膝が腫れる原因は?ただの腫れ?それとも病気のサインなの?

膝が痛い・・・。膝の痛みとともに、膝が腫れたり、熱感がともなう場合もあります。打撲など、原因がはっきりしている場合もあれば、そうでない場合もあります。膝が腫れる原因はなんでしょうか?この膝の腫れは、身体のどんなサインなのでしょうか?

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  • 膝が腫れる原因は、大きくわけて2種類

  • なぜ、「膝が腫れる」のでしょうか?大きく分けて原因は2種類です。それは、「炎症が起きている場合」と、「炎症が起きていない場合」に分かれます。

  • 炎症が起きている場合

  • 炎症が起きているときの「腫れ」は、身体にとってはなくてはならないものなのです。
    何かしらの原因により、膝関節の内部に炎症が起きている場合、例えば、打撲などですね。
    その場合損傷を受けた部位を早く修復するために、身体の自己治癒能力が働きます。
    それが、炎症が起きているときの「腫れ」です。そのため、この「腫れ」は、回復のために必要なものなのです。

  • 炎症が起きている場合の対処方法

  • 炎症であれば2週間以内に治まります。
    その間は、局所を安静にすることが一番大切になります。

    それでは、局所を冷やしたほうがいいのか?温めたほうがいいのか?
    皆さんは悩んだことがありませんか?
    答えは、”時期によって違う”なのです。

    ■”冷やす”と、”温める”
    炎症初期は、炎症を抑制することで局所を安静にし、発熱を抑えることが大切になります。なので、「冷やすこと」が大切になります。氷や冷湿布を利用して、十分に冷やしてください。
    炎症初期を過ぎると、痛めた局所が疲労し、機能不全に陥っている状態に移行します。筋肉がかたくなり、血流が悪くなり、その結果重くだるく感じるような痛みが出てしまいます。なので、この時期は「温めること」が大切になります。温かいタオルや温湿布を利用して、血流をよくしてください。

  • 炎症が起きていない場合

  • それでは、炎症が起きていない「腫れ」とはどういったものでしょうか?

    「腫れ」に加えて、次のような症状がある場合は要注意です。
      ◎皮膚が柔らかくなっている
      ◎膝に何か挟まっているような感じがする
      ◎膝、指、手首、ひじなど、多くの関節がこわばり動かしにくい。
      ◎膝の曲げ伸ばしができない(ロッキング状態)
      ◎膝に力が入らない。

    そういっても、判断が難しい場合も多いかと思います。
    気になる症状がある場合は、早期回復のためにも、我慢をせずに、早めに医師に相談してください。

  • 考えられる膝の病気とは?

  • 膝の病気には様々なものがあります。

    ■関節水腫(かんせつすいしゅ)
    関節内にある「関節液(滑液)」の量が異常に増える病状で、いわゆる"膝に水がたまる"状態のことです。
    主な症状としては、膝の表面が柔らかくなり、中に何か入っているような違和感があります。

    ■関節リウマチ(かんせつりうまち)
    全身の関節に炎症が広がり、関節が壊れてしまう病気です。30~50歳代の人が多く、特に女性は男性の約3倍といわれています。
    主な症状としては、膝、指、手首、ひじなど、多くの関節がこわばり動かしにくくなります。

    ■離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)
    骨の先端にある軟骨部分が壊死して骨の一部と一緒にはがれる病気です。運動やスポーツによる膝への負担の蓄積が原因で起こるため、10~20代の若年層に多く見られます。
    主な症状としては、膝に何か挟まっているような感じがします。

    ■半月板損傷(はんげつばんそんしょう)
    膝関節でクッションの役割を果たす軟骨組織「半月板」が、大きな負荷がかかることで欠けたり断裂したりする病気です。
    主な症状としては、膝の曲げ伸ばしができない(ロッキング状態)などです。