下まぶたにしこりができた。それは霰粒腫(さんりゅうしゅ)という病気かもしれません

下まぶたにしこりはできていませんか?ものもらいと間違ってしまいそうですが、それは霰粒腫という病気であるかもしれません。症状や原因がわかっていれば診察を受ける際に役に立ち適切な処置をしてもらえると思います。

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  • 上まぶたや下まぶたにしこりができる原因には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)というものもらいが良く知られていますが、まぶたのしこりには霰粒腫(さんりゅうしゅ)という聞きなれない病気があります。
    ここでは霰粒腫がどような病気なのかご紹介したいと思います。

  • 霰粒腫ってどんな病気?

  • 霰粒腫とは、「めいぼ」とも呼ばれます。その名の通り、目(まぶた)にやや硬いしこりができます。通常はそんなに痛くありませんが、経過中に急性炎症を起こすと痛くなります。マイボーム腺という目に油を分泌する所が詰まってしまい、おかゆのような分泌物が溜まってしこりが形成されてしまいます。
    出典 :森井眼科医院
  • 「マイボーム腺」はまつ毛の生え際にあります。そこに脂肪が詰まってしまうことでしこりができてしまうのですね。似ている原因にものもらいと呼ばれる麦粒腫がありますが、こちらは脂肪の分泌腺に雑菌が感染しておこることが原因なので見た目には似ていても原因は違うのですね。
    まぶたのしこりというと上まぶたによくできる麦粒腫を思い浮かべますが、マイボーム腺は上下にあるので下まぶたにしこりができることもあるのです。

  • どのような症状なのでしょうか?

  • まぶたにドーム状のしこりができます。普通、痛みはありません。放置すると次第に大きくなっていきます。外から触れるとコリコリしたしこりができています。 放置すると、まぶたの皮膚側や内側に破れて内容物が出ることがあります。
    出典 :goo ヘルスケア
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    しこりはまぶたの内側にできますが外側から見てもしこりの形ははっきりわかります。触るとコリコリとした感じがするようです。

    上まぶたもそうですが下まぶたにしこりができると見た目にも気になりますし、しこりが大きくなると目の中がゴロゴロとして不快な状態になると思います。

    しこりが小さなうちは自然治癒をする場合もあるようですがしこりの大きさや状態によっては手術が必要なケースもあります。

  • 治療方法は3通り

  • 1 ばい菌が入ったり、中でばい菌が増えるとこじれるので、ばい菌を抑えるように目薬、ないしは軟膏をつけて様子を見る。
    出典 :眼科医大高功
  • しこりが小さく症状が軽い場合には目薬や軟膏で治ることもあるのですね。また小さなお子さんなどの治療にもむいていると思います。しかし霰粒腫は再発しやすいとも言われているので、何回も繰り返すようであれば医師と相談をし次の段階の治療方法をおすすめしたいと思います。

  • 2 トリアムシノロン(商品名ケナコルト)というお薬を注射する。
    出典 :眼科医大高功
  • 注射による治癒率は80%と言われています。しかし注射の成分であるトリアムシロノンはステロイドなので体質的に向いていない人やステロイドに良い印象をもっていない人にはおすすめできない場合もあります。
    そして治癒率80%という高確率で治ると思ってしましますが、20%の人には効果がないという点や注射をしてから治るまでに2週間~1か月ほどかかるということも考えて注射での治療法が合っているのか医師と相談してみることをおすすめします。

  • 3 手術で中身を出してしまう。
    出典 :眼科医大高功
  • 3通りの治療の中で最も効果があり根治が可能なのは手術による治療とされています。手術というと大それた感じがしますが手術時間は5分~15分と短時間で終わりますし再発することも少ないことから、切って中身を出してしまうのが良いと思われます。
    デメリットとしては手術中にまぶたを固定する際に挟むのですがそれが痛いということと、切ったことによる腫れが1週間程度続くことです。
    皮膚側から切ることが多いので傷が目立たないか心配ですが、二重まぶたのラインやシワに沿って切開するので全然わからないくらいなるようです。

  • まとめ

  • 下まぶたのしこりの原因として霰粒腫を取り上げてみましたが、ものもらいとの違いや霰粒腫だった場合どの治療法を選択したいかなど参考になったでしょうか。

    霰粒腫はマイボーム腺に脂肪が詰まってしまうことでなる症状ですがなぜ詰まってしまうかははっきりとわかっていないようです。しかしマイボーム腺が詰まらなければ霰粒腫にならないので治療を嫌がる子どもや赤ちゃんには特に予防が大切だと思います。

    予防法としてはまぶたを温めてみたりマッサージをするのは効果があると思います。また汚い手で目を触るのは霰粒腫にかかわらず良くないことなので目を触る時には手を清潔にしてからにしたり、目をこすりすぎないことも霰粒腫の予防になると思います。