決して珍しくない!?”てんかん”まとめ

古くから多くの人を悩ませてきた病気、”てんかん”についてまとめてみました。

  • ATGC 更新日:2013/08/15

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  • ”てんかん”とは?

  • ”てんかん”とはどのような病気なのでしょうか。

  • 私たちの脳の中では、神経細胞が電気信号でお互いに連絡しあい、常に調和の取れた活動をしています。しかし、何らかの拍子で、その電気信号の調和が乱れてしまうと、意識を失ってしまったり、体を大きくガクンガクンさせるような痙攣が起きたり、急に動きが止まったりといった症状が出現します。このような発作を繰り返し起こすことを「てんかん」といいます。

    子供から大人まで、幅広い年齢層で発症することがありますが、てんかんの80%は18歳以前に発症します。ただ、近年では高齢化に伴い、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などに伴うてんかんの発症も多くなってきました。てんかんは遺伝しませんが、てんかんのタイプによっては遺伝するものもあるので、心配な場合は主治医に相談してみましょう。
    出典 :てんかんの特徴・症状・治療 [脳・神経の病気] All About
  • WHOによる定義によるとてんかん(epilepsy)とは『種種の病因によってもたらされる慢性の脳疾患であり、大脳ニューロンの過剰な放電から由来する反復性の発作(てんかん発作、seizure)を主徴とし、それに変異に富んだ臨床ならびに検査所見の表出が伴う』とされている。この定義は「大脳皮質の過剰な発射ではない」、「反復性でない」、「脳疾患ではない」、「臨床症状が合わない」、「検査所見が合わない」ものは「てんかん」から鑑別するべきだという意味が込められている。日本神経学会のてんかん治療ガイドライン2010では『てんかんとは慢性の脳の病気で、大脳の神経細胞が過剰に興奮するために、脳の症状(発作)が反復性(2回以上)に起こるものである。発作は突然起こり、普通とは異なる身体症状や意識、運動および感覚の変化が生じる。明らかな痙攣があればてんかんの可能性は高い』と記載されている。
    上記の定義があるため、以下のことが言える病因が大脳ニューロン由来の過剰な活動であるため、大脳ニューロンを由来としない不随意運動はてんかんではない。例えば脊髄性ミオクローヌスや下位ニューロン障害の線維束攣縮などはてんかんではない。また経過が慢性反復性でなければならないことから、薬物中毒の離脱期におこる痙攣はてんかんではない。これらの痙攣に関しては急性症候性発作で述べる。
    出典 :てんかん - Wikipedia
  • ”てんかん”とは?

     

    ”てんかん発作”を繰り返す病気の総称であって、個別の病名というわけではないそうです。

  • 発作にはどのような種類のものがあるのでしょうか。

  • 大発作は思春期に好発し、発作症状は強直発作と間代発作にみられる全身のけいれん発作です。最初の強直発作では、意識を失い倒れ身体が固くなります。つぎに現われるのは間代発作で、体と四肢のけいれんが起ります。発作時は意識はありませんが、終わると徐々に意識を回復します。発作は1分から数分間持続します。倒れてけがをする場合もあります。脳波を検査すると多発性棘波、棘徐波複合、鋭波などがみられます。
    出典 :てんかん
     

    大発作について。

  • 小発作では、6~12歳の女子の女子に多く、5~15秒の瞬間的に意識が失われることが特徴的です。この間、患者さんの目は凝視し眼球は上方へ偏位しています。発作が終わるとすぐに元していたことを何事もなかったように続けます。脳波の検査では特徴的な3ヘルツの棘徐波複合がみられます。
    出典 :てんかん
     

    小発作(欠神発作。アブサンス)について。

  • 運動障害と精神障害が発作性に出現します。小児期、青年期に発病します。成人に多く頭部外傷なども原因になります。
    出典 :てんかん
     

    精神運動発作について。

  • 限局した脳部位の神経細胞からの過剰な電気活動でおこる発作を焦点発作と呼びます。発作が生じる脳部位によって症状が異なります。身体の一部のけいれん、恐怖感や腹部の不快感、奇妙な匂いや味、錯視、幻視、幻聴、感覚、感情の異常が起ります。脳波の検査では局所性の棘波が多くみられます。
    出典 :てんかん
     

