ココロのお薬について

薬が病気の治療に重要なのはご承知の通り、ココロの状況にも薬による治療は大切です。 統合失調症やうつを中心にココロのお薬をまとめてみました。

view462

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 向精神薬について

  • ココロの病気を気力で治せなどというのは、病状を悪化させる要因になり、かえって患者さんの為にはなりません。

  • 中枢神経系に作用し、生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物の総称です。精神医学の分野で研究され精神科で用いられる医薬品、乱用と有害性が謳われるタバコやアルコール、法律上で禁じられている麻薬のような娯楽薬も含まれます。こうした物質は精神薬理学の研究対象とされています。

  • 精神科での薬物療法、精神的問題を薬で解決することには少なからず患者さんに抵抗があるようです。どうしても薬物療法を行なわなければ治療できない場合もあります。心の原因による病状の場合、その原因がとれないことには、病状が改善しにくい場合もあります。

  • 一般的には精神安定剤(せいしんあんていざい、Tranquilizer, トランキライザー)があり、向精神薬のうち、精神状態を安定させる性質を持つ薬物の総称です。

  • 向精神薬を適切に服用すれば、精神的余裕ができて、原因となる事柄への受けとめ方が変わったり、問題解決の糸口が見つかる場合もあります。

  • たいていのうつ状態は、「精神病のうつ病」と表面的には似ている点があるものの、根本的には全く別のものです。うつ状態は、がんばりすぎた後に、「ちょっと休息をください」と心と体が要求している状態です。精神病ではなく、ストレス反応性のものです。専門的には、脳の神経伝達物質とレセプターの部分に疲労による変化が起こるのだろうと推定されています。
    出典 :Stress Management Power Group(SMaPG)「こころの薬箱」 うつ状態に悩む方へ
     

    うつについての諸々

  • 抗不安薬とは、不安およびそれに関連する心理的・身体的症状の治療に用いられる薬剤です。主に不安障害の治療に用いられます。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は、トランキライザーとも呼ばれるが、依存性の問題が持ち上がった時に、抗うつ薬が売り出され抗不安薬という用語が用いられるようになりました。

  • 次のように分類されます。

  • 向精神薬にはいくつかのグループがあり、大きく分けて抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、気分安定薬、睡眠薬などに分けられます。

  • ■抗精神病薬
    妄想・幻覚の除去(統合失調症、うつ病)

  • ■抗うつ薬
    抑うつ状態の改善(うつ病など)

  • ■抗不安薬
    不安感・緊張感の除去(神経症、心身症)

  • ■睡眠薬
    睡眠の誘発・持続(不眠症、うつ病)

  • ■気分安定薬
    躁状態の改善(躁うつ病)

  • 気分安定薬は、激しい持続的な気分の変化を特徴とする気分障害、典型的には双極性障害の治療に用いられる精神科の薬で、ムードスタビライザーとも呼ばれています。

  • ■精神刺激薬
    精神機能や活動性の向上(過眠症、ADHD)

  • いわゆる「覚醒剤」と類縁の薬です。覚醒作用(眠気をとる)や、意欲を出させ、気分を高揚させる作用があります。依存性がある為に、医師の指示に従う必要があります。通常の服用量なら安全ですが、過度の心配は禁物です。処方・調剤できるのは、特定の医師・薬局のみです。