「慢性中耳炎」は痛くない大人の中耳炎 放っておくと、難治性の難聴をきたす場合も

慢性中耳炎は急性中耳炎と違って痛みを伴わないことが多いため、そのままにしておくと、難聴になってしまう恐れがあります。耳の聞こえが悪かったり、鼓膜に穴があいていると言われた方は、放置せずに治療をすることが大切です。

  • green 更新日:2014/07/13

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  • 慢性中耳炎はどうして大人の中耳炎と言われるの?

     

    急性中耳炎の鼓膜の穴は、きちんとした治療がされると自然にふさがるのですが、医療が十分ではなかった時代に急性中耳炎にかかっていた方はその時代にしっかりと治療が行われなかった可能性が高いです。そのような方は、慢性中耳炎になりやすい傾向があります。よって、大人の中耳炎と言われています。

  • 慢性中耳炎ってどんな病気なの?

  • 私たちの耳には、急性(化膿性)中耳炎がひどくなると、鼓膜(こまく)に穴があき、なかにあるうみを出し(自然排膿(しぜんはいのう))、炎症を治そうとするはたらきがあります。この時にあいた穴は自然に閉じますが、中耳炎を繰り返したり、治り方が不十分だと、この穴が閉じなくなり慢性(化膿性)中耳炎になります。
    出典 :慢性(化膿性)中耳炎の症状や原因など - goo ヘルスケア
  • 大きく2つの種類に分類され、慢性単純性中耳炎は鼓膜の中央部の鼓膜緊張部に穿孔を認め、中耳腔の粘膜の炎症であるのに対して、鼓膜の上方(鼓膜弛緩部)や辺縁(緊張部辺縁)に穿孔のある真珠腫性中耳炎では、中耳腔の周りの骨の病変を伴い、大きな合併症を起こす危険性があります。
    出典 :病気の解説と治療法 耳の病気 慢性中耳炎とその治療
  • 慢性単純性中耳炎

     

    慢性単純性中耳炎は音の振動が伝わらなくなるため、難聴になる危険性を伴います。

  • 慢性単純性中耳炎は、鼓膜は中央の大部分を占める緊張部の穿孔を伴う中耳炎であり、穿孔を通して細菌が入ることより耳漏(耳からの膿などが流れ出すこと)を繰り返したり、また鼓膜の穴のために音の振動が十分に伝わらなくなるために難聴を来たします。
    出典 :病気の解説と治療法 耳の病気 慢性中耳炎とその治療
  • 真珠腫性中耳炎

     

    真珠腫性中耳炎は、めまいや耳鳴り、顔面神経麻痺などの症状がでてきます。

  • 真珠腫性中耳炎では、鼓膜弛緩部または緊張部より中耳腔に真珠腫上皮が侵入し、中耳腔内部、あるいは中耳腔の周りの骨が吸収されていきます。
    出典 :病気の解説と治療法 耳の病気 慢性中耳炎とその治療
  • 上記の慢性単純性中耳炎と比較して、骨の病変を伴うことがひとつの特徴です。中耳腔の骨として、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨などの耳小骨がありますが、耳小骨が吸収されることにより、伝音性難聴が生じます。
    出典 :病気の解説と治療法 耳の病気 慢性中耳炎とその治療
  • 中耳から内耳へと骨の吸収が進むことより、めまい、耳鳴り、顔面神経麻痺など内耳に存在する神経の障害が生じる可能性があります。
    出典 :病気の解説と治療法 耳の病気 慢性中耳炎とその治療
  • 慢性中耳炎の治療

  • 耳だれに対しては、抗生物質の服用や点耳薬を使用します。
    出典 :耳鼻咽喉科ホームページ
  • 鼓膜に穿孔がある限り、聴力は改善しません。慢性中耳炎の治療の流れの中で、鼓膜を閉鎖する、あるいは真珠腫性中耳炎の炎症の場を取り除くなどの手術が重要となります。
    出典 :病気の解説と治療法 耳の病気 慢性中耳炎とその治療
  • 鼓膜穿孔が大きい場合、炎症が高度の場合には鼓室(こしつ)形成術を行います。全身麻酔で伝音連鎖の再建と鼓膜の形成を行います。最近では手術方法が非常に改良されており、耳漏がとまるだけではなく難聴もかなりの率で改善します。
    出典 :慢性(化膿性)中耳炎の症状や原因など - goo ヘルスケア
  • 急性中耳炎をしっかりと治療しておかないと、慢性中耳炎になる可能性があります。急性中耳炎になったときには、きちんと治すことが大切です。