薬であるイレッサやタルセバで胸水が減ったという声もあり、延命される方が増えてきています。胸水の量が増えてきて、呼吸が苦しくなった場合はたまった水を抜くことがあります。
    出典 :癌性胸膜炎を治す治療法
  • 1回排液量は1000~1500mlが目安となり、頻回の穿刺排液により電解質異常、栄養分の喪失が起きるため、できるだけ抜く回数は減らしたほうがよいです。また、あまり何度も抜くと溜まってくる速度が速くなる可能性も一部では言われております。
    出典 :癌性胸膜炎を治す治療法
  • 注意点

     

    注意すべきは中年以降の女性で、喫煙暦がない場合でも肺がんになるリスクは高い傾向があります。いずれの場合も胸膜炎の症状である、胸痛や咳、呼吸困難などの症状が出た場合は病院を受診して、正確な診断をしてもらい治療を開始してください。