PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは?

 PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、どのような精神的障害なのか、その診断方法などをまとめてみました。

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  • PTSDとは?

  • 心的外傷後ストレス障害(Posttraumatic stress disorder:PTSD)は、危うく死ぬまたは重症を負うような出来事の後に起こる、心に加えられた衝撃的な傷が元となる、様々なストレス障害を引き起こす疾患のことである。
    出典 :心的外傷後ストレス障害 - Wikipedia
  • トラウマ

  • PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、過去に心に受けた傷(トラウマ)がストレスを生んで、不安や緊張を起こすタイプの不安障害です。
    出典 :PTSD(心的外傷後ストレス障害)
     

    大きな地震なども原因になります。

  • トラウマの例

     

    戦争、台風、地震、火事などなどの自然災害、事故、児童虐待、家庭内暴力、DV、暴行、強姦、性的虐待などの犯罪被害などです。

  • PTSDの3つの症状

  • フラッシュバック

     

    トラウマの原因となった出来事が、本人の意志とは関係なく突然、心によみがえることです。侵入的症状と呼びます。主な例には次のようなものがあります。
    ●原因となった出来事についての記憶をぶりかえす。
    ●原因となった出来事やそれに近い内容の悪夢を見る。
    ●原因となった出来事を思い出したことにより、動悸、発汗などが現れる。

  • 回避行動

     

    トラウマの原因となった出来事やそれに関係することをできるだけ回避する行動です。回避行動の主な例には次のようなものがあります。
    ●トラウマの原因となった出来事に関することを一切考えない、話さない。
    ●トラウマの原因となった出来事に関する場所や人を避ける。
    ●トラウマの原因となった当時の記憶を全て、または一部思い出せない。
    ●孤立感が強まり、引きこもりにつながる。
    ●感情が麻痺し、人間的な喜びを感じられなくなる。

  • 過覚醒症状(精神的な過敏症状)

     

    トラウマの原因となった出来事が、まだ継続しているかのような感覚を持つことによる症状です。
    過覚醒症状の主な例には次のようなものがあります。
    ●絶え間ない警戒心
    ●少しのことでも驚きやすくなる
    ●集中力の低下
    ●睡眠障害
    ●怒りっぽい性格

  • PTSD(外傷後ストレス障害)診断基準

  • 代表的な3症状が1ヶ月以上持続した場合にPTSDの診断が下されます。したがって、体験後1ヶ月以内はPTSDの診断を下すことは出来ません。ただし、症状の開始時期は体験後1ヶ月以内であっても構いません。
    出典 :診断と治療 | 日本トラウマティック・ストレス学会
  • PTSDがもたらす影響

  • PTSDを発症したことにより、本人が苦痛を受けるばかりか、周りの人にも影響を与えます。PTSDがもたらす影響を以下に記します。
    自責の念
    自分だけが助かった、自分に何かできたのではないかといった罪の意識に苛まれます。
    アルコール依存
    苦痛をやわらげようとしてアルコールに頼ります。依存症に発展することもあります。
    社会生活の回避
    人とのコミュケーションが困難になります。怒りっぽい性格により、周りからはわがままや気難しい性格だと思われ、孤立感を一層深めます。
    出典 :PTSD(心的外傷後ストレス障害)
  • PTSD診断チェックシート