    焦点発作(部分発作)について。

  • どれくらいの人がかかっているのでしょうか。

  • てんかんは、人口1,000人のうち5~10人(0.5~1%)に見られ、決して珍しい病気ではありません。3歳以下で最も多く発症し、高齢者でも脳血管障害などが原因で、てんかんを発症する確率が高まります。つまり、てんかんは乳幼児期から老年期まで幅広く発症する病気なのです。
    出典 :てんかんinfo
  • ”てんかん”のこれまでの歴史について

  • てんかんは古くから存在が知られる疾患のひとつで、古くはソクラテスやユリウス・カエサルが発病した記録が残っており、各国の疫学データでは発症率が人口の1%前後となっている。昔は「子供の病気」とされていたが、近年の調査研究で、老若男女関係なく発症する可能性があるとの見解も示され、80歳を過ぎてから発病した報告例もある。
    てんかんは特に全般発作時の激しい全身の痙攣から、医学的な知識がない時代には狐憑きなどに代表される憑き物が憑依したと誤認され、時に周囲に混乱を起すことがあり差別の対象となることがあった。
    出典 :てんかん - Wikipedia
  • 「キリストの変容」 ラファエロ・サンティ

     

    右下にいる子供が”てんかん”にかかっているのだそうです。

  • ”てんかん”の原因とは?

  • どのような原因があるのでしょうか。

  • 脳に異常興奮しやすい素質がある場合(特発性てんかん)
特発性てんかんでは、けいれんを起こしやすい「脳のけいれん性素質あるいは素因」が原因と考えられており、一般的にその他の脳の異常がなく発達や運動機能 にも異常がありません。特発性てんかんには、新生児期から成人期までどの時期に発作が初発しやすいか、特徴的な発作などにより幾つかの特発性てんかんの型 に分けられます。最近、遺伝子工学の進歩によりごく一部の特殊な特発性てんかんで原因遺伝子が特定されたものもありますが、ほとんどの特発性てんかんは多因子遺伝、つまり多くの素因や外的因子が偶然に一致することによりけいれん発作を起こしやすくなると考えられています。
    出典 :原因
     

    原因のひとつです。

  • 脳に様々な病気が存在するために脳が興奮しやすくなる場合(症候性てんかん)
症候性てんかんでは、多くの場合、様々な程度の知的障害や手足の麻痺などが併存します。てんかん発作もこの場合、脳の障害の合併症とみてよいと考えられます。
    検査では異常が見つからない、知的発達や運動発達も問題ない、けれど特発性てんかんにしては発作が止まりにくく、恐らく症候性てんかんではないかと思 われる場合、「潜因性てんかん」という言葉を便宜的に使用する場合もあります。てんかんによっては、各種検査で異常がなくてもてんかん外科手術で開頭すると瘢痕や萎縮、さらには大脳の形成異常(奇型)が認められる場合もあるのです。
    出典 :原因
     

    もうひとつの原因です。

  • ”てんかん”の治療法とは?

  • どのような治療法があるのでしょうか。

  • てんかんは、内服薬を適切に飲み、生活習慣を良好に保てば、ほとんどの人が発作が起きることはありません。

    てんかんの治療は内服治療が中心で、基本的には一種類の内服薬で治療します。なかには、一種類の内服薬ではうまくコントロールできない場合もあるので、たくさんの種類を飲まなければならない場合もあります。ほとんどの患者さんは、この薬物治療でコントロールできますが、複数の内服薬を使用してもコントロールができない場合もあり、その場合は手術による治療を行います。手術治療では脳の一部を切除し、電気信号の興奮を抑えます。これによって調和のとれた脳の活動に戻れば、発作をコントロールすることができます。

    人間の体は千差万別。内服した量と、脳へ届く薬の量は全ての人が同じではありません。ですから、血液中の薬物濃度を測定し、その人にあった内服量を決定します。この検査は、病状によってさまざまですが、おおむね半年から一年に一度くらい行うことが多いようです。内服治療が始まった初期段階では、眠気が出たり、フラつきが出たりすることがありますが、量を調節すれば収まることが大半。発作が3年から5年程度なければ、内服薬を減らしたり、中止したりできる場合がありますので主治医と相談してみましょう。
    出典 :てんかんの特徴・症状・治療 [脳・神経の病気] All About