高血圧の薬の副作用についてのまとめ 

高血圧の薬の副作用にはどんなものがあるのか、各種の薬ごとにまとめたいと思います
自身で副作用の知識を身につけ症状に気を付けること、新しい薬を飲んだ時には1~2ヵ月後に血液検査をして自覚のない副作用が現れていないかもチェックすることが大切です

view212

お気に入り お気に入り0

お気に入りに追加

  • 高血圧治療薬の種類

  • 主な降圧薬

     

    カルシウム拮抗薬、ACE阻害薬、アンジオテンシンII(A-II)受容体拮抗薬、利尿薬、交感神経抑制薬の5タイプが中心となります

  • 主な高血圧の薬の副作用

  • (1)食欲低下、眠くなる、だるくなる、咳が出る、など
    (2)発疹が出る、むくみが出る、脈が極端に遅くなる、など
    (3)肝機能障害、白血球減少、血清カリウム低下、血清尿酸上昇、血糖上昇、など
    出典 :北関東循環器病院|ドクターからのメッセージ 高血圧|大日本住友製薬
     

    (1)、(2)は自分で気づける項目です
    安心して治療を続けるためにも、自分自身でも副作用の知識を身につけ、定期的に受診しましょう

  • 高血圧の薬の副作用(カルシウム拮抗薬)

  • カルシウム拮抗薬

     

    もっとも多く処方されている降圧剤です
    カルシウムイオンが入ると、血管の壁のなかに存在する筋肉が収縮しますが、これをブロックし血管の収縮を妨げ、血圧を下げます

  • カルシウム拮抗薬の副作用・注意点
    動悸、頭痛、ほてり感、浮腫み、歯肉増生、便秘など
    出典 :高血圧薬・降圧剤の種類・作用・副作用 [高血圧症] All About
     

    ジヒドロピリジン系とベンゾチアゼピン系がありますが、ベンゾチアゼピン系は心臓疾患のある方には使用しません

  • カルシウム拮抗薬服用中はグレープフルーツなどの柑橘類はNG

     

    グレープフルーツを一緒に摂取すると、薬を3倍の量飲んだことになり、血圧が下がり過ぎたり、中毒といった症状が起こることがあります

  • ACE阻害剤とアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)の副作用

  •  

    ACE阻害剤:咳は飲み始め~2か月後ぐらいまでによく出る副作用
    ARB:直接血圧を上げる物質を邪魔する  咳の副作用は少ない

  • 高血圧の薬の副作用(利尿薬)

  • 利尿薬を使うと、尿と一緒にナトリウム(塩に含まれる物質)が 排出されるため、結果、血圧が下がるんです
    副作用としては、筋力低下、嘔吐、便秘、麻痺、動悸、息切れ、けいれん、めまい、立ちくらみなどがあります
    出典 :高血圧に使われる利尿薬の副作用と注意点 | 高血圧を治療・改善する為に重要な3つのポイント
     

    他に稀な例として、低カリウム血症、糖尿病を引き起こす原因となるというデータもあるようですが、他の高血圧治療薬より脳卒中や心筋梗塞になりにくいという効果もあるようです

  • 高血圧の薬の副作用(交感神経抑制薬)

  • 心臓や抹消血管の収縮・拡張をコントロールしている交感神経に働きかける降圧剤
    ・気管支喘息を悪化させる・糖尿病の低血糖回復を妨げる ・不眠や頭痛、めまい ・心不全を悪化させる可能性がある ・血流を悪くするので動脈閉塞性の病気には使えない
    出典 :交換神経抑制薬(β遮断薬とαβ遮断薬)の降圧作用と副作用
     

    β遮断薬は降圧剤の中でも比較的副作用が多いためか、使用頻度は減っているようです

  • 妊娠高血圧の薬の副作用

  • 高血圧で、アンギオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬、β受容体拮抗薬(ブロッカー)と言われる種類の薬を飲んでいる妊婦さんの場合には、お薬の変更が必要です.妊娠中に使われる降圧剤としては、メチルドーパやαβブロッカー、Caブロッカーと言われる種類の薬が一般的です。
    出典 :日本妊娠高血圧学会
  • 妊娠中は、間脳や 副交換神経のα受容体に働きかけ、血管拡張作用がある 塩酸ヒドララジン、α-メチルドーパの2種類が良く使われます。
    出典 :妊婦の降圧剤の種類と効能
     

    塩酸ヒドララジンの副作用:動悸・頭痛・顆粒球減少・血小板減少等
    α-メチルドーパの副作用:傾眠・抑うつ・肝障害等