肩や首、背中が痛い!頸椎ヘルニアについて知ろう!

椎間板ヘルニアの一種、「頸椎ヘルニア」。ひどい肩こりや頭痛、実は「頸椎ヘルニア」かもしれません。「頸椎ヘルニア」についてここではおさらいします。

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  • 「ヘルニア」と聞くと、腰のあたりの「腰椎椎間板ヘルニア」を想像しがちですが、腰に次いで多いのが、「頸椎ヘルニア」なのです。

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    椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態で、それが頸椎(首)に発生するのが頸椎ヘルニアです。

  • 頸椎ヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)って何?

  • ヒトの神経には、脳からの命令を手足に伝える役目を担っている運動神経と、手足や体の各部からの知覚情報(熱い・痛いなどの感覚)を脳に伝える知覚神経があります。これらの神経は人体の中心部では背骨の中の空間(脊柱管とよばれます)に保護されるような形で存在しています。

  • この部分の神経は脊髄と名付けられています、頸部の脊髄からは手や肩に向かう神経が枝分かれしており、神経根と呼ばれています。各神経根は比較的狭い骨の間隙(椎間孔と呼ばれます)を通って手や肩に向かっています。

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    腰でも首でも、ヘルニアの起こり方は同じです。

  • 頸部のところで脊髄を中に納めている骨は頸椎と呼ばれます。頸椎は全部で7つあり、上から順に第一頸椎、第二頸椎と名付けられます。各頸椎間には椎間板と呼ばれる組織があります。この椎間板は上下の頸椎を連結していますが、ある程度の弾力があります。この椎間板の組織がこわれて脊髄や神経根が急激に圧迫されて出現する症状が頸椎椎間板ヘルニアです。

  • 頸椎椎間板ヘルニアの症状は?

  • 頸椎ヘルニアの主な症状には、2つのタイプがあります。

  • 頸椎ヘルニアの症状の一つは、一側の肩や手の特定の領域に激しい痛みや放散痛が生じるタイプです、この場合には数日間、首の寝違いとよく似た鈍痛・違和感などの後頸部症状がまずみられ、これに引き続き手や肩への激しい放散痛が生じることが一般的です。この痛みは激烈なものですが、ほぼ2-3週間でピークを越え、あとには鈍い痛みやしびれが残り、これが数週間から数ヶ月で軽快するという経過をとることが多いものです。

  • 2つめのタイプとしては、両手のしびれがみられたり、両手を使って行う細かい動作(箸を使う動作・ボタンをかける動作・ページをめくる動作など)が徐々に出来にくくなり、それと時期を同じくして両足が足先から段々としびれてきたり、歩行がなんとなく不自由になるなどの症状が数日から数週間の経過で急速に進行するものです。

  • 頸椎ヘルニアはどうやって治療するの?

  • よほどひどい頸椎ヘルニアの場合以外は、手術ではなく、「保存的療法」と呼ばれる治療が行われます。具体的には、頸椎牽引療法・頸部カラー固定。頸部のマッサージなどの理学的療法などがあります。

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    枕選びも頸椎を優しく保護するのに重要です。

  • しかしながら、保存的療法を行っても症状が進行し、日常生活に不便を覚える程度となってきた場合には手術的療法が必要となります。
    手術法としては、頸部の前から到達する方法(頸椎前方到達法)が原則として行われます。この手術は全身麻酔下に行います。

  • 【首・頚椎ヘルニアの改善】 中川式ストレッチ・体操を経験した患者様の感想 - YouTube

     

    ストレッチなどを用いても、頸椎ヘルニアの症状は改善するようです。