うっ血性心不全の原因は?

うっ血性心不全とは何でしょうか?その原因を中心にまとめてみました。

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  • どんな病気?

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  • 心不全は様々な原因により心臓のポンプ機能が損なわれた状態を指します。心臓は全身に必要とする血液を送り出すポンプですが、このポンプのはたらきが低下して肺や末梢の組織にむくみが生じて、息苦しく感じるのが「うっ血性心不全」です。

  • うっ血性心不全の主な症状は、呼吸困難です。肺の病気でも呼吸困難の訴えは多いのですが、心不全では肺のむくみ(肺水腫(はいすいしゅ))に基づくため、就寝後しばらくしてから苦しくなるという″夜間発作性呼吸困難”や、上半身を起こすと少し楽になるという″起座(きざ)呼吸”の症状が特徴です。

  • 高齢者はこのような典型的な症状よりも、全身のだるさや食欲の低下、便秘、活動の低下などといった一般的な症状だけが表に出ることが少なくなく、注意しなくてはなりません。

  • 動脈硬化が進んでいる場合、心臓から送り出される血液が少なくなり、脳への血流も損なわれやすくなります。このため、めまいや不穏(ふおん)(落ち着かない)、見当識(けんとうしき)障害(時間と場所など周囲を正しく認識する機能の障害)、錯乱(さくらん)などの精神・神経症状が出やすいことも高齢者の特徴です。

  • 治療ポイント

  • 急に呼吸困難が生じた場合や、血圧や意識の低下を伴うような重い場合には、CCU(心臓集中治療ユニット)に入院します。

  • 血圧や心電図、状態によっては心臓カテーテル検査を行い、酸素、利尿薬、心臓のポンプを強める強心薬などが使われ、重篤な状況を乗り切るために一時的に機械による呼吸(人工呼吸)が必要になることもあります。

  • 心不全の悪化を防ぐには、塩分の制限や体重の管理、激しい運動やお酒をひかえるなど、日常生活の管理が極めて重要です。