ココロの病、「PTSD」ってどんなもの?症状は、治療方法は?

戦地から帰ってきた兵士や、自然災害に見舞われた被災者などに多く発生する「PTSD」。「心的外傷後ストレス障害」とも呼称される、ココロの病。いったいどんな症状があるのでしょう?

view389

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • PTSDって何のこと?

  •  

    一人思い悩んでいる人が周りにもいるかもしれません。

  • PTSD(Posttraumatic stress disorder)とは、外傷的出来事にさらされたことによる精神的な後遺症のことです。突然の不幸な出来事によって、命の安全が脅かされたり、大けがをしたり、恐怖感や無力感を感じるなど、強い精神的衝撃を受けることが原因とされています。また、自分自身が直接の被害者とならなくても、悲惨な光景を目撃したり、家族が被害を受けるなどでも強い精神的ショックを受けることもあります。

  • PTSDはどうやって引き起こされるの?

  •  

    イラクやアフガニスタンからの帰還兵には多くのPTSDが報告されています。

  • PTSDのきっかけとなる出来事としては、各種の災害、戦争、テロ、事故、犯罪被害、暴力犯罪、性暴力、虐待、大事な人の死などが報告されて来ています。

  • PTSDの症状にはどんなものがあるの?

  •  

    怪我や目に見える外傷だけではなく、ココロの傷もケアが大切。

  • PTSDの大きな特徴は、過去のトラウマ体験が現在も続いているかのように、心理的に不安定になってしまうこと。フラッシュバックや悪夢などのでトラウマ体験時の恐怖や無力感、絶望感が蘇ったり、その体験を想起させるような物や状況に遭遇するだけで不安反応が起こるなど、精神的にも過敏になってしまいます。上記の例では、背後に足音が近づいてきただけで、暴行時の記憶が蘇ってパニックになってしまうといったことが起きてしまうのです。
    出典 :PTSD(心的外傷後ストレス障害)の原因・症状・症例 [メンタルヘルス] All About
     

    過去のトラウマが現在も継続する、辛い症状です。

  •  PTSDの症状は大きく、「再体験症状、回避・まひ症状、過覚醒症状」の3つに分けられます。

  • ■ トラウマ体験が現在も続く症状
    トラウマのイメージや感覚が頭に浮かんでしまう
    トラウマ体験を悪夢で見る
    トラウマ体験を強く思い出してしまうフラッシュバック現象
    トラウマ体験を想起させるような状況で強い恐怖反応や不安反応を示す

    出典 :PTSD(心的外傷後ストレス障害)の原因・症状・症例 [メンタルヘルス] All About
     

    悪夢にうなされるといった症状は代表的。

  •  

    どんなことがトラウマになっているかは人それぞれ。

  • ■ 感情の麻痺・記憶喪失・回避行動
    強いショックから心を守ろうとする機能が働き、記憶喪失や回避行動を起こすようになる。 トラウマ体験を想起させるような場所やモノを強く避ける
    トラウマ体験時の完全な記憶を失う
    意欲が全般的に低下し、孤立感を強める
    辛い感情を持たない代わりに感情が鈍くなる
    将来の展望が見えないと感じる
    出典 :PTSD(心的外傷後ストレス障害)の原因・症状・症例 [メンタルヘルス] All About
     

    逆に、感情が鈍くなることもあるのですね。

  •  

    忘れたいことを記憶の外に追いやってしまう、記憶喪失も。

  • ■ 精神的な過敏症状
    寝つきが悪く、睡眠が浅くなる
    イライラ感・怒りを感じやすくなる
    集中力が低下する
    過剰な警戒感を持つ
    背後の物音、照明の点灯などの外部刺激に過剰反応する
    出典 :PTSD(心的外傷後ストレス障害)の原因・症状・症例 [メンタルヘルス] All About
     

    睡眠にあらわれる障害は顕著な症状の一つ。