20代の女性に多い【子宮腺筋症】の手術方法とは?

女性特有の病気【子宮腺筋症】は、以前30代後半の女性に多くみられる病気でしたが、最近では20代の女性に増加しています。
不妊の原因ともなる子宮腺筋症についての症状・手術療法まとめてみました。

  • Panda 更新日:2014/06/30

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  • 子宮腺筋症

  • 子宮腺筋症は、子宮内膜によく似た組織が子宮の筋層内にできてしまう病気です。子宮内膜症の場合は子宮以外の場所に組織ができますが、子宮腺筋症は子宮にできるという違いがあります。
    出典 :子宮腺筋症|生理痛と女性のからだの悩み 生理のミカタ
  • また、子宮腺筋症は、子宮筋腫とも似ているところがあります。筋腫の場合はこぶができますが、腺筋症の場合はこぶは見られず、子宮全体が大きく固くなっていきます。なかには紛らわしいものもあり、摘出してはじめて子宮腺筋症と診断されることもあります。
    子宮筋腫や子宮内膜症と合併していることも多い病気です。
    出典 :子宮腺筋症|生理痛と女性のからだの悩み 生理のミカタ
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    子宮腺筋症が起こる場所

  • どんな症状があらわれるの?

  • 生理痛、過多月経、過多月経に伴う貧血がおもな症状です。一般に、生理痛は子宮内膜症よりも強く、過多月経は子宮筋腫よりも重症です。息切れ、倦怠感などの貧血症状も強くでる傾向があります。進行とともに症状は激しさを増します。
    子宮が大きくなると膀胱、腸などの周囲の臓器や神経を圧迫して、生理のとき以外でもおなかや腰が痛むようになります。また、排尿痛、排便痛、性交痛が生じ、不妊の原因になることもあります。30代以上の女性に多く、婦人科での治療が必要です。
    出典 :子宮腺筋症|生理痛と女性のからだの悩み 生理のミカタ
  • 対処法はあるの?

  • 症状が軽い場合は、定期的な婦人科受診だけで様子をみることもありますが、多くは月経痛が強いので、痛み止めの飲み薬を使って症状がよくなるかを確認します。また、内診とエコー検査で子宮内膜症や子宮筋腫の合併がないか確認します。症状が強い場合や大きさが徐々に増大する場合には治療を行います。
    出典 :子宮腺筋症の症状・治療法 [子宮の病気] All About
  • 治療方法は?

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    女性にとって婦人科の疾患は、いざ治療と言われると、いったい何をされるのか、気になってしまいますよね。

  • 症状が軽い場合の治療法

  • 症状が軽い場合には、鎮痛薬などを使いながら経過を観察します。初期のうちは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌を抑えるホルモン療法を行います。
    症状が重い場合は、手術療法となります。子宮腺筋症は病巣が子宮全体に広がっていることが多いため、子宮の全摘出が最も有効な治療法となります。
    子宮筋腫や子宮内膜症と同様、その人の年齢、症状の程度、出産の希望に合わせて治療法が選ばれます。
    出典 :子宮腺筋症|生理痛と女性のからだの悩み 生理のミカタ
  • 手術療法

  • 子宮腺筋症の手術は一般的に子宮ごと取り除く子宮全摘術でしたが、最近では子宮腺筋症だけを取り除く子宮腺筋症核出術が行われるようになっています。。一般に妊娠を希望しない場合は子宮全摘術が選ばれ、妊娠を希望する方で腺筋症が子宮の一部に限局しているような場合には子宮腺筋症核出術も選択しの一つになりますが、最終的には患者さんの希望を十分考慮した上で決定されます。子宮を全摘した場合でも、通常卵巣が正常であれば両側とも残すため、術後の女性ホルモンの分泌には変化はありません。
    出典 :子宮筋腫
  • 子宮腺筋症には子宮内膜症、子宮筋腫が合併するケースが多く、保存手術の難易度は高くなりまが、最近では多くのケースで腹腔鏡下手術が行われるようになっています。(腹腔鏡下子宮腺筋症核出術、腹腔鏡下子宮全摘術)
    出典 :子宮筋腫
  • 腹腔鏡下子宮腺筋症核出術

  • 子宮腺筋症が子宮の一部に限局している場合には子宮筋腫を核出するときと同様に子宮から腺筋症を核出して子宮を修復する手術が行われます。子宮腺筋症を核出するということは、腺筋症が浸潤した子宮筋層まで切除してしまうことになるので、子宮の縫合修復は子宮筋腫核出術のときより難しくなります。これらを全部腹腔鏡で行うのが腹腔鏡下子宮腺筋症核出術です。子宮内膜症、子宮筋腫が合併することが多いので手術時間はかなり長くなることが多くなります。
    出典 :子宮筋腫
  • この手術のメリットは子宮が外にさらされず傷がつきにくいので癒着が少ない、切開が小さい(1cm前後の傷が4つ)ので術後の回復が早い、痛みが少ないことなどです。デメリットは、手術操作が複雑で難しいので、症例によっては時間が長くかかる、きちんと修復しておかないと将来の妊娠出産の際に子宮が破裂することがありうることなどが挙げられます。
    出典 :子宮筋腫
  • 腹腔鏡下子宮全摘術

  • 腹腔鏡下で開腹手術と同じように手術操作を行い、子宮に入る血管、靱帯などを処理していき、子宮を摘出します。その後、膣管を縫合閉鎖し止血を確認すれば手術は終了です。子宮の回収は膣から、もしくはモルセレーターを使用して分割しながら腹壁の小切開孔から回収します。子宮の回収以外のすべての操作を腹腔鏡で行うのを“全腹腔鏡下子宮全摘術”(Total laparoscopic hysterectomy)といい、熟練した術者が行えば、出血も少なく安全で術後の痛みも少ない手術が可能になります。
    出典 :子宮筋腫