アメリカでは65歳以上は8人に1人が罹っているアルツハイマー病を知る

アメリカでは65歳以上では8人に1人。85歳以上では半数近くが罹っているという事です。
超高齢化が進行している我が国でも認知症の中で一番多い疾病となっています。

まだ原因の解明、治療法の確立が為されていないこの疾病、誰でも罹りうるという事を認識しなければなりません。

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  • アルツハイマー病は、不可逆的な進行性の脳疾患で、記憶や思考能力がゆっくりと障害され、最終的には日常生活の最も単純な作業を行う能力さえも失われる病気です。
    出典 :アルツハイマー病の基礎知識 - アルツハイマー病情報サイト
  • ほとんどのアルツハイマー病の患者では、60歳以降に初めて症状が現れます。アルツハイマー病は、高齢者における認知症の最も一般的な原因です。
    出典 :アルツハイマー病の基礎知識 - アルツハイマー病情報サイト
  • この疾患は、アロイス・アルツハイマー博士の名前にちなんで命名されています。

    1906年、アルツハイマー博士は、よく見られるものとは異なる精神疾患が原因で死亡した女性の脳組織の変化に気づきました。この患者の症状には、記憶障害、言語障害、予測不可能な行動がありました。

    患者の死後、博士は患者の脳を調べ、多数の異常な凝集体(現在では、アミロイド斑あるいは老人斑と呼ばれています)と、線維のもつれ(現在では、神経原線維変化と呼ばれています)を発見しました。
    出典 :アルツハイマー病の基礎知識 - アルツハイマー病情報サイト
     

    このアルツハイマー博士は、クレペリン検査で有名なクレペリン博士のお弟子さんだったそうです。

  • アルツハイマー病の特長

  • 脳内のアミロイド斑と神経原線維変化の2つは、アルツハイマー病の主な特徴です。3つめの特徴は、脳内の神経細胞(ニューロン)間の連結の消失です。
    出典 :アルツハイマー病の基礎知識 - アルツハイマー病情報サイト
  • アルツハイマー病の脳内変性

  • アルツハイマー病がどのように始まるのかは、まだわかっていませんが、脳の障害は、症状が出現する10年以上も前に始まっているとみられます。

    症状のない、発症前の段階においても、脳の中では害のある変化が起こっています

    蛋白の異常な沈着により、脳のいたるところにアミロイド斑とタウ蛋白からなる神経原線維変化が生じ、もともとは健康であったニューロンが、効率よく機能しなくなってきます。

    時間の経過とともに、ニューロンは、相互に機能して連絡し合う能力を失い、最終的には死滅します。
    出典 :アルツハイマー病の基礎知識 - アルツハイマー病情報サイト
     

    発症前から脳内では変性がはじまり、タンパクの異常な沈着により神経が変性しはじめ、さらに進行が進むと神経連絡が失われ神経は死滅するという経過を示します。

    神経現繊維の変化が始まった段階では、脳内の神経細胞はまだ健康なものが多く、少しの損傷程度であれば補償作用が働きますので、異常が見られる事は殆どないために発症前に気がつく事が難しいのです。

  • やがて病変は、脳内で記憶を形成するのに必要不可欠な、海馬と呼ばれる構造体に広がります。ニューロンがさらに死滅するにつれて、影響を受けた脳領域は萎縮し始めます。アルツハイマー病の後期までに障害は広範囲に及び、脳組織は著しく萎縮します。
    出典 :アルツハイマー病の基礎知識 - アルツハイマー病情報サイト
     

    脳神経細胞が死滅して脳は萎縮をする事が繰り返され、脳機能は著しく損傷されるために、アルツハイマー病の後期となると情動は失われ行動全てを行う事が出来なくなるという状態に至り、最後は呼吸中枢の萎縮ということになり・・・

