クローン病とステロイドの副作用について。

クローン病とステロイドの副作用についてまとめます。若い人がなりやすく、原因不明とされるクローン病。一体どんな病気で、治療に使用されるステロイドの副作用とはどのようなものなのでしょうか?

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  • クローン病とは?

  • クローン病とは、おもに10~30代の若い人に見られる病気で、口腔から肛門に至るまでの消化管のあらゆる場所(主に小腸や大腸)に、炎症や潰瘍を引き起こす病気です。
    出典 :クローン病とは|クローン病|ドクター's コラム|eo健康
  • クローン病の症状とは?

     

    主な症状は腹痛・下痢・発熱・体重減少です。
    中には中耳炎とそっくりな症状の為、中々クローン病と診断されないケースもあります。

  • クローン病の原因とは?

  • 原因は不明ですが遺伝的素因、環境因子(食餌、感染、化学薬品、食品添加物等)、免疫異常などが複雑に絡みあって発症すると考えられています。
    出典 :クローン病とは|クローン病|ドクター's コラム|eo健康
  • クローン病の治療とは?

  • 治療の基本となるのは「腸管の炎症を抑えること」、「症状の軽減を図ること」、「栄養状態を改善すること」です。薬物療法と栄養療法を組み合わせたコンビネーション療法が中心となります。
    出典 :クローン病の治療法|クローン病|ドクター's コラム|eo健康
  • クローン病とステロイドの関係。

  • ステロイドを使うのはどんな場合?

     

    中等度~重症の患者さんに使用します。
    主に急性期の治療に使用し、3ヶ月を目処に量を減量し、使用を中止します。(副作用がある為)

  • 関節炎や結節性紅班、口腔内病変など腸管外合併症が認められる場合は5-ASA製剤のみではコントロールできない場合が多く、ステロイドを使用します。
    出典 :炎症性腸疾患センター(IBD外来) | 東京医科歯科大学消化器内科
  • ステロイドの副作用とは?

     

    消化性潰瘍の悪化、糖尿病の悪化、感染抵抗力の低下、筋力の低下、ムーンフェイス(顔が丸くなる)、にきび、体重増加、浮腫、不眠、多毛、食欲亢進、月経異常などがあります。

  • 長期のステロイド投与の寛解維持効果は証明されておらず、そのリスクは効果を上回るとされています。従って、ステロイドの使用は漫然と投与することを避けることが大切です。
    出典 :炎症性腸疾患センター(IBD外来) | 東京医科歯科大学消化器内科
     

    使用時の状態にもよりますが、海外の報告では短期的使用で60~70%の患者さんに効果があるとされています。しかし、約30%の人がステロイド依存症に。最近では急性期になるべくステロイドを使用しないように治療法の工夫が行われるようになってきています。

  • ステロイドは良くないの!?

  • ステロイド剤は徐々に体に蓄積され、やがて酸化コレステロールに変化して周辺の組織を酸化し、新たな皮膚炎を起こすようになるのです。体内で酸化が進むと交感神経の緊張が強くなり、穎粒球の増加による組織破壊も進行して炎症は悪化の一途をたどります。
    出典 :病気を難治化させるステロイド剤
     

    年単位で使用すると依存症の原因に。長期の使用は避けたいところ。

  • 副作用の面からステロイド使用を敬遠され最終的に病状が悪化するケースも少なからずみられます。
    出典 :炎症性腸疾患センター(IBD外来) | 東京医科歯科大学消化器内科
     

    しかしステロイドが有効な場合もあります。お医者さんとよく相談して治療方針を決める必要があります。

  • 急にステロイドの使用を中止すると危険!

  • ステロイドは、併用薬を工夫したり、減量を検討するなど副作用予防のための対策をとりながら使用する必要があります。急にステロイドを中止することはかえって危険ですので、気になる場合は必ず主治医に相談しましょう。
    出典 :IBDの薬物療法|高野病院
     

    急に使用を中止すると食欲不振、全身倦怠感、悪心・嘔吐、発熱などが現れたり、ひどいときは血圧が急激に低下し、ショックや意識障害を起こすことも!注意が必要です。