視力を戻したい!ICL(眼内コンタクトレンズ)とレーシック、どっちがいいの?

数年前まではレーシックの手術が有名でした。しかし近年、視力を調節する方法としてICL、眼内にコンタクトレンズを入れて視力を調節する、という手術方法も出てきました。レーシックとICL、受けるならどっちがいいのだろう?ということで調べて比較してみました。

  • min.y 更新日:2014/12/25

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  • ICLとレーシック、どう違うの?

  • レーシックの手術方法

     

    ICLもレーシックも点眼薬で麻酔するのは同じです。
    しかしレーシックの中でも手術方法はそれぞれあり、ウェーブフロント、イントラ、エピ、ラセック、PRLと、患者の要望や体質によって手術方法も変わってきます。

  • 最初にレーシックの説明です。
    手術する病院によって異なってきますが、眼球の「角膜」という所に専用のレーザーを照射、屈曲率を調節して視力を矯正するという方法です。
    画像のようにですが、角膜の表面をちょっとずつ削っていき、角膜で作った蓋「フラップ」を作成します。(PRE手術方法はフラップは作成されません。)
    そのフラップをめくった所にレーザーを当てて、角膜を削りながら調節します。
    そしてフラップを戻すと、もともと患者自身の角膜で作った蓋なので日が経つにつれて自然に定着していく、という流れです。
    角膜自信を直接削っての手術になるので視力を上げる事ができる、という仕組みです。

  • ICL(眼内コンタクトレンズ)

     

    こちらはレーシックと違う方法になります。

  • ICLに関しては手術方法が事なってきます。
    ICLは「黒目」の部分である角膜と水晶体の間の薄い膜、目の光の量を調節する「虹彩」にレンズを入れる手術をする方法になります。
    ・・・といっても通常のコンタクトレンズは、「角膜」の上に乗せている状態。眼内コンタクトレンズはその角膜の下に入れて、常時コンタクトレンズが入ったままの状態になります。
    どうやって入れるのかというと、角膜に数ミリ単位の切り傷を入れて、その隙間から専用のレンズ(ソフトコンタクトのようなもの)を入れ込むといった方法です。
    なので、外したいと思ったら取り外しも可能なんです!


    新しい手術方法のように感じますが、白内障の手術として30年前から行われていたものが、2010年から認可されて視力矯正手術に用いられたようになったということです。

  • 手術できない人の違いは?

  • 病院やクリニック別によって差はありますので、参考程度にご説明します。

    【レーシックの手術不可条件】
    ・17歳以下
    (眼球の成長過程や近視が進行中の可能性があるため)

    ・妊婦、授乳中の場合。
    (ホルモンバランスが安定していないのと、術後の薬剤が乳幼児や授乳への影響がはっきりと分かっていないため)

    ・疾患がある場合
    (特に目。白内障、緑内障、視神経障害など、角膜の治癒に何らかの問題がある場合や疾患をおこす薬剤を私用している可能性がある場合も不可。眼以外でもレーシックが不可な場合の疾患があります。)

    ・目の状態
    (角膜が薄い、角膜細胞が少ない。)

    ・視力状態
    (乱視・近視があまりにひどい場合。角膜を削る量が過度に増えてしまうと思われる。)

  • レーシック手術で重要な角膜

     

    赤い字の部分がそうです。
    一部ではレーシックは角膜の厚さが重要になってくるそうです。
    角膜を削っていい限度は国際的な基準で決まっているので、そちらに影響があると受けられないみたいですね。
    なので、体質によっては受けられない可能性もあります。

  • 続いてICLの場合です。

    【ICLの手術不可条件】
    ・21歳~45歳まで。
    (白内障のリスクが45歳から高くなるため。)

    ・近視度数-19D~6Dが推奨、といわれている事も。

    ・緑内障、角膜変性症など、目の疾患がない。
    (白内障の場合も手術が受けられません。先に白内障の治療が必要となります。)

    ・妊娠中や授乳中ではない。
    (レーシックと同様、ホルモンバランスが安定していないという理由からだと思われます。)

  •  

    白内障の手術方法の一つではありますが、あくまで視力回復の方法なので「白内障を治す」手術ではないんです。
    ご注意ください!

  • 手術時間はどのくらい?

  • 【レーシック手術】
    片目 10分から20分

    【ICL手術】
    片目 5分から10分

    レーシックの方が少々時間はかかりますが、それでも両目1時間以内なんですね。
    ただ「手術」になりますので、気軽に入ってすぐに手術してください!というのはできません。
    申込して、先生に診断してもらって、手術可能か検査して、手術の同意書書いて・・・という流れになりますので、手術まで日数がどのくらいかかるのか、確認する必要はありそうですね。

  • 完治や安定するまでのアフターケアや日数は?

  • レーシックもICLも手術後は当日中に帰宅が可能です。
    しかし、視力が安定しないので、当日中の運転や仕事は禁止。
    手術日はフルで会社を休む必要があります。
    手術後は少し横になって安定してから帰宅という流れになるみたいです。
    クリニックによって数ヶ月単位で目薬が処方されるので、点眼しながら様子を見ます。
    病院によって異なるのですが、1週間後や1ヶ月ごとに診察を受ける必要が出てきます。

    安定するまでの期間は・・・
    【レーシック】
    2ヶ月~3ヶ月

    【ICL】
    翌日~1週間
    しかし、傷口が安定するまでは1ヶ月~3ヶ月のため、完治は3ヶ月ぐらい。


    双方とも3ヶ月ぐらいとみたほうがいいかもしれないですね。

  • 費用はどのくらいかかるの?

  • こちらは大きく変わってきます。

    【レーシック】
    約10万~30万前後

    【ICL】
    約70万円程度


    ICLはレンズの取り外しが可能で手軽そうではあるのですが、金銭面はとてつもなく高いです。。。

  • 手術を受けるために注意をすることは?

  •  

    やっぱり信頼できるお医者さんにお願いしたい!

  • 【レーシック】
    レーシック手術のための資格がありません。
    そのため、医師免許を持っていて医師自身が勉強していれば、手術は可能です。
    なので、レーシックを専門にしている眼科専門医、「日本眼科学会認定専門医」として認められている等の信頼性を置ける病院かどうかを調べる必要があります。
    中には眼科専門医の資格がないままレーシックを行っている病院もあるそうです。
    通常、眼科専門医は手術等を含めた5~6年以上の検収が必要となるそうなので、安易に決めずに調べてからお願いしましょう。


    【ICL】
    ICL手術は経験や知識が必要となってきますので、眼内レンズメーカーの会社「STAAR」と日本眼科学会の研修と認定を受けないと手術ができません。
    なので、医師免許があるだけではできない。ということです。
    しかし、100%安全ですという事は断言できませんので、医師の話をしっかり聞いたり評判等を調べてからお願いしたいですね。

  • いかがでしたか??

  •  

    近年視力回復の手術はいろいろ増えてきて、手軽にできる時代になってきました。
    しかし、レーシックもICLも目を手術することは同じです。
    クリニックによっても方法は異なってきますので、ホームページで調べたり、直接電話で確認された方が確実かと思います。
    通常は視力を調整する手術ですが、場合によっては失明してしまう可能性もありますので、手術方法や医師選びは慎重に行いましょう!