睡眠障害のナルコレプシーについて

ナルコレプシーとは睡眠障害の1つで、夜間の睡眠が充分でない場合に昼間に症状が出る事も有ります。

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  • 睡眠が上手く取れないと・・・

  • 睡眠は人間の活動の中でも重要な役目を担っており、睡眠中に人間はその日の起きた出来事等を脳内で整理して記憶として脳内に残す行為を行います。また赤ちゃんは、夜間睡眠中にその日に起きた出来事や音を整理して言葉を覚えて行きます。しかし睡眠不足や睡眠が浅い期間が続くと、脳内もマヒ状態になり昼間に様々な症状が出て来てそれが酷くなると睡眠障害になります。ナルコレプシーも睡眠障害の1つです。

  • ナルコレプシーとは

     

    ナルコレプシーとは、昼間にいきなり強い眠気に襲われ、居眠りを繰り返す、過眠症の一種です。別名、「居眠り病」とも呼ばれています。言葉の語源はギリシャ語で、「ナルコ(脱力・麻痺)」と「レプシー(発作)」に由来しています。日中の強い眠気に襲われる症状の他に、会議などで緊張している状態にも関わらず眠ってしまう「睡眠発作」や、眠りに入った状態なのに現実のような夢を見る「入眠時幻覚」や金縛りのような「睡眠麻痺」という症状もあります。

  • ナルコレプシーは遺伝子+アルファーの仕業

     

    血液型の ABO 型は、赤血球の血液型ですが、白血球にも血液型があります。それが、ヒト白血球抗原( HLA )です。日本人のナルコレプシー患者さんでは、HLA の DR2と DQ1が、ほぼ全員で陽性です。

  • 原因は、まだハッキリと特定されていませんが、「遺伝(ヒト白血球抗原(HLA)」「ストレス」「オレキシンとの関与」などが考えられています。このようにナルコレプシーは、まだ発症患者数が少ないことからも、原因が分かりづらく、とても複雑な病気なのです。オレキシンとは、「食欲」と「睡眠」に関わっている、脳の視床下部から分泌されるタンパク質、脳内神経伝達物質の一種です。
    出典 :ナルコレプシーの原因
  • ナルコレプシー(居眠り病)の診断 2013-03 - YouTube

     

    ナルコレプシーの患者さんには、次に挙げる 4大症状 と呼ばれる症状が見られます。もちろん、健康な人でもこれらの症状のうち、いくつかは見られることがあります。逆に、ナルコレプシーの方でも、常に全ての症状が揃うわけではありません。

