蒙古斑の原因は何だろう?~ヒトの体のフシギ~

蒙古斑の原因は何でしょう?蒙古斑は生まれたばかりの新生児のころから先天的なあざです。通常、10歳くらいには消えていくといわれています。見えにくい衣服に隠れるところにできることが多いのですが、そうではない場合もあります。

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  • 生まれてすぐに見つかるあざは?

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    生まれてすぐの赤ちゃんのおしりを見ると、お尻から腰にかけて青いあざのようなものが見られる場合があります。これが蒙古斑です。
    これは男の子、女の子と比べても特に発生率は変わりません。アジア地域など黄色人種の地域では、良くある症状なのだそう。
    ですから、蒙古斑を知らない地域や欧米などでは誤解を受けることもあり、これは「虐待のあざ」だ間違われてしまうこともあるそうです。

  • 蒙古斑は新生児のだいたい90%くらいにでてくるので、特別なことではありません。たいてい、おしりや背中、腰などに出る確率が高いようです。お尻が隠れるくらい大きく出る子もいれば、腰のところにちょっとだけ現われる子もいて、それぞれに出る大きさや、場所も違います。

  • 蒙古斑の原因

  • 蒙古斑とは、母親の胎内で、メラニンを生成するメラノサイトが表皮に出ていけずに真皮に留まってできる青あざです。
    出典 :蒙古斑(もうこはん)
  • 蒙古斑は病院では”青あざ”の一種としてとらえられているうようです。
    どうして発生するのかは残念ながら原因はよくわかっていません。
    言われていることは、メラニン色素が関係しているよう。
    メラニンを作る真皮メラノサイト(蒙古斑細胞)が成長段階で表皮の出る前に、真皮部分でたまってしまうために現われるのではないか、とも言われています。
    蒙古斑の色は、黒や茶色ではなく、灰色から青色が一般的です。部分的なかゆみや痛みはありません。

  • 「蒙古斑は神様からの贈り物」ともいわれているようです。できる原因があまりよくわからないこの症状。でも、言い方を替えるととっても良いイメージになりますね。

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    基本的には、大人になったら消えてくるので様子を見ていきましょう、という対処法で、特に治療はしないのが普通です。大体3~5歳くらいまでには薄く、わからなくなってくるので、あまり心配はしなくて大丈夫です。
    腰やお尻のほかに、体の見えやすいところ(手首や肩など)にできている場合もあります。

  • 違う場所にできているあざは?

  • 腰やお尻以外の箇所にできている場合、これは異所性蒙古斑と言って、学童期から大人まで残ることがあります。痛みなどはありませんが、見えている箇所なので気になることも。本人が苦痛と感じられる場合は除去する方法もあります。

  • 異所性蒙古斑の治療法を見てみましょう

  • レーザー治療が一般的

  • メラニン色素を破壊する治療法。これは、蒙古斑の色素にレーザーを直接当てて、吸収して取り除くという治療法です。体の負担が少なくて、安全性も高いと確認されている治療法です。

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    レーザー治療は安全であり、医療機関でも行うことができることから治療法としては主流になりつつあるそうです。いまは、Qスイッチレーザー照射というものを行うそうです。小さい子供が治療する場合は、全身麻酔をして治療をするので、入院が必要になります。

  • 異所性蒙古斑 の検査方法としましては、皮膚科、皮膚泌尿器科、形成外科や美容外科の医師の診断ならば、特徴的な色素班ですので、ほとんどは目視下だけでも判断がつく場合があります。
    出典 :異所性蒙古斑 | 病院検索ならホスピタ(Hospita)
  • レーザー治療をするときの注意点

  • 治療の回数は大きさや状態によって違います。3か月に1度など、治療には一定期間通うことが必要になってきます。
    また痛みがやはりある場合が。その場合は麻酔なども使用することもできます。レーザー治療後の日焼けは禁物です。取り除いたメラニン色素がまた増殖してしまうことがあるからです。治療後は日焼け対策を忘れずに。

  • そのほか、かつては患部を切除して、縫い縮める切除治療や、冷凍凝固させて患部のメラニン色素を破壊して取り除く方法などがありましたが、いずれも再発や、痛みを伴う治療のため現在ではレーザー治療が主流のようです。

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    どんなに科学が進歩しても、まだまだ良くわかっていない「生命のフシギ」ってたくさんありますよね。蒙古斑もまさにそう。いまだ解明できてない神秘な現象の一つですね。