  • アルツハイマー病の予後

  • アルツハイマー病はゆっくりと進行する病気です。

    症状が認められない早期あるいは発症前の段階、軽度認知障害(MCI)という中期の段階、そしてアルツハイマー病による認知症という3つの病期で進行します。

    アルツハイマー病と診断されてから死亡するまでの期間は様々です。診断時に患者が80歳を超えている場合、その期間はわずか3、4年であり、80歳以下の場合は10年以上にもなります。
    出典 :アルツハイマー病の基礎知識 - アルツハイマー病情報サイト
     

    若年性アルツハイマー病の進行は個体差がありますが早いものと考えられます。発症時に見られる症状が年齢が壮年期、初老期という事もあり、他の疾病と考えられてしまうことがあり、進行してから診断される事が多いという事です。

    アルツハイマー病に限りませんが、日常の健康状態をチェックするのではなくて、健康な生活状態(生活習慣)を知っておくことが大切であり、睡眠、食欲、入浴、等々の日常生活全般の変化に気がつく事が大切です。

  • アルツハイマー病の原因

  • アルツハイマー病の原因はまだ完全には解明されていませんが、長い期間をかけて脳の中で生じる、複雑な一連の事象によって発症することが次第に明らかになってきました。

    原因としては、遺伝、環境および生活習慣などの複数の因子が絡み合っていると考えられます。

    遺伝子構成や生活習慣は人によって様々なため、それぞれの因子が、アルツハイマー病の発症の危険性を上昇させたり低下させたりする上でどの程度重要な役割を果たすかは、人によって異なります。
    出典 :アルツハイマー病の原因 - アルツハイマー病情報サイト
     

    進行の著しく早い病気はヒトの身体がその病気をやっつけようとか押さえ込もうとかいう事をするのに間に合わずに最悪の転帰に至りますが、多くの病気はヒトの身体がその病気に対していろいろな対策を行っています。

    その対策がどのように行われるかは、その人の遺伝、環境および生活習慣などによって異なると言えます。

    その対策がうまく行われれば病気をやっつけたり、押さえ込んだり、悪くても進行を遅らせる事ができるというふうに考えられます。

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  • きわめて早期にみられる徴候および症状

  • 記憶障害は、多くの例で、アルツハイマー病の最初の徴候のひとつです。

    時には、他の思考に関する問題、例えば適切な言葉が出てこなかったり、判断力が低下したりといったことが、早期に最も目立って現れる場合もあります。
    出典 :アルツハイマー病の症状 - アルツハイマー病情報サイト
  • 軽度アルツハイマー型認知症

  • ・迷子になる

    ・お金の取扱いや請求書の支払いに問題が生じる

    ・質問を繰り返す

    ・普通の日常作業をこなすのに時間がかかるようになる

    ・判断力の低下

    ・物をなくしたり、おかしな場所に置き忘れたりする

    ・感情および人格の変化
    出典 :アルツハイマー病の症状 - アルツハイマー病情報サイト
     

    加齢に伴うもの忘れや行動の難しさとの見分けが難しいのですが、間違えて良い人間関係が壊れてしまうのは、そちらの方が長い人生としては問題だと思います。

    しかし、著しい変化が見られたときには、速やかに専門医療機関への受診が必要だと思います。

    今はそれぞれの自治体で鑑別診断を行ってくれる施設がありますので、「健康診断」という形で話をして受診するのが良いかと思われます。

  • 中等度アルツハイマー型認知症

  • ・記憶障害や錯乱が悪化する

    ・家族や友人を認識しにくくなる

    ・新しいことを覚えられない

    ・複数の手順による作業(着替え等)が困難になる

    ・新しい状況へ対応しにくくなる

    ・幻覚、妄想およびパラノイア

    ・衝動的行動
    出典 :アルツハイマー病の症状 - アルツハイマー病情報サイト
     

    この頃が一番、家族・介護者には辛く大変な時期です。

    どのような対応が出来るのか、どのようにしてあげれば良いのか、毎日が戦場のような予測のつかない事ばかりです。

    医療機関や地域の公共機関、介護事業者・施設、等とのつながりを密にして、よりよい生活が本人、介護者ともに過ごせるように・・・待っているのはとても悲しい、寂しい、虚しい状態・・・

