いつも笑顔の人は要注意。ポリアンナ症候群の治療とは?

最近話題になっているポリアンナ症候群の治療についてご紹介します。
いい面ばかりを見て現実から目をそらしている人、怒られても気にせず笑っている人など、いつでもポジティブ思考すぎる人は、実は精神疾患かも?

  • mippi 更新日:2014/10/23

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  • ポリアンナ症候群とは?

  • 最近注目されている精神疾患が、ポリアンナ症候群です。

  • プラス思考には間違ったプラス思考があり、それをポリアンナ症候群といいます。
    出典 :本当のプラス思考とは?今を生き感情をごまかさない〜ポリアンナ症候群から脱出する〜 - 治る力、癒しの旅
  • 物事の良い側面を見つけることは非常に大切なことであり、生きていく上で必要なことです。
    ポジティブな人は悩みごとが少なく、精神的な抑圧が軽いことから長生きするとも言われています。
    しかし、これも度が過ぎると困り者。

    物事の良い側面しか見ず、自分にとってマイナスになる部分を全部無視してしまっていては、単に現実逃避を続けているだけであり、どんな問題も解決に至りません。

  • 「直面した問題の中に含まれる(微細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」「常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し上を見ようとしないこと」
    出典 :ポリアンナ症候群 日本メンタルセラピスト協会 大阪 メンタルヘルス - メンタルセラピスト メンタルヘルス TMO
     

    これがポリアンナ症候群なのです。
    この背景には「インナーチャイルド」があることを指摘する人もいます。
    いつまでも大人になりきれないから、現実を直視しようとしないのです。
    悪い面を無視していてもなんとかなるとか、悪い面を誰かがカバーしてくれるだろうという甘えた気持ちがあることが、ポリアンナ症候群の人の思考パターン。
    いつもつらいことから逃げてばかりいるだけでは何も解決しないということが分からないのです。

    過去に心に深い傷を負った人は、ポリアンナ症候群になりやすいということを言われています。
    そうしないと自分を保つことができないからです。
    「なろうとしてなった」のではなく「生きていくために必然的になった」という人もいます。

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    あまりにも「ポジティブすぎる思考」を持つ人は、もしかすると精神的な疾患なのかもしれません。

  • 色々な人に迷惑をかけるような大失敗をしたのに落ちこみもせず全然反省をしない人、悪徳商法にはまってしまい様々なものを買わされてしまっている人、借金や暴力など悪い男にばかり引っかかってなかなか別れられない人…そういう人はいませんか?

    実はこれらはポリアンナ症候群の代表的な症状。

    特に悪徳商法に引っかかりやすい人は、周りがどんなに怪しい話だと指摘しても、そのセールスマンの言っている良い面にしか目がいかず、周りの助言が耳に入らないことが原因です。
    ある意味でピュアな心の持ち主ですが、年齢を重ねてこのような心のままいることは問題です。

  • 一般的に、ポジティブ思考のほうが幸せだと考えられますが、本当に幸せかどうかは状況次第とも言えるでしょう。砂漠でコップ半分の水しかないのに、「半分もあって嬉しいな~」と満足していては、死んでしまいます。
    出典 :精神科医に聞く!「超ポジティブ思考」って実はヤバイ - エキサイトニュース(2/2)
     

    確かにそうですね。
    このように現実を見ず、あまりにもポジティブすぎる言動は、自分の命をも落としかねないのです。
    では次では、ポリアンナ症候群の治療についてご紹介しましょう。

  • ポリアンナ症候群の治療

  • ポリアンナ症候群の治療には、とにかく患者に「現実」を見せることです。

    現実に向き合おうとしないからいつまでも治らないので、意識して現実を見せようと周りが努力をすることで、徐々に快方に向かうと言われています。

  • まん中に座らせて周りから現実をつきつけ、
    ちょっとでもポジティブに受け止めようとしたなら
    即座にそれを遮り、さらに過酷な現実をつきつけるのである。
    出典 :ニュージーランドで遊ぶ暮らす学ぶ: “よかった探し”はポリアンナ症候群?!
     

    始めのうちは「私、大丈夫!」など自分を励ますようなポジティブな回答がかえってくることもありますが、これを遮ることを何度もこれを続けることで次第に現実を受け止められるようになるはずです。

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    自分の言動に心当たりのある人は、心理カウンセラーなど専門家に相談してみるのも一つの手です。
    考え方はなかなか変えられるものではないので長期的に通うことになるかも知れませんが、続けることで必ず結果が出るはずです。

  • 『言われるまで気づかない』ではなく『自分で積極的に欠点を直していく』姿勢が大事です。
    出典 :現実逃避がちなあなたが知らぬ間に疾患しているかもしれない”ポリアンナ症候群”について。
     

    自分で少しでも思い当たる点があるのなら、一度周りや専門医に相談してみることがおすすめです。

  • ネガティブ思考がポリアンナ症候群を防ぐ!

  • 「ネガティブ思考」は
    ポリアンナ症候群を予防します。
    出典 :心理カウンセラー、山中ショウセイのカウンセリングルーム うつ気質(メランコリー親和型)の良いところ
     

    なにも、努めて「ネガティブ思考になれ」と言っているのではありません。
    人間には誰しもネガティブな部分がありますが、ネガティブだからダメ人間だと落ち込むのではなく、ネガティブだからこそバランスよく物事を見ることができると喜ぶべきです。