妊娠初期症状はいつから?

妊娠の兆候はどのように判断するのか
妊娠したかな?と思ったら何をすべきなのか

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  • 生理不順もなく、規則正しい月経周期がある人が、1週間から2週間も月経が遅れるようでしたら妊娠の可能性を疑うべきです。

     ですが、2週間遅れたからといって妊娠と断定してはいけません。女性の体は非常に繊細で、精神的なショックや環境の変化など非日常的なことが起こると、月経不順になることがよくあるからです。

  • 普段から月経不順の人の場合は、月経がしばらく来ないからといって妊娠を判断することは困難です。妊娠の初期症状である、つわり、基礎体温の変化、体の変化などを総合して、ある程度は判断できます。


     月経が長期間来ないからといって勝手に妊娠したと判断するのではなく、医者の診察を受けて妊娠かどうか判断してくださいね。

  • ◆基礎体温の変化

     女性の体は月経が始まると低温になり、次の排卵の日まで続きます。排卵があると、黄体ができて黄体ホルモンを出しはじめ約2週間高温の期間が続き、その期間に受精(妊娠)しなければ黄体は衰えて、黄体ホルモンを出さなくなるので低温に戻り、また月経が始まります。


     妊娠すれば、黄体はそのまま残り、黄体ホルモンを出し続けるので、高温が続くというわけです。


     通常2週間で終了する高温期が3週間も続くようでしたら、妊娠の疑いがあります。


     月経不順や避妊などでホルモン剤を使用していると、基礎体温が分かりにくいことがあります。黄体ホルモンがホルモン剤に含まれているため、基礎体温を上げてしまうからです。

  • ◆基礎体温を測ってみよう!

     基礎体温は、最も早く確実に妊娠を知る方法の1つです。ですが、妊娠前から基礎体温を毎日測定するのは面倒なのか、行っている人は非常に少ないのが現状です。


     基礎体温の高温と低温の差は0.3度程度です。(思っていたより小さくありませんか?) 一般的によく使われている家庭用の体温計では誤差が生じやすいので、基礎体温を測定するのには向いていません。基礎体温を測定するときは、専用の基礎体温計(婦人体温計)を使用しましょう。


     起床したら、すぐに5分間舌の下に婦人体温計を入れて測定してください。(1分計でも3分系でも5分間測ってくださいね) 動いてしまうと体温が変化してしまいますので、寝床で測ってください。

     基礎体温を測ってグラフにしても、最初の頃はよく分からないと思います。それは高低温の変化といっても0.3度程度くらいなので非常に分かりにくいからです。半年くらい続けてみると高温期と低温期の変化のパターンが分かってくると思いますよ。


     基礎体温グラフに月経量なども記入しておけば、体調管理にも役立ちます!

  • ◆乳房の変化

     ・妊娠すると乳輪(乳房の根元にある丸い部分)が大きくなり、メラニン色素が増加するので色が黒ずんできます。

     ・乳輪に隆起した小結節(ブツブツ)が現れます。

     ・乳頭(乳首)は大きくなり、黒ずんできます。

     ・乳頭(乳首)は感度が非常に敏感になり、痛みを感じることもあります。

     ・乳房全体としては乳腺の肥大や脂肪組織が増加するために、硬く張ってきます。


    ■乳房の変化をチェックしよう!

     ・入浴の時や着替えの時に、目で見て色や形をチェックしよう!

     ・入浴の時や着替えの時に、手で触って張り具合や痛みがあるかチェックしよう!


     ※乳房を触ってしこりがあるときは、乳がんの可能性もあります。(最近は若い人にも多いです) 乳がんの早期発見のためにも、乳房をチェックする習慣があるのは良いことでしょう。

  • ◆妊娠検査薬とは?

     ・妊娠すると、受精卵にある胎盤の原型となる絨毛(細い毛のような突起)からヒト絨毛性ゴナドトロピンという性腺刺激ホルモンが尿や血液の中に出てきます。

     ・妊娠検査薬でヒト絨毛性ゴナドトロピンの有無を調べることにより、陽性か陰性かを判断するのです。

  • ◆市販の妊娠検査薬ってどんなの?

     ・薬局などで手軽に買えますし、対面で買うのが恥ずかしい場合は通信販売もされています。

     ・棒状の検査薬の先に、尿をかけて調べる製品が多いです。尿をコップにとって棒の先につけるタイプもあります。検査の棒を平らなところに置き、数分待つと検査結果がわかります。

     ・生理開始予定日の約1週間後くらいから検査が可能な製品が多いです。

    ※必ず妊娠検査薬の説明書に従って行ってください。

    ※人によっては陽性や陰性が薄い反応で、判定や判断が困難な場合もあります。


    ■注意点

     ・妊娠検査薬で陽性が出たからと言って、正常な妊娠をしているとは限りません。

     ・子宮外妊娠・胞状奇胎・流産の時にも陽性の反応が出ますので、早急に医師の診察を受けてください。

  • ◆つわりの時期

     つわりは早い人では月経予定が7日から10日遅れた時期から起こり、妊娠11週頃まで続き、ほとんどの場合は自然と治まります。

     遅い人では妊娠8週頃に始まります。

  • ◆つわりの症状

     症状は酸っぱい物を食べたくなるというのが有名ですが、全ての人に当てはまるわけではありません。

     主な症状は、食欲がなくなる、胸がむかつく、食べ物の臭いに敏感になる、吐き気がする、げっぷが出る、食べ物の好き嫌いの変化、めまい、倦怠感、違和感、頭痛、不眠、イライラ、唾液の分泌が多くなる(よだれを流す場合もあり)、などです。

     重症になると、食事を全く受け付けなくなったり、寝込んだまま動けなくなったり、嘔吐、胆汁や血を吐くこともあります。

     つわりがひどくて食事が取れないと、栄養が母体と胎児に供給されなくなるわけですから、母子ともに衰弱して非常に危険な状態になります。早めに医者から適切な処置を受けてください。

  • ◆つわりの原因

     体質、内分泌の変化、精神的なものなどがあげられますが、人それぞれ違ってきます。

     ・体質・・・頭痛もち・乗り物酔いしやすいなど、自律神経機能が不安定な人。アレルギー体質、発育不全体質、無力性体質などの人。

     ・内分泌の変化・・・妊娠すると黄体ホルモンや絨毛性ゴナドトロピンというホルモンの分泌が活発になります。非妊娠時と比較して内分泌が大きく変化します。この変化を母体が調整できない時、つわりの症状が現れます。
     ※副腎皮質機能不全・甲状腺機能亢進など内分泌機能に、妊娠前から異常がある人は特に注意してくださいね。

     ・精神的なもの・・・妊娠・出産に対する恐怖、人間関係や経済的な今後の生活の不安など、精神的ストレスが原因の場合があります。繊細な人・神経質な人は特に注意をしてくださいね、とにかく妊娠期間中は精神を安定させることが大切ですよ!

  • ※つわりは子宮外妊娠や胞状奇胎といった異常妊娠の人にも現れます。

     ※なかにはつわりの症状がほとんどない人もいます。(うらやましいですね!)

  • ◆流産前出血

     流産の前触れとして出血があります。この時、多くは腹痛を伴います。月経用出血と流産前出血の判断は難しいです。

  • ◆月経用出血

     月経と似たような出血があったので、月経が始まったと思ったら、既に妊娠していた場合があります。これを月経用出血といいます。

     月経用出血は色が薄い、量が少ないなどの特徴が見られます。