吸引ステロイド剤の使い方【小児喘息のお子さんを持つ親御さま達へ】

小児喘息の治療には欠かせないという吸引ステロイド剤。その安全性と使い方についてまとめました。

view1227

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  •  

    吸引ステロイド剤を勧められて使うかどうか悩んでいる小児喘息のお子さんを持つ親御さんは多いと思います。
    吸引ステロイドとはいったいどのような薬なのでしょうか。

  • 吸引ステロイド剤とはどんな薬なのでしょうか?

  • 気管支喘息は気管支の炎症の病気ということがわかっています。
    その炎症を鎮めるのが吸入ステロイド剤であり,毎日規則正しく吸入することで,発作を起こしにくくする働きがあります。
    出典 :吸入ステロイド剤の使用目的と使用方法
     

    喘息=気管支の炎症で、炎症を収めるためにはステロイド剤が一番だということですね。

  • 気管支に直接到達し、気道の炎症を強力に抑えて、呼吸機能、気道過敏性を改善し、ぜん息長期管理薬の中心と位置づけられています。吸入ステロイド薬の普及によって、世界のぜん息死が減少してきました。
    出典 :小児ぜん息Q&A | 大気環境・ぜん息などの情報館
     

    ステロイド剤によって喘息治療が進んだんですね。



  • 吸入ステロイド薬は現在、喘息治療の中心的な役割を果たしている重要なお薬です。その主成分は人間の副腎から分泌されるグルココルチコイドというホルモンをまねして合成した化合物です。このホルモンはもともと体内でアレルギー反応を抑える役割をするほかに、ごく微量で全身に様々な作用を示します。

    以前からステロイドホルモンは喘息発作の特効薬として知られていました。しかし、効き目が切れると、また発作が起きるため繰り返し使うことになります。ところが、長期間使うと骨がもろくなったり、子供の身長がのびないなどの重い副作用がおこったり、さらに、他の薬では発作が治まらないステロイド依存状態になることもあります。そんなに副作用があるのに、どうして、吸入ステロイド薬がよく使われるようになったのでしょうか?

    理由の第一は喘息のしくみが解明されるにつれ、喘息は気管支の慢性的な炎症が一番の原因だとわかったからです。炎症を抑えるにはステロイドほどよく効く薬はありません。もう一つの理由は、全身への影響が少ない吸入専用のステロイド薬が開発されたからです。


    定期的に使用することで、気道の炎症を抑え、発作を起こりにくくする長期管理薬の代表です。同じ吸入でも発作止め(気管支拡張薬)のように、急激に気管支を広げて発作を抑える作用はありません。

    喘息の原因であるアレルギー性炎症が起きているのは気管支で、そこに直接、薬が届くため、薬の量も少なくてすみます
    出典 :吸入ステロイド薬
  • 副作用は無いのでしょうか

  • やはり親御さんにとって一番心配なのは副作用の問題だと思います。
    安全性は確かなのでしょうか。

  • 吸入薬は、のみ薬/注射薬と異なり気管支に直接届くため、ごく少ない量(吸入ステロイド薬では、経口ステロイド薬の1/100~1/1000の用量)で効果を得るように作られています。また、全身に吸収される量が少ないため、副作用も少ないと考えられています。
    出典 :吸入ステロイド薬の安全性|小児喘息(ぜんそく)|Zensoku.jp 喘息(ぜんそく)の総合情報サイト
     

    飲むステロイド剤に比べて摂取される量が少ないんですね。



  • 現在のぜんそく治療において長期管理薬として最も重要で最も信頼されているのは吸入ステロイド剤です。飲み薬の経口ステロイド剤は長期間使い続けると副作用が問題になりますが、吸入ステロイド剤はかなり大量に使わない限り、副作用は極めて少ないお薬です。 しかしながらまったくないわけではありません。吸入薬として使用することで、口の中やのどへの影響が考えられます。声のかれや口腔内カンジダ症(カビ)、咳などが起こる可能性です。これはうがいの励行や薬剤の吸入方法・剤型の変更によって予防できる場合もあります。

    また全身性の副作用では、通常の使用量であればおおむね問題がないとする報告が多くされています。 身長発達でも使用開始後の1年間でおおむね1cm程度の抑制が生じる可能性が示されていますが、 その後の身長の低下には減少がみられ、10年後には健常者と同じ身長に達しています。 さらに、最近の新しい吸入ステロイド剤は局所副作用が少なく、全身性への影響もより少ないものも出ていますので、ご心配でしたら主治医に相談してください。
    出典 :小児ぜんそく情報サイト |毎日オル君と親子でがんばるサイト | 吸入ステロイドで治療しよう
     

    長期的な調査も行われています。

  • ステロイドを恐いと思うのは、気管支にしか作用しない吸入ステロイドとのみ薬や点滴など全身に作用するステロイドを同じものとして考えてしまうからではないでしょうか。確かに内服や点滴のステロイドは全身に作用するので、骨がもろくなるなどの副作用があり、医師が限定して使うものです。例えば、喘息が重症のときは、入院し、点滴などで使用することがあります。吸入ステロイド薬は炎症が起きている気管支に局所的に作用し、その後、肝臓で分解され排出されるため全身への影響はほとんどないそうです。
    出典 :『小児喘息』に関するよくある質問 | 認定NPO法人 日本アレルギー友の会
     

