急な運動で膝の靭帯損傷?知っておきたい症状と予防法

急な運動や階段の上り下りで足に痛みが出たら、膝の靭帯損傷かも知れません。軽度の場合は安静にしていれば痛みは引きますが、ひどい場合には手術が必要な場合もあります。日頃から運動して予防しましょう。

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  • 膝の靭帯損傷は、軽度のものなら一時的に膝が痛む程度で、しばらくすれば痛みは治まりまります。しかし、靭帯が完全に切れてしまう「靭帯断裂」の場合、激しい痛みを伴います。損傷によって時間と共に関節内に血液がたまり、足に腫れや曲げにくさを感じたり、ひどければ歩行が困難になることもありますので、病院での適切な処置が必要です。

  • 膝の痛み、膝靭帯損傷(ひざ じんたい そんしょう)かも

     

    急に運動した後や、膝を強く打った後に
    膝が痛くなったら、膝靭帯損傷を疑いましょう。

  • 膝靭帯損傷の症状

  • 膝がグラグラとぐらつき不安定さを感じる。
    歩いている時に突然膝がガクンと落ち込む。
    ねじった時に、「ゴリッ」「ポキッ」「ブチッ」断裂音がした。
    階段の上り下りや正座時に痛みがある。
    膝に腫れがあり曲げにくさを感じる。

  • 階段や正座で膝が痛くなる

  • 膝靭帯損傷の原因

  • 膝を強く打ったり、激しく動かしたりねじるなどの強い力が膝に加わること。

  • 膝靭帯損傷の治療

  • 靭帯損傷の治療には手術と保存療法があります。損傷の程度が軽度の場合には安静にしていればほぼ治ります。従って、ケガからあまり時間の経っていない状態であれば、膝をギプスやサポーターなどの装具で固定する装具療法を中心とした保存療法を行います。

    一方、靭帯が完全に切れた「靭帯断裂」では自然に再生することはありませんので手術が必要になる場合があります。しかし、一般の人であれば、例え靭帯が断裂しても、患部をしっかり固定しつつ膝周りの筋肉を鍛えることで日常生活を支障なく過ごせるようになります。

    日常生活以上の例えば、スポーツ選手や競技レベルの強度の運動をしたい人、重労働者などでは「再建手術」と呼ばれる、膝周辺の腱(けん)を切り取って靭帯の代わりにする手術を行う場合があります。

  • 膝の靭帯損傷は安静にしていれば痛みは治まります。

     

    競技レベルのスポーツをする人以外は、手術の必要はありません。

  • 膝靭帯損傷の【予後・予防】

  • 膝靭帯損傷の予後・予防のための方法を紹介します。膝靭帯損傷の予後・予防には重要なポイントととして3点あります。

    (1)ふくらはぎや太もも周りの筋肉を鍛えること、
    (2)ふくらはぎや太もも周りの筋肉のストレッチをすること
    (3)全身運動を行うこと

  • (1)ふくらはぎや太もも周りの筋肉を鍛えること

  • 膝まわりのふくらはぎ、太ももの筋力トレーニングを行うと、膝が支える力が強くなり安定感が増します。このとき、急に無理な筋力トレーニングを行うよりも、まずは椅子に座ったまま(座位)や、腹を上に向けて寝た状態(仰臥位)で行えるトレーニングにすることが大事です。また、トレーニングは強度の低い動きを多数回行うことも効果的な運動のコツです。

  • (2)ふくらはぎや太もも周りの筋肉のストレッチをすること

  • 筋肉や靭帯を伸ばす柔軟体操・ストレッチングは、筋肉や関節の柔軟性を高めるのに重要な行為です。効果的なストレッチは膝の動く範囲(駆動域)を広げて、膝の曲げ伸ばしをしやすくします。ストレッチングのコツは筋肉を伸ばす際に呼吸を止めず、長くゆっくりとした呼吸を続けることです。このとき、筋肉に力を入れず、呼吸を吐ききることで高いストレッチングの効果が期待で来ます。

  • (3)全身運動を行うこと

  • ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、ダンスなどの全身運動は、骨や筋肉などの組織を丈夫にするのに有効です。さらに、体力をつけ、心臓・肺・血管などの心肺機能も高めて、膝の痛みの根本的な原因の一つである”老化”を遅らせることも期待できます。

    全身運動の中でも、膝に痛みがある人はウォーキングや自転車こぎなど、ゆっくりと呼吸をして酸素を体内に取り入れながら行う「有酸素運動」がお勧めです。同じ有酸素運動でも、ジョギングは膝に強い衝撃があるので、膝の悪い人には向きません。

  • 全身運動がおすすめです。

     

    最初は散歩の習慣をつけることから始めましょう!