  • ナルコレプシーに頻繁におこる症状がいくつかあります。一番多くおこるのが「入眠時幻覚」で、これは寝入りばなにひどく鮮やかで怖い夢をみるものです。「入眠時幻覚は70~80%の患者さんにみられ、特にこの病気が始まってからの数年間によく起こります。寝入りばな、自分ではまだ部屋のたたずまいなど分かっているくらいの、半分寝たようなときに、非常に鮮明な夢というか幻覚をみます。
    出典 :症状は日中の眠気だけではない
  • 誰かが、鍵がかかっているはずの玄関のドアを開けて階段をミシミシとあがって、部屋の中に入ってきてそこにいるとか、体の上にのしかかってくる、熊のような動物に食いつかれるとか、刀で切られる、触れられるなどといった生々しい現実感をともなった幻覚、幻聴、幻触が起こります。あるいは、自分がスーパーマンのように空を飛ぶ、窓から出て行くといった浮遊感覚が起こることもあります。」
    出典 :症状は日中の眠気だけではない
  • 昼間の耐え難い眠気(睡眠発作)
    危険な作業や大事な会議、デートの最中など、積極的な参加や緊張感を要する状況でも、本人の意志に関係なく突然眠り込んでしまいます。睡眠発作は、30分ほどで自然に目覚め、起きれば気分はスッキリします。起きた後しばらくは眠気がなくなっていますが、数時間たつと再び激しい眠気が襲ってきます。
    出典 :居眠りなんかじゃない! ナルコレプシーの秘密とは? [不眠・睡眠障害]
  • 睡眠麻痺
    いわゆる金縛りと呼ばれているものが、寝入りばなや目覚めた直後に起こります。睡眠麻痺は、数分以内に、自然になくなります。健常な人では、寝ついてから90~120分してから現れるレム睡眠が、ナルコレプシーの人では寝ついてすぐ現れます。レム睡眠は、全身の筋肉が動かない状態の浅い眠りです。この睡眠のときに、何かの原因で意識が残っていると、体が動かせずに焦ってしまいます。
    出典 :居眠りなんかじゃない! ナルコレプシーの秘密とは? [不眠・睡眠障害]
  • 入眠時幻覚
    睡眠麻痺と同時に起こることが多いものに、入眠時の幻覚があります。この2つと情動性脱力発作をまとめて、レム睡眠関連症状 とも言います。 幻覚は、怪しい人影や化け物が危害を加えにくるなど、かなり現実感があり鮮明で、恐ろしいものが多いようです。これも睡眠麻痺と同様に、数分以内になくなります。
    出典 :居眠りなんかじゃない! ナルコレプシーの秘密とは? [不眠・睡眠障害]
  • 情動性脱力発作(カタプレキシー)
    笑う、喜ぶ、怒る、驚く、興奮するなど、強い感情の動きが引き金になって、全身の筋力が抜けてしまう発作です。数秒~数分たつと元に戻ります。発作の程度はいろいろあり、ろれつが回りにくい、首が前にガクッと垂れ下がる、手足に力が入りにくくなるものから、その場に倒れこんでしまう重度のものまであります。また、情動性脱力発作を起こさないタイプのナルコレプシーもあるので、注意が必要です。
    出典 :居眠りなんかじゃない! ナルコレプシーの秘密とは? [不眠・睡眠障害]
  • 夢を見ている間はレム睡眠といわれる、脳の眠りが浅く、全身の筋肉の緊張が非常に低下している状態にあるます。レム(REM)とはRapid Eye Movement(眼球急速運動)の頭文字をとったものです。レム睡眠中には、特徴的な急速な眼球の動きが見られます。このとき、大脳は覚醒時に近い状態にあります。これに対してノンレム睡眠というのは、レム睡眠以外の睡眠で、おもに脳が休息をとっていると考えられています。ナルコレプシーではこのレム睡眠が不規則で頻繁におこります。
    出典 :症状は日中の眠気だけではない
  • ナルコレプシーの有病率は正確には分かっていませんが、日本では0.16%から0.18%という推定値があります 居眠りの発症は10代に多く、特に14~16歳に著しいピークを示します。ですが、5歳の子供や40、50歳になってから発症する例もあるようです。情動脱力発作(笑ったり怒ったりすると脱力するナルコレプシー特有の症状)が居眠りより早く起こることは稀です。発症に性差は見られません。
    出典 :ナルコレプシーへの理解は遅れている
  • 私の場合は、小学3年の頃より授業中の居眠りがはじまりました。当時は「寝る子は育つ」等と言われ、両親も私自身さえ、まさか睡眠障害だとは夢にも思いませんでした。ナルコレプシー患者は、正確に診断されるまでに非常に長い月日がかかる傾向にあります。というのも、「睡眠」に関してどこに相談すればよいか分かりづらいこと、医師のナルコレプシーについての臨床的知識が不足していることなどの理由があるためです。
    出典 :ナルコレプシーへの理解は遅れている
  • ナルコレプシーの検査・診断法

     

    ナルコレプシー が疑われたときは睡眠ポリグラフ検査 や 睡眠潜時反復検査 などの検査が行われます。

  • 規則正しい日常生活を送ること、睡眠不足を避けることを指導します。ナルコレプシーの方の夜間睡眠は浅く、中途覚醒が多いです。不眠を自覚するものに対して超短時間作用型、短時間作用型の睡眠薬を投与することで夜間睡眠が改善し、この結果として、昼間の眠気が幾分減弱する場合もあります。
    出典 :ナルコレプシー
  • 生活を規則正しくして、薬物で眠気をコントロールして、苦しむことなく生活できる程度に症状を軽くすることが治療の基本です。症状が軽い場合には、薬物を用いず生活をコントロールし、適当に昼寝をするだけでよいこともあります。また、くすりによる治療が必要な場合も、生活が規則正しくないとくすりの効果は減少します。
    出典 :生活のコントロールと薬物療法を根気よくつづける
  • 「昼によく寝る反面、夜よく眠れないというのがナルコレプシーのひとつの特徴ですから、夜に早く寝ることです。夜に早めに寝て、十分に睡眠時間をとり、規則ただしい生活をすることが必要です。患者さん自分の睡眠を記録してもらうと、宵っ張りで睡眠不足の生活をしている人が多いのです。」
    出典 :生活のコントロールと薬物療法を根気よくつづける
  • 昼間の眠気と睡眠発作に対しては中枢神経刺激薬であるメチルフェニデート(リタリン) 10~60mg、ベモリン(ペタナミン)25~l00mgが、レム睡眠関連症状(情動性脱力発作、睡眠麻疹、入眠時幻覚)に対してはレム睡眠を抑制する作用のある三環系抗うつ薬(クロミプラミン、イミプラミンなど10~25mg)が有効です。
    出典 :ナルコレプシー