髄膜腫の治療方法まとめ!どのような場合で治療が必要になるのか?

比較的良性の腫瘍が多いといわれる髄膜腫の治療方法をまとめました。腫瘍が大きくなければ様子を見るだけでも良いと言われますが、気になるのがどのくらい大きくなると治療が必要なのかではないでしょうか。

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  • 髄膜腫の治療

  • 髄膜腫の治療は必ず必要とは限らないようです。腫瘍が大きくない、脳の神経を圧迫していないなら様子を見るだけでも良さそうです。でもどんな場合になったら治療が必要なのか調べてみました。

  • 髄膜腫治療の必要性とは?

  • 一部には悪性のものもありますが、基本的には良性腫瘍であり、その増大速度は非常にゆっくりしたものです。従って、様々な神経症状が出現した時には驚く程大きくなっていることも稀ではありません。
    出典 :東京大学医学部脳神経外科
     

    進行はゆっくり。

  • 保存的治療が可能な場合も

     

    腫瘍が大きくなければ保存的治療も選択肢にいれます。

  • 腫瘍に栄養を供給している腫瘍内の血管に変性を起こし栄養血管が詰まる状態にして,腫瘍に栄養が来ないようにして,腫瘍が発育・増大出来ないようにする治療法です
    出典 :髄膜腫治療成績・治療実績 - 社会医療法人 明生会
     

    腫瘍が大きくなければ予防的にガンマナイフ治療を選択する方法もあります。

  • 腫瘍を保存的に経過観察した場合は,良性腫瘍である髄膜腫はゆっくりと成長し大きくなると考えらますが,大きくなればなるほど腫瘍は周囲の脳・神経組織に癒着し,より重い神経症状がでたり,進行したりすることが考えられます
    出典 :髄膜腫治療成績・治療実績 - 社会医療法人 明生会
     

    腫瘍を残すかは症状に合わせて選択しましょう。

  • 髄膜腫の治療が必要なケース

  • 視力障害

     

    視力に問題が出てくれば腫瘍を取り除きます。

  • 比較的早期から視力障害、複視、聴力障害などが見られます。一方、腫瘍が巨大になった場合には、頭蓋内腔全体の圧力が上昇して頭痛、吐き気などが見られます。
    出典 :東京大学医学部脳神経外科
     

    これらの症状が出たら手術も考えましょう。

  • 傍矢状洞髄膜腫(図2)は矢状静脈洞の周囲にある皮質静脈の還流を障害させて、周囲の脳に浮腫(むくみ)がおよび、てんかん発作や麻痺などを引き起こす率が高くなります。
    出典 :髄膜腫|東京大学医科学研究所附属病院 脳腫瘍外科
     

    部位によっては麻痺も。

  • 脳ドックで偶然発見されたら経過観察

     

    数ヶ月に一度検査することで、腫瘍が大きくなるかわかります。

  • 脳ドッグなどで偶然見つかった場合で、特段の症状がなく、脳浮腫も著明でない場合は、すぐに手術はせず、3ヶ月後にもう一度MRI検査を行い、腫瘍が増大するか否かをチェックします。また、必要ならば、血液検査やPET検査、胸腹部のCT検査などを追加し、見つかった腫瘍ががんの転移のような悪性腫瘍でないことを確かめます。
    出典 :髄膜腫|東京大学医科学研究所附属病院 脳腫瘍外科
     

    できれば手術はしたくないものですよね。

  • 大きくなればなるほど腫 瘍は周囲の脳・神経組織に癒着し,より重い神経症状がでたり,進行したりすることが考えられます.したがって,髄膜腫を出来るだけ早期に摘出してしまうこ とが必要と考えられます.
    出典 :髄膜腫治療成績・治療実績 - 社会医療法人 明生会 網走脳神経外科・リハビリテーション病院 道東脳神経外科病院 桂ヶ丘クリニック 美幌クリニック
     

    ただし、早期に治療したほうが予後が良いという考え方も。

  • 髄膜腫で手術が必要になったら?

  • 手術予定日の数日前に入院していただきます。腫瘍の大きさで手術による侵襲が変わってきますので一概にはいえませんが術後2週間から1ヶ月程度で退院になることが多いです。
    出典 :東京大学医学部脳神経外科
     

    長期的な入院となるため十分な計画が必要でしょう。