骨粗鬆症の原因と診断、治療法、予防法

骨粗鬆症になると、骨折を起こしやすくなります。その原因、診断方法、治療法、予防法などをまとめてみました。

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  • 骨粗鬆症とは?

  • 骨量が減少して骨折しやすくなった状態が骨粗鬆症です。閉経後の女性に多く発症するのが特徴です。現在患者数は約500万人いるといわれており、年令の高齢化にともない増加傾向にあります。
    出典 :骨粗鬆症とは
  • 骨粗鬆症になったらどうなるの?

  • 寝たきりの原因に

     

    骨粗鬆症になると、骨折を起こしやすくなります。転倒したときにふとももの骨の根元(大腿骨頚部)や、手首に近い腕の骨(橈骨)、上腕の骨の根元(上腕骨頚部)に骨折を起こします。
    大腿骨頚部での骨折は寝たきりの原因になります。しりもちをついたときに背骨(脊椎)がつぶれることもあります。

  • 骨粗鬆症の原因

  • 骨は、からだを支え、カルシウムの貯蔵庫として働いています。骨は固く、一度発育したら変化がないように見えますが、実は絶えず古い場所は壊され新しく作られています(骨サイクル)。この骨サイクルが何らかの理由でおかしくなった時に、骨粗鬆症は起こります。骨の代謝に影響を与える因子には日常生活で不変な「内的因子」と、日常生活で調節可能な「外的因子」があります。
    出典 :骨粗鬆症とは
  • 内的因子

     

    ●ホルモン因子 閉経で女性ホルモンが減少すると骨量が急激に減少します。
    ●加齢因子 加齢因子年令を増すと、自然に骨量が減少し、腸管からのカルシウムやビタミンDの吸収が減少してきます。
    ●遺伝因子 家系、人種、民族による遺伝因子があります。

  • 外的因子

     

    ●カルシウムやビタミンDの摂取量が少ないと骨粗鬆症を起こしやすくなります。
    ●運動因子 運動不足では骨粗鬆症を起こしやすくなります。
    ●陽にあたることが少ないとビタミンDの産生が減少し、腸管からのカルシウムの吸収が悪くなります。
    ●喫煙習慣があってもカルシウムの吸収が悪くなり骨粗鬆症を起こしやすくなります。

  • 骨粗鬆症の診断

  • 骨粗鬆症の診断には、骨塩量測定を行います。現在多く行われている骨塩量測定方法は、超音波法とX線法です。超音波法ではかかとの骨を用い、X線法では腰や全身の骨、前腕や指の骨を用いて測定します。
    出典 :骨粗鬆症とは
  • レントゲン検査

     

    主に背骨(胸椎や腰椎)のX線写真を撮り、骨折や変形の有無、骨粗しょう化の有無を確認します。骨粗しょう症と他の病気とを区別するためにも必要な検査です。

  • 超音波検査

     

    かかとやすねの骨に超音波をあてて測定します。

  • 身長測定

     

    25歳のときの身長と比べどのくらい縮んでいるかは、骨粗しょう症の指標になります。

  • 血液検査、尿検査

     

    骨代謝マーカーという検査により、骨の新陳代謝の速度を知ることができます。骨代謝マーカーは血液検査、尿検査によって測定されます。
    この検査は、骨粗しょう症を他の病気と区別するためにも行われます。

  • 骨粗鬆症の治療

  • 骨粗しょう症の発病には、加齢や閉経以外にも食事や運動の習慣などが深く関わっています。そのため骨の生活習慣病とも呼ばれ、食事療法や運動療法も骨粗しょう症の予防には欠かせません。しかし、骨粗しょう症と診断された場合には薬が治療の中心となります。できるだけ早く治療や骨折予防対策を始めましょう。適切な治療や生活習慣の改善により、骨密度の低下をくい止めることができます。骨折予防は要介護状態になるのを防ぎ、健康な生活を送るうえでとても大切です。
    出典 :骨粗しょう症(骨粗鬆症)ホームページ/治療と目的
  • 骨粗鬆症の予防

  • 骨そしょう症を防ぐのに四つの手段があります。一つの手段だけでは、骨そしょう症を予防するには十分ではありませが、四つの手段全部なら予防できます。以下にその手段をあげておきます:
    *カルシウムとビタミンDに富んだ均衡のとれた食事
    *重量(体重)負荷運動
    *禁煙と過剰飲酒しない健康な生活態度
    *骨密度検査と適切な医療行為
    出典 :骨粗鬆症の予防:四段階