【不調の原因はこれ!?】 「TCH」ってな~に?

「TCH」って、聞いたことありますか?実は身近なことなのです。この身近な「TCH」が体の不調の原因になっているというから驚きです!

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  • 「TCH」とは?

  • TCHとは、"Tooth Contacting Habit"(歯列接触癖)の略で、上下の歯を "持続的に" 接触させる癖のことです。
    出典 :TCH、歯列接触癖【歯科大辞典】
  • 「歯ぎしり」や「くいしばり」とは違うの?

  • クイシバリやハギシリなど強い力とは違い、弱い力が持続的に作用することで顎関節や咀嚼筋群に負荷がかかり顎関節症の原因の1つになると言われています。
    出典 :TCH研究会
     

    弱い力でも顎に及ぼす影響は大きいのですね! 

  • ◎くいしばり

  • 最大咬合力の70~80%ぐらいの強い力で咬むと「咬んでいる」と自覚します。「気が付いたら喰いしばっている」と自覚できるのはこの状態です。

    通常は自覚したらクイシバリを止めます。また筋肉も疲労しますので長時間持続することはありません。

    ところが自覚するまでにも歯と歯は接触していることがあります。この自覚できない歯と歯の接触をTCHと呼びます。
    出典 :TCH研究会
     

    自覚していない状態の接触をTCHというのですね。

  • ◎歯ぎしり

  • 現在、歯軋り対策としては主に、マウスピースの装着や咬合調整が行われていますが、いずれも歯軋りを止めることができるというエビデンスは無く、場合によっては後戻りできない問題が発生するリスクもあります。

    このように決定的な対策が無い歯軋りでしたが、日中のTCHを軽減させることで夜間の歯軋りも軽減され、顎関節症や様々な不定愁訴が軽減する可能性が考えられています。
    出典 :TCH、歯列接触癖【歯科大辞典】
  • TCHの問題点

  • 強い咬みしめは長時間続けることは難しいのですが、弱い歯の接触は気付かずに続けていることが多くあります。気付かずに長時間にわたり上下の歯を接触し続けると、様々な問題がおきます。

    少しでも歯と歯が接触すると筋肉は緊張し、血管は収縮して血流量は低下します。長時間にわたると筋肉は疲労します。そして、肩こり、あごの痛み、歯や舌の痛み、歯周病の悪化などの症状を引きおこします。
    出典 :TCH(歯列接触癖) 横浜・中川駅前歯科
     

    あごや歯だけでなく、肩や舌などにも影響を及ぼすのですね。

  • 上下の歯は何もしていない時は接触しておらず、離れており、会話や食事をする際に接触する時間を含めても、接触しているのは 1日20分程度 が正常だと言われています。

    上下の歯の接触時間が長くなると、筋肉の緊張や疲労、顎関節への負担が増え、起床時症状(顎の疲労感,歯の違和感,口が開きにくいなど)や顎関節症、様々な不定愁訴に関わっている可能性が考えられています。
    出典 :TCH、歯列接触癖【歯科大辞典】
     

    上下の歯がどのくらいの時間接触しているかなんて、考えたこともなかった!

  • TCHによって起こる不調

  • ◎口の中の不調

  • 歯周病の悪化  歯が削れる(咬耗) 歯の破折 舌や頬の粘膜を誤って咬む

      つめものやさし歯が取れる、割れる  入れ歯が痛む  咬み合わせの違和感

      口内炎 ドライマウス(口腔乾燥症) 根の治療をしている歯の痛みが取れない

      舌痛症 歯がしみる(知覚過敏) 歯が沈み込む 口が開きにくい(開口障害)
    出典 :TCH(歯列接触癖) 横浜・中川駅前歯科
  • ◎それ以外の不調

  • (1)頭痛

    (2)肩こり

    (3)首こり

    (4)腰痛

    (5)顎の痛み

    (6)耳鳴り

    (7)めまい

    (8)息苦しさ
    出典 :今あなたの上下の歯はどう?くっついてる人は新たな現代病かも… | 美レンジャー
     

    体のあちらこちらに影響を及ぼす可能性があるのですね。

  • どういう時に起こりやすいの?

  • リラックスしている時には安静位空隙がある人でも、何かに集中しているような時にTCHが起こっている可能性があります。

    特にパソコン・スマホ・ゲームなどモニター作業時に多いようです。
    他にも料理・手芸や模型製作などの趣味・車の運転・読書・スポーツ・洗髪など「黙って集中する作業」の時に起こりやすいようです。
    出典 :TCH研究会 歯列接触癖
  • 改善方法

  • まずは歯科医院で診査、診断をおこない、そのうえで治療をおこなう必要があります。

    TCHの改善方法は、歯科医院で指導を受けながら、上下の歯を接触させない癖をつけていきます。

    パソコンやテレビにシールや「歯を離してリラックス」と書いた紙などを貼り、それを見たら上下の歯を接触していないかを確認するようにしていくのも一つの方法です。睡眠中の歯ぎしりとは異なり、患者さん自身で治していくことが可能です。
    出典 :TCH(歯列接触癖) 横浜・中川駅前歯科
     

    一度身に付いた癖をなおすのはなかなか大変なもの。自分で気をつけることが大切なのですね。

  • こちらの本も参考にしてみてください。

  • TCHのコントロールで治す顎関節症

     

    ▼顎関節症患者の8割はTCHをもっています
    東京医科歯科大学顎関節治療部では,TCHのコントロールにより顎関節症が改善した患者が増加! その臨床例を紹介します.

    ▼日常臨床でTCHを発見・コントロールできると,歯科治療がシンプルになる!
    TCHは義歯性疼痛,修復物の脱離,歯冠破折,咬合違和感などにも影響していると考えられ,TCHのコントロールにより歯科治療のトラブル回避の可能性が高まります.

    ▼顎関節症への正しいアプローチが歯科医院の信用にもつながります
    患者さんからの信頼を獲得することで,歯科治療が容易になり,治療に対するクレームも減り,歯科医院の評価も高まります.

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    出典:http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=443910