「高脂血症」と診断されてしまったら・・・どんな食事をとれば良いの?

コレステロール値が高い、中性脂肪が多いといった、脂質異常症、すなわち「高脂血症」と診断されてしまったら・・・。そんな時に役立つ、食事方法、食事療法とは?

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  • 「高脂血症」ってどんな症状なの?

  • 「高脂肪血症(高脂血症)」とは、血液中のコレステロール値や中性脂肪が増加した状態です。

    コレステ ロールは、ホルモンの材料になったり、細胞膜を作る、脂肪の吸収を助ける、といった働 きがあり、中性脂肪はエネルギー源として働きますが、過剰になるとからだに障害をもたらします。

    糖尿病と同様に自覚症状に乏しく、動脈硬化によって重篤な病気を引き起こすのが特徴です。現在患者数は約700万人いるといわれており、増加傾向が続いています。

    健康診断などで発覚することが多いようです。
      

  •  

    暴飲暴食、運動不足などは高脂血症を招きます。

  •  血液中にある4種類の脂質のうち、多過ぎると問題なのは、コレステロールと中性脂肪です。脂質異常症には、

    (1) LDLコレステロールが多いタイプ(高LDLコレステロール血症)
    (2) HDLコレステロールが低いタイプ(低HDLコレステロール血症)
    (3) トリグリセライド(中性脂肪)が多いタイプ(高トリグリセライド血症)

    の3タイプがあります。
    出典 :脂質異常症ってどんな病気?|厚生労働省
     

    脂質異常症と一言で言っても種類があります。

  • 高脂血症になったときの食事療法は?体によい食事って?

  • 高脂血症(脂質異常症)の食事療法は、まずは一日に摂取するエネルギー量を適正にし、摂取する炭水化物、たんぱく質、脂肪の配分をバランスのとれたものに改善します。肥満がある場合は肥満の是正も大切になります。

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    一日に必要なエネルギー量を計算し、適切な摂取を。

  • 適正なエネルギーをとりましょう  

    エネルギーをとりすぎると、肝臓でのコレステロールの合成が促進されます。余分なエネルギーは肝臓でトリグリセライド(中性脂肪)に合成され、血液中のトリグリセライドも高くなります。逆に消費エネルギーの方が多いと、トリグリセライド分解されエネルギー源として使われます。肥満のある場合は、標準体重(※)に近づけましょう。



    ※標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
    (日本肥満学会の式)
    出典 :脂質異常症(高脂血症)の食事 | 食事療法のすすめ方 | 東京都病院経営本部
     

    体重を、適正な体重に保ちましょう。

  • 良質なたんぱく質を適量とりましょう

    魚・肉・大豆製品・卵など良質なたんぱく質を含む食品は、毎食1品はとるようにしましょう。
    LDLコレステロール(悪玉)を減らし、HDLコレステロール(善玉)を増やすためには、脂肪の多い肉や卵を減らし、魚や大豆製品を選ぶようこころがけましょう。
    出典 :脂質異常症(高脂血症)の食事 | 食事療法のすすめ方 | 東京都病院経営本部
     

    タンパク質の全カットはNGです。ただ質には注意を。

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    善玉コレステロールを増やそう!

  • 脂肪の質と量に注意しましょう

    脂質からのエネルギー量は全体の20〜25%とし、動物性脂肪は控えるようにしましょう。
    出典 :脂質異常症(高脂血症)の食事 | 食事療法のすすめ方 | 東京都病院経営本部
     

    現代的な食生活の見直しが必要かも。。。

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    ソーセージなどには注意を!

  • 動物性脂肪は控えましょう

    •牛乳などの乳製品や卵は指示量に合わせてとりましょう。
    •肉は脂肪の少ない部位を選びましょう。
    •市販食品や加工食品は、動物性脂肪を使っているものが多いので注意しましょう。
    出典 :脂質異常症(高脂血症)の食事 | 食事療法のすすめ方 | 東京都病院経営本部
     

    脂肪分の少ない部位を選んでみましょう。

  • コレステロールを多く含む食品を控えましょう

    食品からとるコレステロール量は1日300mg以下にしましょう。コレステロールは卵類、レバーやモツなどの内臓類に多く含まれていますので控えましょう。魚の中でも内臓と魚卵はコレステロールが多いので、しらす干しのような小魚や、丸ごと食べるメザシやわかさぎ、タラコ、数の子、イクラなどの魚卵あるいは白子、塩辛などは一回に食べる量と頻度に注意が必要です。
    出典 :脂質異常症(高脂血症)の食事 | 食事療法のすすめ方 | 東京都病院経営本部
     

    魚は体に良さそう・・・と思っても魚卵などは要注意!

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    アルコールは適量を心がけて。

  • アルコール飲料を控えましょう

    アルコールは1日25g以下が適量とされていますが、他の合併症などにもよります。

    アルコール20〜25gに相当するアルコール飲料
    •ビール…中瓶1本(500ml)
    •日本酒…1合(180ml)
    •焼酎…0.5合(90ml)
    •ウィスキー…ダブル1杯(60ml)
    •ワイン…グラス2杯(200ml)
    出典 :脂質異常症(高脂血症)の食事 | 食事療法のすすめ方 | 東京都病院経営本部
     

    飲み過ぎには注意を。