傷口にバイ菌が感染するとどうなる?危険な感染症まとめ

傷を負うことは日常茶飯事ですが、気を付けたいのが傷口にバイ菌が感染した場合です。
傷口がバイ菌に感染すると、化膿してしまいます。
中には、傷口にバイ菌が感染したことによって死に至るケースもあるのです。
どのような感染症があるのか、まとめました。

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  • バイ菌が感染しやすい傷

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    日常生活の中で、軽い傷を負うことは珍しいことではありません。
    特に子供は元気に遊んでいる最中に転んで傷がついてしまったり、ぶつけて傷になってしまうことが多くあります。
    大人の場合でも、料理をしている最中に指を切ってしまうなど傷は誰にとっても身近なものなのです。
    軽い傷であれば、数日程度で自然治癒しますが、怖いのが傷口にバイ菌が感染することです。
    では、まずは傷にはどんな種類があるのかを見ていきましょう。

  • 一口に傷と言っても、その種類は5つに分けられています。
    子供に多いのが、転んだときにできる擦り傷です。
    ハサミやカッター、包丁などで傷が付いた場合には切り傷です。
    動物に噛まれた場合は咬み傷、画鋲や釘などが刺さった場合は刺し傷です。
    最も聞き馴染みの無いものが、さかれ傷です。
    これは、皮膚が裂かれたような傷のことを指します。
    このような5つの傷の中でも、傷口にバイ菌が感染しやすいと言われているのが咬み傷、刺し傷、さかれ傷です。

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    基本的に、屋内で傷を負ってしまった場合は傷口にバイ菌が入ることは少ないと言われています。
    これは、人間が持つ自然治癒力が感染を防いでくれるからです。
    しかし、傷口が汚れている状態だとバイ菌が感染しやすくなってしまうのです。
    傷口にバイ菌が感染しやすい場所として、公園や山、川、海など屋外が挙げられます。
    特に子供は外で遊んでいる最中に傷を負うことが多いため、注意したいですね。
    屋外には、目には見えませんが危険なバイ菌がたくさん繁殖しています。
    万が一、屋外で傷を負ってしまった場合は、傷口をよく洗って清潔にすることが大切です。
    軽い傷だからと放置していると、傷口からバイ菌が入ってしまい化膿します。

  • また、錆びついた刃物や釘、汚れた缶やビン、木の枝などで傷を負った場合には傷口にバイ菌が感染する危険性が高くなってしまいます。
    そのため、これらの危険な物には極力触らないように注意しましょう。
    万が一これらの物で傷を負ってしまった場合は、軽傷でも病院へ行くことをおすすめします。
    傷口を清潔にし、しっかりと消毒をしていても、傷口の奥深くにバイ菌が入り込んでいる可能性もあるのです。
    感染症によっては命を落とすこともあるため、必ず病院へ行きましょう。

  • 危険な感染症

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    最も知られている感染症として、破傷風があります。
    感染の原因は、土の中にある破傷風菌です。
    土以外にも錆びた刃物でも破傷風になることがあります。
    傷口にバイ菌が感染してから1週間程度で全身の筋肉の痛みやこわばり、喋りづらい、食べ物が飲み込めない、痙攣などの症状が表れます。
    酷いケースだと、呼吸困難に陥って命を落としてしまいます。

  • 蜂窩織炎(ほうかしきえん)
    ごく小さな傷からブドウ球菌や連鎖球菌などの細菌が侵入し、皮膚の深い部分(真皮から皮下組織)に炎症を起こす疾患です。
    出典 :擦り傷・切り傷 症状・疾患ナビ | タケダ健康サイト
     

    あまり聞き馴染みの無い感染症ですが、高齢者や子供に多いのが蜂窩織炎です。
    症状としては、38度以上の高熱、寒気、痛み、腫れなどです。
    蜂窩織炎の場合、破傷風と違って命を落とすことはありませんが病院で治療をする必要がある感染症です。

  • 死に至る感染症には、ガス壊疽というものもあります。
    これは、ウェルシュ菌という細菌が原因となっています。
    この感染症は、体内で有毒ガスを発生させるという特徴があります。
    この有毒ガスの影響で次第に筋肉が壊死してしまい、あっという間にショック死してしまう恐ろしい感染症です。
    たかが軽い傷でも、このような感染症にかからないように注意しなければなりませんね。