不妊血液検査の時期・適切な検査時期はいったいいつ?

不妊検査の中には、月経血培養検査というものがあります。これは、膣内に溜まっている月経血を採取し、その中の結核菌の有無を調べる目的で行われる検査です。万が一結核菌が見つかった場合、それが無月経や生理不順の原因となっていることがあるほか、不妊の原因となっていることも十分に考えられます。

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  • 月経血培養検査って、どんな検査?

  • 平たく言うと、膣内の経血の中に結核菌が存在しているかどうかの検査であるということです。
    通常、この検査は経血量が最も多くなる1~3日目の経血を採取して行われます。
    結核と不妊?と、疑問に思われる方も少なくはないでしょう。結核というと、一般的には肺結核をイメージしがちですね。ところが、肺などから結核菌が体内に侵入すると、血液を介して性器結核という病気を引き起こす可能性が出てきます。
    性器結核に感染すると、生理不順、無月経などの症状が現れることがあります。
    ですが、最も深刻なのは不妊の原因になる可能性を秘めているということです。
    この検査は、経血を2ヶ月かけて培養して行われるため、結果が出るまでには気を揉んでしまうともあるでしょう。ですが、ここひとつ、リラックスして結果を待ちましょう。
    また、万が一経血量が少ないときに検査を行ってしまうと、正確な検査結果を得ることが難しくなることがあります。
    確実に経血が増える日を狙って検査を受けて下さいね。

  • 性器結核に感染すると妊娠しにくくなる!?

  • 妊娠するためには、子宮はもちろんのこと、子宮内膜、卵巣、卵管も健康な状態でなくてはなりません。性器結核に感染すると、子宮に付随する器官に異常が起こり、子宮内に侵入してきた受精卵の着床率が極端に低くなります。これが不妊を引き起こしやすくするというわけです。
    また、男性が性器結核すると男性不妊の原因となることがあります。男性の場合では、精管や精嚢、前立腺が結核菌に侵されますが、自覚症状がなく、発見が遅れることも少なくはありません。

  • 性器結核の原因は?

  • 前述の通り、結核菌の侵入によるものです。男性の性器や精子から感染するということに関しては、証明されていません。
    現在、結核の減少とともに性器結核も激減しているようですが、初期症状として現れるのが生理不順や無月経です。少しでもおかしいと感じたら月経血培養検査を受け、適切な治療を行って症状を完治しておきましょう。

  • 性器結核が完治すれば妊娠できる?

  • できます。多くの場合、自然妊娠が可能となりますので、万が一感染したとしても、それをプレッシャーに思わないことです。病気にかかる確率は誰にでもありますから、感染がわかった段階で治療を行い完治したのであれば、まったく問題はありません。
    また、すでに不妊治療を行っている方に性器結核が見つかった場合、いったん不妊治療はストップします。
    なにはともあれ、病気の完治にすべての力を注ぎましょう。

  • 月経血培養検査の前に・1

  • まず、気になる費用ですが、月経血培養検査は健康保険が適用され、およそ4,000円~5,000円となります。また、結核菌に感染したご家族や周囲にいる方も、精密検査を受ける必要があります。

  • 月経血培養検査の前に・2

  • 生理中は、それだけで不快な気分なるという方は多いのではないかと思います。それを他人に見られるとなると、さらに不快な上に、今度は精神的な苦痛も伴ってきます。
    これを嫌がって検査を受けない方もいるようですが、それではいつまでたっても問題は解決しません。
    そのようなときには、「相手(産婦人科医)は専門家。大丈夫」、割り切ってしまってはいかがでしょうか?
    ご存じの通り、産婦人科の看護師さんや医師はとても事務的ですよね。
    いつもの診察の延長・・・というくらいの気持ちで、リラックスしながら検査を受けて下さいね