    一部に、短い間に使うことができる吸引ステロイド剤は安全性が高いといえるでしょう。

  • 吸引ステロイド剤の種類と使い方

  • 吸引ステロイド剤にも様々な種類があります


  • 吸入ステロイドの使い分けは、以下の特徴に基づいています。

    フルタイド:作用が強力、操作が簡単、カウンターで薬剤の残量確認が確実。

    パルミコート:妊娠・出産・授乳時のリスクが少ない、FDAにおける妊婦への安全性ランク・カテゴリーBである唯一の吸入ステロイド薬。吸入感?がなく、吸ったかどうか不安になる。カウンターは薬剤の残量がわかりにくい。

    キュバール:粒子径が小さく、末梢気道まで到達し、喉頭の違和感が少ない。特殊な器具を使わないと、残量が全くわからない。

    オルベスコ:粒子径が小さく、末梢気道まで到達し、喉頭の違和感が少ない。投与量が400μg以下であれば、1日1回吸入で1日中効果が持続するといわれている。特殊な器具を使わないと、残量が全くわからない。

    アズマネックス:粒子径が小さく、末梢気道まで到達し、喉頭の違和感が少ない。カウンターで残量確認が確実。
    出典 :web喘息講座6・喘息の治療薬について・吸入ステロイド: やさしイイ呼吸器教室
  • 正しい吸入方法を身につけよう(動画)
    出典 :正しい吸入方法を身につけよう(動画) | 大気環境・ぜん息などの情報館
     

    引用先には様々な種類の吸引ステロイド剤とその使い方が説明されています。

  • 使いおわった後にはうがいを忘れずに

  • 吸入薬を使った後は、必ずうがい・口すすぎをさせてください。吸入薬を口から吸い込むと、薬にもよりますが半分以上の薬は口の中についてしまいます。

    吸入薬はあくまで肺に到達したものだけが役に立つので、口の中についた薬は全く何の薬にもたちません。そればかりか、それを飲み込んでしまうことで、副作用が起こりやすくなってしまいます。

    うがいのやり方には、決まったものはありません。ともかく「出来るだけ口の中やのどについた薬を流してしまう」のが目標です。流れてしまえばそれでいいので、通常は数回口をすすぎ、その後数回うがいをさせればいいのではないかと思います。
    出典 :吸入薬の副作用予防には、必ずうがいを! [子供の病気] All About
  • 吸入ステロイドを使った後には、うがいをするように指示されます。

    副作用防止のためです。

    吸入ステロイドの副作用に、声がれや口腔カンジダなどがあります。

    声がれはうがいによって防げません。

    カンジダはうがいで防げます。

    カンジダを防ぐために、吸入後にうがいをします。

    しかし、口の中にカビがはえる、とか、口腔カンジダになる、などの説明だと怖がる患者さんもいるので、「口内炎になる」と私は説明しています。
    出典 :吸入ステロイドを使用後はうがいしなきゃダメ? | くすりの勉強 -薬剤師のブログ-
     

    副作用を防ぐためにうがいは必要だとのことです。

  •  

    使った後は余計な薬を洗い流すことが大切なんですね。

  • 長く続けて使うことが大切

  • 吸入ステロイド薬は継続的に使用して1週間程度して
    はじめて効果が現れてくるので
    きちんと使い続ける必要があります。
    出典 :小児喘息を治す>吸入ステロイド薬は喘息治療の主役
     

    効果がすぐに分からなくても継続的に使用しましょう。


  • 忘れずに続けることが発作予防には重要

    吸入ステロイド薬は、長期にわたってジックリと確実に炎症を抑えるタイプの薬です。「少し良くなったから大丈夫だろう」と止めてしまわず、毎日忘れずに吸入しましょう。
    出典 :吸入ステロイド薬②続けることが発作予防には重要 - 喘息(ぜんそく)非発作時の治療方法 - 喘息(ぜんそく)と喉痛.COM
     

    症状が収まっても自分の判断でやめてはいけないんですね。

  • 初期治療をしっかりすることは、上手なぜんそくコントロールにつながります。
    ぜんそくが上手にコントロールできると、だいたい1カ月程度で夜間の症状が減り、よく眠れるようになります。その後も継続的に治療をつづけると、肺の状態がよくなってきて、発作止めのお薬をつかわなくても良くなり、ぜんそくを気にせず運動することができるようになります。更に継続的に治療をつづけると、風邪をひいたときや季節の変わり目など、症状が出やすい時期にも発作が出にくくなり、1年を通じてげんきに過ごすことができるようになるでしょう。
    ぜんそく治療では継続的に治療を行うことが大切です。目標を設定しながら、ぜんそくを上手にコントロールしましょう。
    出典 :症状改善と治療効果のめやす|小児喘息(ぜんそく)|Zensoku.jp 喘息(ぜんそく)の総合情報サイト
     

    小児喘息には長い時間をかけて良くなることを目指さなければいけないということですね。