意外と周りにもいるかも? ひょっとしたら自分も? 気分障害まとめ

「気分障害」という言葉はあまり聞いたことがないかと思います。
今回はそんな気分障害についてまとめてみました。

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  • 気分障害とは何か

  •  気分障害とは、文字通り気分が沈んだり、「ハイ」になったりする病気です。以前は感情障害と呼ばれていましたが、泣いたり笑ったりする「感情」の病気というよりも、もっと長く続く身体全体の調子の病気という意味で、気分障害と呼ぶようになりました。病気がひどい時に、一時的に妄想や幻聴などの精神病症状がでることもありますが、いわゆる精神病には含まれません。
    出典 :気分障害とは何か
     

    精神病ではないんですね。

  •  

    気分障害には、大きく分けて2つの病気があります。1つはうつ病、もう1つが双極性障害(躁うつ病)です。

    引用)
    http://square.umin.ac.jp/tadafumi/MoodDisorder.html

  • 気分障害の症状

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    ストレスが気分の変化のきっかけとなることが多く、しばしば再発を繰り返します。

    引用)
    http://www.karacli.com/emotionaldisoder.html

  • うつ病は、以前は躁うつ病のひとつのタイプに含めていましたが、現在は、独立した診断名としてあつかわれる傾向にあり、従来の躁うつ病と同じ意味では双極性障害が用いられています。

    双極性感情障害は、気分が高揚し、生気がみなぎって活動的となる時期(躁病エピソード)と、気分が落ち込み、元気がなく活動性が下がる時期(うつ病エピソード)を交互に繰り返す病気です。エピソードはふつう完全に回復します。

    躁病エピソードだけを示す患者は比較的少ないですが、そのような場合も双極性障害と診断されます。

    出典 :気分障害の症状とは? 治療と特徴
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    うつ病、気分障害という名前から、どうしても気持ちだけが落ち込む病気かと思ってしまいますが、実際はもっとからだ全体の調子が悪くなってしまう病気です。

    引用)
    http://square.umin.ac.jp/tadafumi/MoodDisorder.html

  • 一方、うつ病は、うつ病エピソードだけがみられる病気です。この病気にかかると、患者は通常、気分が沈み、興味や喜びが失われ、生気がなく活動的でなくなります。ちょっとしたことでも、ひどく疲れやすく感じます。

    そのほかにも、集中力・注意力の低下、自信の低下、自責感が目立ち、将来を悲観して、自殺を考えるようになったりします。時々、イライラ感や不安感が目立ち、かえって落ち着きがなくなる場合もあります。しばしば不眠、食欲低下、体重減少、性欲減退などの身体症状を伴うために、最初は体の異常を疑って一般の内科を受診する患者も少なくありません。
    出典 :気分障害の症状とは? 治療と特徴
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    うつ病にかかった患者は、気分転換や慰めにもほとんど反応しませんが、朝方悪くて、夕方には少し症状が軽くなるという日内変動がみられることがあります。

    引用)
    http://www.karacli.com/emotionaldisoder.html

  •  うつ状態がひどくなると、こうした症状が極端になり、「恐ろしい罪を犯した」「決して治らない身体の病気にかかった」「家が破産した」など、ありもしないことを信じ込む症状(妄想)や、こうした内容の幻声まで聞こえてくることもあります。こうした場合、「精神病症状を伴ううつ病」と呼びます。
    出典 :気分障害とは何か
  • 代表的な症例

  •  72歳女性。幼少時父が失踪し、母に育てられた。女学校卒後、会社員として勤務し、28歳で結婚。子育てをしながら62歳まで仕事をしていた。

     60歳頃より夫と感情的にすれ違うようになり、定年退職と共に夫と別居し、娘と2人暮らしを始めた。この頃より、不眠、食欲不振、意欲低下が出現したが、何とか家事はしていた。精神科を受診し、うつ病の診断で治療を受け、2年ほどで軽快。その後は問題なかった。 

     71歳時、帯状疱疹にかかり、内科で治療を受けたが痛みが続いた。4カ月ほどして、次第に抑うつ気分、食欲不振、不眠が出現したため同じ病院を受診し、抗うつ薬を投与されたが、副作用でふらふらになり、通院を中断。別の病院で抗不安薬による治療を受けたが改善しなかった。72歳時、抑うつ症状が次第に悪化し、焦燥、希死念慮が出現したため、大学病院精神科に入院し、抗うつ薬による治療を開始した。

     病棟では、「歩けない」「私はもうだめだ」「食べ物が一口も食べられない」と訴え、検査の時は車椅子で看護婦が付き添い、配膳も看護婦が行っていたが、実際は食事、歩行はできていた。1カ月ほどで自ら配膳、歩行ができるようになったが、相変わらず自己評価は低かった。入院7カ月目に、抗うつ薬の作用増強のためリチウムを加薬したところ、次第に自己評価も改善し、自分でも「良くなってきた。退院したい」と言うようになった。9カ月目には完全に改善し、退院となった。
    出典 :気分障害とは何か
  •  22歳女性。短大卒後就職し、仕事も特に問題なくこなしていた。21歳時、職場の配置転換を機に、仕事に積極的になれず、趣味のテニスもしなくなったが、何とか出勤していた。3カ月ほどして、不眠が出現した後、朝4時頃に起き出して朝早くから誰も来ていない会社に出勤したり、高価なブランド物のバックなどを買い漁る、朝早くから友人に電話してひんしゅくを買うなどの行動が出現し、様子がおかしいことに気づいた両親が精神科を受診させ、入院となった。入院時は多弁で、口を挟むのも難しいほどであった。リチウムおよび抗精神病薬により治療を開始すると、躁状態は落ち着いたが、すぐにうつ状態となり、また躁状態となることを繰り返した。リチウムに加え、カルバマゼピン、バルプロ酸を加えたところ、次第に落ち着き、躁状態、うつ状態は出現しなくなり、1年間の入院後、退院となった。職場の上司も病気を理解してくれたため、元の職場に復帰し、その後は順調に仕事を続けている。
    出典 :気分障害とは何か
  • 経過と予後

  •  うつ病の経過は人によってさまざまです。一生に一度きりで2度とならない人もいるし、何度も繰り返す人もいます。途中から躁状態がでてきて双極性障害になる人もいます。
    出典 :気分障害とは何か
  •  双極性障害では最初のうちは、ストレスでうつ状態になることが数年に1回あるという程度ですが、次第に回数が増え、ついには特にストレスがなくても1年に4回以上病気を繰り返す状態(ラピッドサイクリング)になってしまいます。

     双極性障害には予防薬があるので、これをしっかりのめばたいてい再発は防げるか再発しても軽くすみます。しかし、一生薬を飲むのは並大抵のことではなく、ほとんどの場合薬をやめてしまい、再発します。躁状態、うつ状態はいずれ治りますから、自殺さえしなければ、それ自体で命を落とすことはありません。しかし、躁状態、うつ状態を繰り返したまま治療もせず放っておくと、離婚、失職など、社会的には相当のハンディキャップを背負うことになってしまいます。
    出典 :気分障害とは何か
  • 国民の約15人に1人がこれまでにうつ病にかかったことがあるにもかかわらず、その4分の3は医療を受けていないといわれており、うつ病が国民にとって非常に身近な問題ですにもかかわらず、その対応が適切になされていないのが現状です。うつ病への気づきと適切な診断・治療が重要です。
    出典 :気分障害の症状とは? 治療と特徴