微笑ましいだけではない?「寝ぼけ」の種類と原因

子供や動物「寝ぼけ」エピソードはコミカルで微笑ましいイメージですが、その種類と原因は様々。
特に思春期を過ぎ、大人になっても治らない「寝ぼけ」や「寝言」は、ひょっとしたら裏に病気が潜んでいる可能性も・・・

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  • 「寝ぼけ」ってどんな状態?

  • 犬や猫などペットを飼っている人は動物が寝ぼける姿を見たことありませんか?
    脳が発達したために、大変複雑で高度な眠りの仕方をするようになった生き物の多くに、寝ぼけた状態をみることができます。
    また、人間の場合、完全に目覚めずに夢と現実がごっちゃになって不思議な行動を取ることを「寝ぼける」といいますが、子供と大人ではその原理が大きく違っているんです。


    出典 :【寝ぼけ】 - プラス睡眠障害
  • 子供の寝ぼけ

  • 小児の寝ぼけは、睡眠時遊行症や夜驚症など、ノンレム睡眠中に起きるものが多く、ほとんどが大人になればよくなります。
    出典 :睡眠障害相談室 Sleep Disorder Clinic (v2.0)
  • 錯乱性覚醒:はっきり目が覚めない状態で、混乱したような感じで起きてくることです。うめき声をあげる、バタバタと手足を動かすといった行動が見られます。

    夢中遊行:睡眠中に立ち上がって室内を歩きまわる、放尿をしてしまう、外に出てしまうといった行動が見られます。
     夢中遊行症の一つで、睡眠中に起きだして食べ物を食べる睡眠関連食行動障害というものがあります。10代から30代の女性の3%にみられるという報告もあります。置いてある食べ物を食べるだけでなく、自分で調理して食べることもあります。不眠を訴えることはほとんどなく、体重の増加で気がつくケースが多いです。

    夜驚症:睡眠中に突然起きだし、大声で泣いたり叫んだりする症状のことです。
    数分から十数分続きますが、本人は覚えてない場合がほとんどです。

    対処

    見守る 寝ぼけは小学生低学年くらいで治ることがほとんどです。基本的にはケガをしないように安全を確認しながら見守りましょう。
    出典 :寝ぼけ
  • 気をつけたい大人の寝ぼけ

  • レム睡眠行動障害

  • ひどい寝言や睡眠中に隣の人を蹴飛ばすなどは「レム睡眠行動障害」の可能性があります

    睡眠中に寝言を言ったり、歯ぎしりをしていると指摘されたことはありませんか。なかでも大声で叫んだり、隣で寝ている人を蹴飛ばしたり殴ったり、本人も家具に激突するなど、単に寝言がうるさいというレベルを超えて、激しい体の動きをともなう場合は、睡眠の専門医に相談したほうがよいでしょう。

    ◆これは「レム睡眠行動障害」と呼ばれる治療の必要な病気で、放っておいても自然に治るものではありません。50歳以上の中高年男性に多く、早めの対処が重要です。
    出典 :「ただの寝言」と「病的な寝言」の見分け方・対処法 [不眠・睡眠障害] All About
  • 対処法は?

  • 「この病気は薬による対症療法のみで、病気をもとから断つ治療法はいまのところありませんが、睡眠専門医(睡眠医療認定医)のもとで管理してもらえば、それほど深刻な病気ではありません。
    昨今、パーキンソン病やレビー小体型認知症との関連性もいわれていますが、あまり神経過敏にならず、半年から1年に一度、神経内科などで検査をして、経過観察していくことが重要です」(同)

     もし症状が現れたら、早めに専門医を受診するべきだろう。また、レム睡眠行動障害は、脳の加齢変化による神経伝達障害と、ストレスや過去の嫌な記憶、不安、過度の飲酒など心身状態の乱れが結びついたときに起こりやすくなる病気であるため、日常生活をできるだけ快適に送れるように自己管理をしていくことが大切である
    出典 :レム睡眠行動障害の原因は「ストレス」や「過去の嫌な記憶」 〈週刊朝日〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)
  • 睡眠関連食行動障害(SRED)

  • 夜中に冷蔵庫を漁る・・・

  • 眠って1時間ほどするとムックリと起きあがり、そのままわき目も振らずに台所に行き、冷蔵庫から食べ物を取り出し、手当たり次第に食べてしまう。それでいて起きている時にはそのことを全く覚えていない。
    このような異常な行動を睡眠関連食行動障害(SRED スレッド)と呼びます。眠る前にちゃんと夕食はとっているのに、眠っている間にさらに大量の食事をするので、当然太ってしまいます。

    有病率は女性のほうが高く患者の3分の2を占めるといわれています。

    最近では、治療薬の開発と治療法の進歩により異常行動を抑えることが可能になってきました。あまり知られていない病気のため、正しい治療を受けることが出来ずに「夜中に大食するもう一人の私」に脅かされている人々いることは残念なことです。

    出典 :睡眠に関する話題・最新研究報告 睡眠ネットジャーナル
  • 病気が疑われる寝言

  • 病気が原因で起きる寝言もあります。寝言の原因となることがある主な病気や背景は以下の通りです。

    ■高熱を伴う病気
    普段は寝言を言わない人でも、インフルエンザなどで高い熱が出ると寝言を言うことがあります。
    ただしこの中には、意識がもうろうとした状態で話す「うわごと」も含まれています。

    ■日常的なストレス・外傷後ストレス障害
    ストレスも寝言の原因になります。強いストレスにさらされると、寝言の回数や程度が増えます。
    死ぬほどの事故や事件に巻き込まれたときに起こる「外傷後ストレス障害」ではより深刻で、悪夢を見てうなされることがよくあります。

    ■睡眠時無呼吸症候群
    中高年に多い「睡眠時無呼吸症候群」でも、寝言がみられます。
    うめき声やあえぎ声のことが多く、はっきりした単語はあまり聞かれません。寝言にいびきや呼吸停止を伴うときは、この病気が疑われます。

    ■レム睡眠行動障害
    聞きなれない病気ですが、「レム睡眠行動障害」でも寝言をよく言います。
    この病気は、夢の中での動きをそのまま現実世界でもやってしまうもので、初老期以降の男性が時々かかります。
    本人や隣で寝ている人がケガをすることがありますから、中高年になって寝言が増えるようなら、睡眠障害の専門医療機関で相談してください。

    ■ナルコレプシー
    ナルコプシーの患者さんにも、寝言がよく聞かれます。寝言の内容は感情的なものが多く、しばしば悪夢を伴います。ナルコレプシーは若い頃に発症し、笑ったり怒ったりすると急に体の力が抜けたり(情動脱力発作)、寝入りばなに幻覚を見みたり(入眠時幻覚)、金縛りにあったり(睡眠麻痺)します。

    ■夜驚症
    子どもの寝言で多いのが、夜驚症です。寝言というより、叫び声や悲鳴をあげて眼を覚まします。
    同時に、脈拍が速くなったり呼吸が荒くなったりなど、自律神経の症状も見られます。

    出典 :「ただの寝言」と「病的な寝言」の見分け方・対処法 [不眠・睡眠障害] All About
  • 微笑ましい子供の寝ぼけや、病気・心因性に起因する寝ぼけまで様々です。

  • Cat mom hugs baby kitten

     

    最後に「寝ぼける子猫を抱きしめる猫」の微笑ましい動画で・・・