流産のリスクは初期だけじゃない!安定期の流産原因とは

安定期の流産原因とは?
流産といえば、妊娠初期が最も多いと言われていますが、実は安定期に入ってからも流産する可能性があるのです。
安定期の流産を後期流産といいますが、その後期流産の原因についてまとめました。

  • mippi 更新日:2014/11/17

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  • 流産の最も多いのは初期

  • 流産の定義とは?

     

    流産は、妊娠22週以前に妊娠が終わることを言います。

  • 流産をするタイミングとして一番多いのが、妊娠初期です。

    妊娠初期に流産してしまう理由はいろいろありますが、母親の体も赤ちゃんもまだ安定していないということが一番の理由。
    赤ちゃんが持つ染色体等の異常が、この時期に起こる流産の原因として最も多いと言われています。

    初期の流産の原因は、お母さんの生活や栄養が影響するというわけではなく、赤ちゃんが持って生まれてきたものによるものなので、運命であるともいえます。

    受精し、妊娠が成立したとしても、約15%くらいは流産してしまうとも言われており、さほど珍しいことではありません。

  • 安定期はいつから?

     

    妊娠5ヶ月頃、週数でいうと妊娠16週頃からが安定期と言われています。

  • 約93%が妊娠11週以前(2~3ヶ月目)に起こっています。 一方、4ヶ月目以降(妊娠12週目~)の流産は全体の7%以下に過ぎません。
    出典 :4ヶ月目(妊娠12週目)以降の流産
     

    流産を経験した人に取ったアンケートでの結果。
    多くの人が妊娠初期に流産を経験しています。
    一方で安定期近くになってからの流産の確率はぐっと下がります。

  •  

    実は流産のリスクは、安定期に入ってからも大いにあるということを覚えておかなくてはいけません。

  • 安定期の流産原因、考えられる3つの要素とは?

  • ①頸管無力症によるもの

     

    頸管無力症とは、子宮の入り口が無意識のうちにゆるくなってしまうことです。

  • 子宮の入り口は、通常であればしっかりと閉じており胎児を守っています。
    しかしこれがまれに子宮出口の筋肉や線維の力が弱くなってしまう人がいるのです。

    お腹の中で赤ちゃんが成長し、体や頭が大きくなり重くなるとそれを支えられなくなり、自然と出口が開いてしまうことで流産してしまいます。

  • ②先天的な原因によるもの

     

    免疫や染色体に異常がある場合、安定期に入っても流産をしやすくなります。

  • 後期流産の30~40%において染色体異常が認められます
    出典 :後期流産の原因|産婦人科専門医・周産期専門医からのメッセージ
  • 妊娠満12週以降の流産は、後期流産と呼ばれます。

    妊娠初期のころの流産は赤ちゃんの染色体異常によるものですが、後期流産に関しては母体側の原因によります。
    母体側の原因として挙げられる中には、子宮奇形や子宮筋腫があります。
    これらの症状があると、妊娠を継続することが困難になるのです。

    流産を何度も繰り返す習慣流産もこういった先天的なものが原因ではないかと言われています。

  • ③感染症によるもの

     

    様々なウイルスによる感染症により、流産が起きてしまうことがあります。

  • 後期流産の原因として考えられるのが、梅毒、単純ヘルペス、風疹、マイコプラズマ、サイトメガロウイルス、パルボウイルス、クラミジア感染症など。

    様々なウイルスが流産の原因となり得るのです。

    風疹は妊娠の初めであればあるほど胎児への影響は大きいと言われており、20週くらいになるとその影響はほとんどなくなると言われていますが、リスクの高い感染症であることは事実。
    感染することで流産の可能性が上がるほか、流産しなかったとしても、胎児に難聴や白内障、心臓構造の異常が起こりやすいとされており、注意すべきウイルスであることは間違いありません。

    妊娠期間中は使える薬が制限されるため、症状が発症してしまうと妊婦さんにとって大変つらいものとなります。
    自然治癒する期間も長引いてしまうため、体が弱って十分に栄養が摂れなくなると、当然胎児にも悪影響ですよね。

  • 安定期の流産、防ぐためにはどうしたらいいの?

  • 身体を温めることが大切

     

    最近人気のキーワード「温活」ですが、妊婦さんも取り入れることをおすすめします。

  • 先天的な体の異常については防ぐことができませんが、少しでもリスクを減らしたいと思っている人におすすめなのが、体を温めること。

    実は、冷えも流産の原因として大きく関与していると言われています。
    冷えは、体だけでなく子宮への血のめぐりも阻害してしまうので、赤ちゃんにとって子宮が居心地のいい場所ではなくなってしまいます。

    冷えを解消するためには、末端を温めることが大切。
    手足をしっかり温めて、体温を高く保つように心掛けましょう。

    身体を温めることで、感染症を予防することもできますよ。

    また、妊娠期間中は、マスクや手洗いうがいなどで、しっかりとウイルスから身を守ることも大切。
    人ごみに出かけるのはできるだけ避けましょうね。