顎の腫れと痛みが表れる病気は?顎下腺の病気について

顎の腫れと痛みの症状が表れた場合、生活に大きな支障が出てしまいます。
会話をすることはもちろん、食事や唾を飲み込むだけでも違和感や痛みを感じてしまいます。
このような症状が表れた場合は、顎下腺に何らかの異常があると考えられます。

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  • 顎の腫れと痛みの原因

  • 顎は、日常生活においてなくてはならないものです。
    顎の腫れと痛みがある場合、自由に口を動かすことができなくなってしまいます。
    食事や会話だけでなく、くしゃみやあくびなど無意識にしている動作も苦痛に感じてしまうのです。
    このように、顎の腫れと痛みは日常生活に大きな支障をきたすため、早めに治療を行う必要があります。

  •  

    人の口周辺には、唾液腺というものがあります。
    その唾液腺の1つである耳下腺はおたふく風邪などによって腫れることがあります。
    そのため、多くの人が耳下腺の腫れや痛みを経験しているのではないでしょうか。
    耳下腺だけでなく、顎下腺が炎症を起こすこともあります。
    顎下腺も唾液腺の1つで、腫れやすい部位と言われています。
    では、どんな病気によって顎の腫れと痛みの症状が表れるのでしょうか?

  • 顎下腺唾石症とは
    ・顎の下の唾液腺の中に石ができます。
    出典 :顎の下の腫れ
     

    顎の腫れと痛みが伴う病気の中で、最も多いのが顎下腺唾石症です。
    唾石と呼ばれる石が唾液の分泌を妨げることによって、顎の腫れと痛みが表れます。
    症状が最も強いのは、食事中と言われています。
    食事をしている時は、通常よりも唾液の分泌が多くなります。
    このように、唾液の分泌が多くなった時に腫れや痛みが増します。
    しかし、食事後は唾液の分泌が少なくなるため、腫れや痛みは徐々に治まります。
    このような特徴的な症状がある場合には顎下腺唾石症と考えて良いでしょう。

  •  

    顎下腺唾石症では、手術での治療が必要なケースもあります。
    手術では、唾液が分泌される部分に詰まっている唾石を取り除きます。
    これによって唾液の分泌がスムーズになり、顎の腫れと痛みの症状が治まります。
    ただし、顎下腺唾石症では必ずしも手術が必要なわけではないようです。
    人によっては、日常生活の中で唾石が自然と押し出されるケースもあります。
    このような場合は、手術をしなくても症状は改善されます。
    しかし、自然治癒が可能だからといって放置してはいけません。
    医師の判断で正しい治療を受けることが望ましいでしょう。

  • 顎下腺炎とは
    ・顎の下の唾液腺の炎症です。
    出典 :顎の下の腫れ
     

    この病気は、ウイルスや細菌が原因となっています。
    口の中にはもともと菌が常在しているため、顎下腺は細菌やウイルスに感染しやすい部位と言われています。
    これが口内の異常、例えば虫歯や歯周病の影響で菌が増えると顎下腺に感染してしまうのです。
    また、おたふく風邪は一般的に耳下腺に炎症が起こる病気ですが、人によっては顎下腺に炎症が起こることもあります。
    顎下腺炎になった場合、治療は抗生物質が基本となります。

  • 顎下腺唾石症と間違えやすい病気

  • 前述した顎下腺唾石症と間違えやすい病気として、顎下腺腫瘍があります。
    見た目は顎下腺唾石症によく似ており、区別がつかないこともあるようです。
    しかし、症状としては痛みが無いという特徴があります。
    また、顎下腺に腫瘍ができることは耳下腺腫瘍と比較すると決して多いとは言えません。
    それでも、顎下腺腫瘍には危険なケースもあるため、注意が必要な病気なのです。

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    こちらが顎下腺腫瘍の見た目です。
    顎下腺腫瘍の怖いところは、耳下腺の腫瘍と比べて悪性である可能性が高いことです。
    耳下腺腫瘍の場合、悪性の可能性は10%から20%程度です。
    それに対して、顎下腺腫瘍の場合はその50%程度が悪性の可能性があります。
    前述した通り顎下腺腫瘍は痛みがないため、ついつい放置しがちです。
    しかし、その腫瘍が万が一悪性だった場合には、症状がどんどん進行してしまうのです。
    そのため、痛みが無い場合でも顎が腫れていたら病院へ行くことをお勧めします。