父、母になるあなたへ 乳幼児突然死症候群【SIDS】について知ろう

乳幼児突然死症候群(SIDS)という言葉、聞いたことがありますよね。
なんとなくうつぶせ寝にさせて目を離したら呼吸が止まっていたというイメージ…それって事故?病気?
そんな曖昧なイメージの『SIDS』についていろいろ知っていきたいと思います。

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  • 乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

  • 乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

     

    元気だった赤ちゃんが、事故や窒息など原因がはっきりしたものではなく、眠っている間などに突然亡くなってしまう病気です。

    窒息や苦しそうな様子をしているなど、他に原因がある場合は、SIDSとはいいません。

    出典元:gooベビー
    http://baby.goo.ne.jp/ninps/ninshin/01firststep/01sids01/01sids01_01/

  • それまでの健康状態および既往歴からその死亡が予測できず、
    しかも死亡状況調査および解剖検査によってもその原因が同定されない、原則として1歳未満の児に突然の死をもたらした症候群。
    出典 :厚生労働省:乳幼児突然死症候群(SIDS)に関するガイドラインの公表について
     

    平成17年4月発表の
    厚生省のガイドラインによるSIDSの定義です。

    医師によって異なる診断基準を統一し
    虐待死や窒息死と区別するため改定されたようです。

  • 夜泣きは赤ちゃんの防衛本能

     

    乳幼児突然死症候群は睡眠中に起きます。

    人は眠りが浅いレム睡眠と眠りが深いノンレム睡眠を繰り返しながら眠っています。

    しかし健康な人であっても、ノンレム睡眠中に無呼吸に陥ることがあります。無呼吸によってカラダが危険な状態になることを回避するため、脳から指令が出て、無呼吸以前より活発な状態で呼吸が再開されていきます。

    突如、強制的に活発化する呼吸は赤ちゃんに負担をかけてしまいます。

    激しい夜泣きの原因のひとつには、未成熟な赤ちゃんならではの自己防衛が関係しています。

    そして、この自己防衛機能を妨げるのが乳幼児突然死症候群です。

    出典元:
    http://child-care.ne.jp/2013/11/11/crynight.html

  • 突然死のイメージを、心不全などの内臓不全や何らかの
    窒息事故としてとらえがちですが、それらはSIDSではありません。

    私たちは、SIDSが、何らかの過失や事故ではなく、
    病気のひとつであることを、まず認知しておきたいと思います。
    出典 :乳児死亡率のトップ SIDS 乳幼児突然死症候群|こどもたちのために|トータス株式会社
     

    過去には病理解剖がされないまま
    SIDSと判断されることもあったようです。

  • 発生の頻度や発生しやすい季節・時間帯など

  • 日本では減少傾向

     

    日本での発症頻度はおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定され、生後2ヵ月から6ヵ月に多いとされています。
    平成23年には全国で148人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっています。

    出典元:厚生労働省
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html

  • 冬に多く、明け方に発見されることが多い

     

    ・冬場、明け方が多い

    ・生後2~4ヶ月が発症のピークで、生後6ヶ月をすぎると減少する

    ・8割が家庭で、次いで保育園などで起こる

    ・女児と男児を比べると男児が若干多い

    出典元:gooベビー
    http://baby.goo.ne.jp/ninps/ninshin/01firststep/01sids01/01sids01_01/

  • 発生頻度の比較

  • 仰向け寝:うつ伏せ寝→1:3.0(3倍)

    母乳栄養:非母乳栄養→1:4.8(約5倍)

    両親の非喫煙:両親の喫煙の習慣→1:4.7(約5倍)
    出典 :sids
     

    仰向けに寝させるようにし、
    母乳育児をし、両親が非喫煙者であれば、
    発症リスクは減らせるということでしょうか。

  • 厚生省研究班報告書では、赤ちゃんを布団や着衣で暖めるより
    部屋全体を温かくする方がSIDSの発生が低いことが示されています。

    室温を調節し、赤ちゃんが自由に動けるような着衣、寝具が大切です。
    出典 :NPO法人 SIDS家族の会 | SIDSを少なくするために
     

    思い切り厚着させていました・・・

    上の子のときは寝るときミトンまでさせてたような。

    厚着させ過ぎて体温が上昇し熱中症のようなうつ熱状態になることが
    SIDSの主な誘因のひとつだという説もあります。

  • SIDSの診断基準

  • SIDSは外因死の可能性がなく、解剖しても死因が特定できない場合の診断名。
    本来は窒息死と明確に区分される。
    出典 :SIDS診断に異議あり−四国新聞社
     

    しかしながら、入院中や保育中の乳幼児の突然死をめぐり、
    遺族と施設が死因や責任について争う裁判が
    全国で相次いでいるのが実情のようです。

    医療機関が厚生省のガイドラインを遵守せず
    保育中の窒息事故を
    安易にSIDSの疑いと診断されてしまったケースもあるようです。

  • 生後7日以内あるいは14日以内および
    1歳以上の死亡児については安易にSIDSと診断してはならない。
    出典 :SIDS診断に異議あり−四国新聞社
  • 乳幼児突然死症候群の法医病理学的原則に関する提言(要旨)

     

    (1) 必ず精度の高い解剖を実施すること。していない場合、「SIDS」あるいは「SIDSの疑い」と診断してはならない。

    (2) 死亡児に関する十分な情報(妊娠・分娩、病歴、生前の健康状態、死亡時の状況、生育環境など)を収集していること。

    (3) 窒息死などの外因死や虐待の可能性が完全に否定されていること。死亡時の状況が「不明」であることは、外因死を否定する根拠にはならない。

    (4) 上記の(1)~(3)を総合的に検討して判断すること。外因死や虐待が完全に否定されない場合、死因は「不詳」とし、死因の種類は「病死」ではなく、「不詳の死」とする。

    (5) 顔を真下にしたうつぶせ寝の状態で死亡していた場合、安易にSIDSと診断することは避ける。

    出典元:四国新聞社
    http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/174/

  • SIDSの原因や予防については、別にまとめてありますので、ご参照ください。