  • 高度アルツハイマー型認知症

  • ・コミュニケーション能力の喪失

    ・体重減少

    ・痙攣発作

    ・皮膚感染症

    ・嚥下困難

    ・うめき声をあげる

    ・睡眠時間の増加

    ・排便・排尿障害
    出典 :アルツハイマー病の症状 - アルツハイマー病情報サイト
     

    最後は全く反応が確かめられず、されるがままの状態となってしまいます。立たされたらどうやってしゃがめば良いかという動作が出来ずに、もちろん立位が取れずつかまり立ちなのですが膝を曲げるということ、重心を移動させることすら出来なくなる事もあります。

    また、食事を出されても全く興味を持つこともないように、スプーンを取ったりそれで食べるということも出来ません。スプーンを持たせて食事をスプーンに載せてもそのままで食べるという事は行いません。

    これらが1年前には徘徊、多動で目がひとときも離せなかったとは思えない病状の進行の事実であります。

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  • アルツハイマー病の診断

  • ・健康状態全般、過去の健康問題、日常活動を行う能力、ならびに行動および人格の変化についての質問

    ・記憶能力、問題解決能力、注意力、計算力および言語能力についての検査

    ・問題を引き起こしている可能性のある他の原因を特定するための、血液や尿の検査など標準的な医学的検査

    ・アルツハイマー病と、症状を引き起こす可能性のあるその他の原因とを識別するための、コンピュータ断層撮影(CT)または磁気共鳴画像法(MRI)などの脳スキャン
    出典 :アルツハイマー病の診断 - アルツハイマー病情報サイト
  • これらの検査は、検査を受ける人の健康状態や記憶能力が時間の経過とともにどのように変化するかについての情報を得るため、繰り返し実施される場合があります。

    検査はまた、軽度認知障害および血管性認知症など、記憶障害のその他の原因を診断する助けになることもあります。
    出典 :アルツハイマー病の診断 - アルツハイマー病情報サイト
  • アルツハイマー病の治療

  • アルツハイマー病は複雑な病気で、なにかひとつの介入によって進行を遅らせ、予防し、治癒できるという可能性は低いでしょう。

    このため、現在の治療や研究においては、患者の精神機能の維持を助けること、行動・心理症状に対処すること、症状の進行を遅らせることなど、いくつかの様々な側面に焦点が当てられています。
    出典 :アルツハイマー病の治療 - アルツハイマー病情報サイト
  • 薬物による治療(使用されている薬剤)

  • ■軽度から中等度

    ・ドネペジル(日本名:アリセプト®、ドネペジル®)

    ・リバスチグミン(日本名:イクセロンパッチ®/リバスタッチパッチ®)

    ・ガランタミン(日本名:レミニール®)

    ■中等度から高度

    ・メマンチン(日本名:メマリー®)

    ■高度

    ・ドネペジル(日本名:アリセプト®、ドネペジル®)
    出典 :アルツハイマー病の治療 - アルツハイマー病情報サイト
  • 行動・心理症状の治療

  • アルツハイマー病のよくある行動・心理症状には、不眠、興奮、徘徊、不安、怒りおよびうつ等が挙げられます。

    現在科学者は、これらの症状がなぜ起こるのかを調査し、それらに対処するための新しい治療法(薬物療法および非薬物療法)について研究しています。

    行動・心理症状の治療により、しばしばアルツハイマー病の人の気分は落ち着き、介護者にとっては介護がしやすくなります。
    出典 :アルツハイマー病の治療 - アルツハイマー病情報サイト
     

    決定的な原因、治療法が解明されるまでは、対症療法、進行を遅らせる治療となります。

    医学的な治療だけでは、リハビリテーションもそうですが、日常生活の一部での行為にしかすぎません。

    アルツハイマー病に限らず治療は、日常生活全般を知り、確かめ、考え、行われなければならないと思います。

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