ステロイドで酒さ(しゅさ)のような症状に 酒さ様皮膚炎の治療と予後

ステロイドで酒さのような症状が出る酒さ様皮膚炎についてまとめます
酒さ様皮膚炎は酒さとは違い、ステロイドの不適切な使用によるものだそうです
なかなか治りにくい皮膚病で、ステロイドの中止が必須のようですが、一時的に悪化するので難しいそうです

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  • 酒さとは

  • 酒さとは、ほほや額などを中心とした長時間続く赤ら顔のことです。敏感肌をともなうこともしばしばあります。繰り返す顔のほてりと発赤によって発症し、徐々にニキビに似た発疹も出てくることがあります。
    症状が長引くと鼻瘤(だんご鼻)を形成することもあります。
    出典 :酒さ
     

    喫煙、アルコール、脂っぽいものやチョコレートなどの甘いものの摂取、カフェイン、香辛料、便秘などが原因と考えられているようですが、はっきりとは解明されていないとのことです

  •  

    温度変化で赤みが強まり、よくみると細い糸のような血管がみえる場合があります
    病気が進むとニキビに似た赤いブツブツや先端がうんだブツブツが出るようになるようです

  • ステロイドで酒さになる?

  • 副腎皮質ホルモンの不適切な使用によっても起こされる場合があります。副腎皮質ホルモンによって起こされた酒さそのものを改善させるために使用した免疫調整剤の外用によっても起こされてしまうことがまれですが報告されています。
    出典 :酒さ(赤ら顔)について (翠皮フ科・アレルギー科:葛飾区亀有/アリオ亀有対面)
     

    副腎皮質ホルモン=ステロイドの使用は、自己判断せず、必ず医師の指導のもとで行うようにする必要があります

  • 酒さ様皮膚炎(しゅさようひふえん)は字のごとく、”様”がついていますので、長い間ステロイドの塗り薬を使ったときの副作用で出る症状です。酒さとは違う病気です。
    出典 :顔がほてる 赤ら顔が気になる うはら皮膚科
  • ステロイド外用剤を繰り返しぬっていると、「ステロイド依存」がおきます。「酒さ様皮膚炎」は顔に生じたステロイド依存で「ステロイドざ瘡」「口囲皮膚炎」などと呼ばれます。
    出典 :ステロイド外用剤の副作用? 酒さ様皮膚炎(ステロイド酒さ)
     

    ステロイド外用剤を塗ると最初赤みはよくなりますが、外用を中止するとすぐに再発するようになり次第に症状が悪化する→外用が増える→塗るのを中止すると急激に症状が悪化する、といったような症状が起きることがあるようです

  • ステロイドで酒さ様皮膚炎になった場合の治療法

  • ステロイドで酒さ様皮膚炎になった場合は何も塗らない

     

    中止後3日目くらいから、画像のように症状が悪化するようですが、多くの場合は2週目にピークをむかえ、その後ゆっくり改善していき、6週間をすぎると症状はごく軽くなるそうです

    ・朝の洗顔を完全に止める
    ・顔の汗を拭くときも、乾いたハンカチでふく
    ・化粧水を含め、全ての化粧を中止(これが守れないと治らない)
    ・夜は水で簡単に洗顔、石鹸は使わない。シャンプーやリンスが顔に当たらないように注意
    ・シャワーを直接顔に掛けない
    ・入浴後、何もつけない(ワセリンや化粧水、乳液も)

  • 酒さ様皮膚炎は本体は化粧品や石鹸のかぶれであり、ステロイドの外用でそのかぶれを抑えている。つまり臭いものにフタをしている。
    出典 :酒さ様皮膚炎(3) やっぱ全部止めないとだめかも うはら皮膚科
     

    酒さ様皮膚炎の患者さんのほとんどは女性だということです
    酒さ様皮膚炎と判断されたら、症状が落ち着くまで外用しているものはすべて止める必要があるかもしれないということです

  • 酒さ様皮膚炎に使われる薬

  • ステロイドで酒さになった場合プロトピック軟膏を使うことも

     

    プロトピック軟膏はステロイドホルモンではない免疫抑制薬
    ぬったところがヒリヒリしたり火照ったりするようですが、3~4日ぬり続けるとおさまってくるようです
    良くなったら、徐々にワセリンや保湿剤にぬり薬を切り替えていくそうです

  • 皮膚科での治療はテトラサイクリン系抗菌薬(ミノマイシン、ビブラマイシンなど)の内服が第一選択になり、グリチルリチンの静脈注射もある程度は有効です。
    出典 :酒さ様皮膚炎・赤ら顔の漢方薬/ 東京都目黒区の漢方薬局 桂林堂薬局
     

    漢方薬で治療する人も多いようです

  • 酒さ様皮膚炎の生活上注意

  • 食事に留意し、香辛料・アルコール摂取を避け、心身の安定をはかり急激な温度変化や長時間の日光照射を避けることがポイントです。
    出典 :hihukai.com-酒渣(しゅさ)・赤ら顔 | 人形町 水天宮前 皮フ科早川クリニック
     

    予後は慢性に経過し、進行性で難治性と言えるそうなので、色々な生活改善などで対応することも大切なようです

    腸内環境を整えると良いという説もあります