小さな子供の命にも関わる「肺炎球菌感染症」について

皆さんは肺炎球菌感染症についてご存じですか?この肺炎球菌感染症は成人の場合はそれほど怖くありませんが、免疫がない小さな子供や、免疫力が低下している高齢者が感染すると危険なものです。特に小さな子供には命にも関わりますので、妊婦さんや小さなお子様を持つ親には知って欲しい知識です。

view536

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 肺炎

  • 肺炎球菌感染症

  • 肺炎球菌感染症

  • 肺炎球菌による感染症で、小さな子どもがかかる重大で命にかかわるVPDです。

    子ども、とりわけ2歳以下の子どもは肺炎球菌に対する免疫がほとんどなく、小児の肺炎球菌感染症は重症化することが多くなります。高齢者もかかりやすい病気です。脳を包む膜にこの菌がつく細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)や菌血症(きんけつしょう)、敗血症(はいけつしょう)、重い肺炎や細菌性中耳炎などの病気を起こします。

    小児用肺炎球菌ワクチン導入前の日本では肺炎球菌による細菌性髄膜炎は年間200人くらい発生していました。潜在性菌血症をもっとも起こしやすいのが肺炎球菌です。潜在性菌血症は、高い熱以外に症状がないのに、細菌のいるはずのない血液の中に細菌が増えている状態のことで、菌血症から細菌性髄膜炎などになることがあります。ワクチン導入前の日本では年間約18,000人の子どもが菌血症にかかっていました。

    一方、欧米では 2000年頃から子どもにも有効な7価小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)が使用されて、かかる子どもが激減しています。

    肺炎球菌感染症は高齢者を含めて誰もがかかる危険性のある感染症ですが、集団保育の子どもは2~3倍かかりやすいと言われています。
    出典 :小児の肺炎球菌感染症 - Know VPD!
     

    幼児には大変危険な感染症ですが、高齢者も注意です。

  • 肺炎球菌

  • 肺炎球菌

  • 肺炎球菌というのは、子どもの感染症の二大原因のうちのひとつの細菌です。 まわりを莢膜(きょうまく)というかたい殻におおわれた菌で、人間の免疫が攻撃しにくい構造をしています。なかでも小さい子ども、特に赤ちゃんのうちは、まだこの細菌に対する抵抗力がありません。このため、細菌性髄膜炎など症状の重い病気をおこしたりします。

    カゼやインフルエンザにかかった後に、肺炎をおこしたり、中耳炎にかかりやすくなることはありませんか? このようなときも肺炎球菌が悪さをしていることがあります。
    出典 :肺炎球菌ってなに?|子どもと肺炎球菌.jp | ファイザー
     

    肺炎球菌について

  • 肺炎球菌感染症を予防

  • キシリトールは、かばの木から採れる糖です。自然界では、プラムや、イチゴ、ラズベリー、やナナカマドの赤い実などが、キシリトールを含んでいます。このキシリトールは、いわゆる虫歯菌(Streptococcus mutans)の増殖を阻害するとされ、虫歯予防の甘味料として知られています。その一方、キシリトールは、肺炎球菌の増殖も阻害するとされています。肺炎球菌は、急性中耳炎の主要な原因の一つとされています。まず、ウイルスによる感染があってから、肺炎球菌のような細菌が鼻やのどから中耳へと上がって急性中耳炎を起こすと考えられています。1日量8.4-10グラムのキシリトールを5回に分けて摂取することで、中耳炎の予防に効果が見られています。キシリトール・シロップよりは、キシリトール・ガムの形での摂取の方が、効果が見られるようです(参考文献3、4、5)。集団における中耳炎の発生が減少することで、集団における抗生物質の総使用量の減少が期待できます。なお、キシリトールの副作用としては、大量に摂取すると下痢を起こす可能性があります。
    出典 :横浜市衛生研究所:肺炎球菌感染症について
     

    キシリトールのガム摂取がいいようです。

  • 高齢者も注意(〔高齢者のみなさま〕成人の肺炎球菌感染症)

  • 高齢者にもワクチンが効果的です。