【多発性筋炎】の【症状】は筋力低下に加え、肺や心臓といった臓器の障害、関節異常も見られる。

【多発性筋炎】とは自己免疫疾患の一つで、【症状】は四肢の筋肉が筋力低下を起こし立居や歩行が困難になる。
特徴的な皮疹が現れる「皮膚筋炎(DM)」があるが、【多発性筋炎】とは別の病気と考えられている。
難病に認定された疾患で、遺伝ではないが、女性に多く発症する傾向にある。
症状は緩やかに悪化する。

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  • 【多発性筋炎】とはどんな病気?

  • 多発性筋炎/2分で分かる医療動画辞典 ミルメディカル - YouTube

  •  多発性筋炎(PM)は、筋肉の障害(炎症や変性)により、筋肉に力が入らなくなったり、筋肉の痛みを感じたりする病気です。また、特徴的な皮疹(ゴットロン徴候やヘリオトロープ疹など)がみられる場合には、皮膚筋炎(DM)と呼ばれます。
     多発性筋炎は膠原病(こうげんびょう)のひとつで、筋肉(骨格筋)だけでなく、肺、関節、心臓、消化管など、他の臓器障害を合併することもあります。好発年齢は小児期(5〜14歳)と成人期(35〜64歳)の2つのピークを示し、成人では1対2で女性に多く、日本の有病率は10万人に2〜5人、年間受療患者数はPMで3964人、DMで3118人(1993)と推定されています。

    出典 :多発性筋炎、皮膚筋炎 - goo ヘルスケア
     

    子供もかかる病気です!

  • 【多発性筋炎】の症状

  • 筋力の低下や皮膚、内臓の障害が現れる。

  • 発症はゆるやかで、四肢近位筋群の筋力低下が初発症状となります。多くは下肢近位筋群の筋力低下のため、椅子やしゃがんだ姿勢から立ち上がれなくなり、階段の昇降も困難になります。ついで物を持ち上げることができなくなる、髪をとかすことが困難になるなどの上肢(手)の症状が出現してきます。少数例ですが臀部(でんぶ)、ふくらはぎや肩に痛みを自覚することがあります。頸部の筋力低下のため頭を固定できなくなります。咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)や食道の筋力低下により構音障害(こうおんしょうがい)や嚥下障害(えんげしょうがい)が生じることがあります。通常は外眼筋(がいがんきん)、顔面筋、舌筋(ぜつきん)や顎筋(けいきん)などはよく保たれます。手足の末梢の筋肉も障害されません。呼吸筋は軽度障害されることがあります。適切な治療がなされないと数週から数カ月間、筋力低下や筋萎縮が進行します。心筋障害も生じます。ほとんどは軽度の心電図異常にとどまりますが、時に不整脈が出現することがあります。慢性肺線維症など間質性の肺障害もよくみられる合併症です。他の自己免疫疾患と同様にレイノー現象も認められることがあります。
    出典 :多発性筋炎 家庭の医学 - Yahoo!ヘルスケア
  • 【多発性筋炎】筋肉以外に現れる症状

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    早急に適切な治療がなされないと、ますます進行するそうです。

  • 筋肉以外の症状 ・発疹眼瞼(がんけん)部のはれぼったい紫紅色の皮疹…ヘリオトロープ疹、手指関節背面の皮がはげた紅色の皮疹…ゴットロン徴候、肘(ひじ)や膝(ひざ)などの関節背面の少し隆起した紅色の皮疹など・関節痛・関節炎関節リウマチのような破壊・変形はまれです。・レイノー現象寒冷時に手指が白くなり、じんじんしびれたりする症状・呼吸器症状肺胞(はいほう)と肺胞の間や血管のまわりにある間質(かんしつ)に炎症(間質性肺炎)が起こり、空咳(からぜき)、息切れ、呼吸困難が起こります。・心症状不整脈、心不全など・悪性腫瘍の合併とくに高齢者のDMで注意が必要です。・全身症状発熱、全身倦怠感(けんたいかん)、食欲不振、体重減少などを認めることがあります
    出典 :多発性筋炎 家庭の医学 - Yahoo!ヘルスケア
     

    これだけの症状が出るのですから、恐ろしい病気といわざるを得ませんね。
    一日も早い原因解明が待たれます。

  • 【多発性筋炎】検査と診断

  • 筋肉の異常を調べるために血液検査や画像検査、特殊な検査を行って診断を進めて行きます。
    〈血液検査〉
    筋肉の障害を反映するクレアチニンキナーゼ(CK)、アルドラーゼ(ALD)、ASTの上昇が見られます。自分の体の成分に対する抗体を自己抗体を言いますが、抗Jo-1抗体という自己抗体が検出される場合もあります。
    〈筋電図〉
    筋肉に微量な電気を流して、その反応を測定する検査です。これにより筋力低下の原因が、神経によるものではなく筋肉によるものであることを検索します。
    〈筋生検〉
    皮膚を切開して取り出した筋肉の一部を、特殊な方法で染色して顕微鏡で見る検査です。筋炎ならば炎症をおこす細胞が筋肉内に多数認められます。診断の決め手になります。
    〈MRI〉
    筋肉の炎症部位や程度がMRIによってわかることがあります。
    出典 :多発性筋炎/皮膚筋炎|慶應義塾大学病院 KOMPAS
  • 皮膚筋炎は悪性腫瘍と合併する?

  • 大人にみられる皮膚筋炎では、そのうちの約30%に腫瘍を合併するとの報告があります。この傾向は年をとるともっとはっきりし、50歳を超えると約50%ともいわれています。
    合併する悪性腫瘍の種類ですが、固形がんであれば何でもみられます。このため、中年以降の皮膚筋炎の患者さんの場合には、悪性腫瘍の検索をすることが大切になります。
    出典 :筋炎(多発性筋炎・皮膚筋炎)の検査と診断
  • 【多発性筋炎】と間違えやすい病気

  • 筋炎といちばん間違えやすいのは甲状腺機能低下症です。この病気でもクレアチンキナーゼ(CK)やアルドラーゼなどの筋原性酵素が血中で増加します。しかし、甲状腺ホルモンを測定することで簡単に見わけることができます。
    「筋ジストロフィー」
    筋ジストロフィーという筋肉の病気でも筋原性酵素の増加がみられます。しかし、この病気の大半は遺伝性ですので、区別するのはそうむずかしくありません。
    「重症筋無力症」
    重症筋無力症でも筋力が低下しますが、この病気では眼に症状が出るのが特徴的です。まぶたを吊り上げる筋肉が侵されるために、まぶたが下がってきます。しかし、血液検査では筋原性酵素は増加しません。
    「封入体性筋炎」
    封入体性筋炎は高齢の男性に多く、数年にわたりゆっくりと進行すること、非対称性でからだから離れた遠位筋群の病変が目立つことなどから区別することができます。
    このほか、筋原性酵素が血中に増加する病気としては、心筋梗塞、薬剤性横紋筋融解症、ウイルス性筋炎などがありますが、診断は専門医にとってそうむずかしいものではありません
    出典 :筋炎(多発性筋炎・皮膚筋炎)の検査と診断