稀に起こることがあります…白目が青い病気について

青く透き通るような白目は美しい目の象徴とも言われています。
子供や赤ちゃんに多く見られる白目の青さですが、稀に病気が隠れている場合もあるのです。
白目が青くなる病気とは…一体どんな病気なのでしょうか。

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  • 白目が青く見える基本的なこと

  • まず、目の仕組みを少しお話しましょう。

    私達の目は強膜と呼ばれる膜で覆われています。
    赤ちゃんや子供はこの強膜が薄いこともあり、膜の中のブドウ糖が透けて見えるために白目が青く見えることが多いです。

    大人になるにつれて強膜が厚みを増してくるので白目の青さは気にならなくなるのが普通ですが、稀に青さが残っている方もいらっしゃるようです。

    これは病気ではありませんが、他の人よりも強膜が薄いということになるので、光の眩しさが人と違うと感じることがあるかもしれません。
    目への刺激を抑えるために、直射日光や紫外線などをなるべく避けるように注意しましょう。

  • 白目が青い時に考えられる病気

  • 多くの場合、白目が青くても病気である可能性はとても低いです。
    しかし、稀に病気の一つの徴候として白目が青くなる場合があります。

  • ★骨形成不全症について★

     

    白目が青い症状が見られる病気の一つに「骨形成不全症」という病気があります。

    <骨形成不全症とは>
    骨形成不全症とは、骨が非常に脆くて弱く骨折しやすい。
    また骨折の治療過程で、骨の変形が起こることも多い。
    遺伝性のコラーゲンの病気である。

    <原因>
    骨を形成しているたんぱく質の一部であるコラーゲンに異常が見られることが原因。
    このコラーゲンの異常具合によって、症状の重症度が変わってくると言われている。

    <割合>
    約2万人に1人の割合で発症する。

    <特徴>
    コラーゲンの異常が原因なので、その状態によって症状に個人差がある点が特徴的です。
    非常に軽度の方は、骨折を一度もしないため自分が骨形成不全症であることに気が付かない場合もあるそうです。

    しかしその一方で、骨形成不全症の胎児が体内ですでに骨折をしており、生まれて来ても長く生きられないといったケースも見受けられます。

  • ★骨形成不全症の治療★
    今までは骨形成不全症の確固たる治療法は確立されていませんでした。
    骨が折れないように注意したり、重症の場合は外科的な手術で改善を目指す治療がほとんどでした。

    しかし最近骨形成不全症に効果的な治療薬が見つかり、治療が可能になっています。
    ビスホスホネートと呼ばれる、コラーゲン繊維を強くする働きを持つ薬を点滴に混ぜて投与します。

    このビスホスホネ-トを投与することにより骨が丈夫になり、骨折しにくくなります。
    骨折しにくくなると、治療過程による骨の変形が必然と抑えられることに繋がるのです。

    <注意点>
    しかしこの治療法はどこの病院でも受けられるという訳ではありません。
    また数ヶ月に1回の投薬を定期的に繰り返さなくてはならないので、患者さんへの負担も決して軽くはありません。

    また、副作用が見られる場合もあるため、その完全なる安全性は疑問とされています。

  • 漢方に見る白目の青さ

  •  

    目は口ほどに物を言う…とはよく言ったもので、漢方では目に体の状態が表れるとされています。

    漢方における白目の青さは、「気血のパワーが虚弱である」とされます。
    気血とは体内におけるエネルギーと血液や体液のことを表す言葉です。

    つまり、血の巡りが悪く体のパワーが足りない状態であるということになります。
    女性の場合、貧血などの時にこの症状が起こりやすいかもしれません。

    睡眠不足・偏った食事・貧血・運動不足・冷えなどでも気血は起こります。
    体を温め、血の巡りを良くする食べ物や運動をすると改善していくでしょう。