何をする?膀胱がんの治療アレコレ

膀胱がんの治療ってどんなことをするのか知ってますか?今、膀胱がんの治療ではこんなことが行われています。

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  • 膀胱がんの治療法

  • 膀胱がんの治療方法も、他のがんと同じようなものになります。
    大きく分類すると、外科的治療、膀胱内注入療法、放射線療法、化学療法の4つに分ける事ができます。
    出典 :膀胱がんの治療方法
  • 膀胱がんの治療は癌の根の深さ(深達度)、顔つき(細胞学的異型度)などを参考にして決められます。根が浅い場合は内視鏡的にがんを削り取る経尿道的膀胱腫瘍切除(TUR-Bt)が行われます。膀胱がんは再発が多いため、再発予防の目的で、治療後に膀胱内に抗がん剤を注入する場合もあります。
    根が深い場合は、まず内視鏡的に一部だけとり、がんの性質を調べた上で、どのような治療が適切か検討することになります。
    出典 :膀胱がん - 泌尿器科の疾患と治療:東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 泌尿器科学教室
  • ひとつの治療法を試すだけでなく、複数の方法を組み合わせて治療が行われていますね。

  • 外科的療法=手術にもさまざまな方法がある!

  • ●内視鏡手術
     表在がんでは,尿道から膀胱鏡を挿入してリング上のワイヤーに高周波電流を流し,病巣部を切除する経尿道的腫瘍切除術(TUR)に,結核ワクチンのBCGを膀胱内に注入するBCG膀胱内注入療法を併用する方法が標準治療となっています。肉体的負担が少なく,根治ができる治療法です。

    ●膀胱部分切除術
     以前は膀胱の一部のみ切除するという手術もおこなわれていましたが,再発や転移しやすいことがわかり,現在ではあまりおこなわれていません。

    ●膀胱全摘除術
     浸潤がんの場合は膀胱全摘除術がおこなわれます。膀胱のすべてと前立腺や精嚢,女性の場合は子宮,さらに骨盤内のリンパ節を摘出(骨盤内リンパ節郭清)します。また,尿道も摘出することがあります。

     この手術で,多くは勃起不全となります。しかし,神経の温存で,ある程度防ぐことはできますが,神経を温存すると再発のリスクは高まります。

     膀胱を全部摘出した場合,新たな尿路を確保しなければなりません。その場合,腹部に排尿口をつくる尿路変更術がおこなわれます。

     尿路変更術の代表的な方法は以下の3種類です。この他にも,切断した尿管を腹部の皮膚に直接吻合する尿管皮膚造瘻(ぞうろう)術や尿管をS状結腸につなぐ尿管S状結腸吻合術があります。

    ●回腸導管増設術
     小腸の一部で小腸の下側にある回腸を20cmほど切断します。その回腸の横に尿管の切断部分を埋め込み,一方では回腸の切断面を右の下腹部の表面に接合し出口(ストーマ)とします。

     この方法では絶えず尿が流れ出るため,尿をためるパウチ(袋)をストーマに常時つけておかなければならず,尿をためるパウチ(袋)も一回ずつ廃棄しなければなりません。

     この方法は合併症は少ないといわれますが,皆無ではなく,腎盂腎炎,結石生成,ストーマ狭窄や腎臓の機能障害などが指摘されています。

    ●導尿型新膀胱造設術(代用膀胱形成術)
     回腸や大腸の一部を切除し,腸を袋状に吻合して人工の膀胱をつくり,たまった尿はストーマから管を挿入して排出させます。

     尿が常時流れ出ることがないため,尿をためるパウチをはり付けておく必要がないというメリットがありますが,その反面,手術時間が長く,術後,人工の膀胱内に結石ができやすいという欠点もあります。

    ●自排尿型新膀胱増設術(代用膀胱形成術)
     前に示した導尿型新膀胱造設術と同様に腸を袋状にして人工の膀胱をつくった後,これを尿道にっないで本来の尿道口から排尿できるようにします。

     ストーマが不要で尿道から排尿でき,自然排尿に近いというメリットがあるため,近年普及している方法です。しかし,尿道にがんが再発する確立が高い場合や,術後の排尿機能が安定しない女性には適応できません。
    出典 :膀胱がん・がん治療
  • これだけ種類があれば、膀胱の機能を温存したり体に負担の小さい方法が見つかりそうですね。

  • 膀胱内注入療法について

  • 表在性膀胱癌治療の問題点として再発率が高いことが挙げられます。再発を予防するため内視鏡手術後に抗癌剤を膀胱内注入することがあります。方法は、尿道からカテーテルという管を膀胱まで挿入して、その管から薬液を膀胱内注入し、しばらく膀胱内に薬を溜めてもらいます。
    出典 :秋田大学大学院 医学系研究科 腎泌尿器科学講座
  • 手術ではないことから、体への負担は最小限に止められそうな治療方法ですが、再発率が高いことは少し気になります。

  • 放射線療法

  • 放射線療法は高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺すか、または成長させないでおくがん治療のことです。放射線療法には2つのタイプがあります。体外照射は体外の機械を用いてがんに放射線を照射する治療法です。体内照射は放射性物質を密封した針、シーズ、ワイヤ、カテーテルをがんの内部またはその近くに直接留置して、がんに放射線を照射する治療法です。膀胱がんでは腔内照射と外照射を用いて治療されます。放射線療法の方法はがんの種類や病期によって異なります。
    出典 :膀胱がん|がんinfo|IMICライブラリ|一般財団法人 国際医学情報センター(IMIC)
  • 化学療法

  • いわゆる抗がん剤治療です。

  • メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シスプラチンを組み合わせた「M-VAC療法」が、膀胱がんに対する併用療法の世界標準となっています。

    この治療法は、手術後の補助化学療法としても、また進行・転移がんに対する最初の治療としても用いられます。進行・転移がんでも、縮小すれば、手術によって完治を目指すことも可能です。
    出典 :膀胱がんの抗がん剤
  • 膀胱がん治療の名医

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