万病のもとと言われる糖尿病とは、どんな病気か

糖尿病とは、血糖値の高い状態が続き、全身のさまざまな臓器に影響が起こる病気です。多くの合併症を起こすこと怖い病気です。その病気の原因、治療法、予防法をまとめてみました。

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  • 糖尿病とは、どんな病気か

  • 糖質(血糖)を調節するインスリンというホルモン(膵臓から分泌される)が不足したり、作用が不十分なために常に血糖が高い状態になっている病気です。自覚症状に乏しく、重篤な合併症を引き起こす特徴があります。現在患者数は約700万人いるといわれており、増加傾向にあります。
    出典 :糖尿病とは
  • 糖尿病の種類と原因

  • 糖尿病は大きく分類すると、2種類に分けることができます。1型糖尿病と2型糖尿病というものですね。それぞれに原因が違いますし、2型の中でも、さらに細かく原因を分けることもできます。
    出典 :糖尿病の種類 1型糖尿病と2型糖尿病
  • 1型糖尿病

     

    原因はウイルス感染や自己免疫により膵臓が破壊されてしまうことです。若年でやせ型の人に発症する特徴ありますが、全糖尿病のうち5%と頻度はわずかです。インスリンがまったく出ないため、インスリンの注射が必要で、そのためにインスリン依存型と呼ばれています。

  • 2型糖尿病

     

    インスリン非依存型糖尿病ともいわれるもので、原因は体質の遺伝に食べ過ぎ、運動不足、ストレスが加わって発症します。中年で肥満型の人に多く発症し、糖尿病のほとんどがこのタイプです。

  • 糖尿病の症状

  • 1型糖尿病の場合は、自覚症状が早期の段階で出るため、初期段階で気づきすぐに病院に行って治療を受ける事が出来ます。
    ですが、日本人のほとんどの糖尿病患者は、2型糖尿病なのです。2型糖尿病の場合は、自覚症状が早期の段階では、ほとんど無いため糖尿病ときづかず放っておくと、高血圧や高血糖が続いて早期発見ができないのです。自覚症状が出てくるのは、大体4~10年ぐらいかかるのです。そうなってくると、初期症状ではなく、糖尿病がすごく悪化した状態になるのです。
    出典 :糖尿病の症状
  • 糖尿病の自覚症状

     

    ・血圧が高い
    ・普段と比べて尿の量が多い
    ・よく喉が渇き、よく水を飲む
    ・体がだるくなったり、疲れやすい
    ・食べてもすぐにお腹が空く
    ・よく食べているのに体重が減る
    ・尿が甘いような臭いがする

  • 糖尿病の検査

  • 血糖値は診断のためにまず参考にされる検査値で、空腹時血糖値、随時血糖値、食後2時間血糖値、75g経口ブドウ糖負荷試験(75g OGTT)による血糖値などを測定し、診断します。
    出典 :糖尿病の検査・診断|生活習慣病|MSD
  • 糖尿病の治療

  • 糖尿病は残念ながら完治させることはできません。
    1型糖尿病では、枯渇したインスリンを外から補充し続ける必要があります。
    2型糖尿病では遺伝的な素因に肥満などが加わって発症します。食事療法などにより肥満は解消できますが、元々の遺伝的な体質を変えることはできません。従って一生涯続けていくことが必要です。
    出典 :糖尿病の治療
  • 糖尿病治療の三本柱

     

    ●食事療法
    自分の標準体重(目標体重)と一日にどれ位のカロリーが必要なのかを計算します。その次に食品の分類とどれだけのカロリーを持つかをおぼえます。そのためには食品交換表が必須です。
    ●運動療法
    2型糖尿病において、肥満を解消してインスリンの効きやすい状態にすることは、薬を使う使わないにかかわらず、全ての治療の基本となります。血圧や脂質のコントロールにもつながり、動脈硬化の進行を防ぐ上でも重要です。
    ●薬物療法
    1型糖尿病ではインスリンの補充が必須の治療となります。
    2型糖尿病では食事・運動療法が優先されますが、十分な改善が得られない時は経口血糖降下剤やインスリン治療が必要です。

  • 恐ろしい合併症

  • 代表的な例は、網膜症、腎症、神経障害で、この三者を糖尿病性三大合併症といいます。
    出典 :糖尿病合併症
  • 糖尿病性網膜症

     

    ヒトの眼の構造はよくカメラに例えられます。 レンズの役目を果たすのが水晶体で、フィルムの役目を果たすのが網膜です。 この網膜が長年の高血糖によって障害を受けると糖尿病性網膜症となり、 治療が困難で最悪の場合失明に至ります。

  • 糖尿病性腎症

     

    糖尿病性腎症では腎臓の中で中心的な働きをする糸球体が障害されます。糖尿病性腎症が末期まで進行して尿毒症の状態になると、人工的に老廃物や不要物を血液中から取り出す治療(人工透析)に頼らなくては生きていけなくなります。

  • 糖尿病性神経障害

     

    糖尿病性神経障害の最も典型的な初期症状は、両足の裏のしびれです。やがて、しびれはだんだん上の方へと広がり始め、両手指も先端からしびれ始めます。ひどくなると殆ど痛みを感じなくなり、足にけがをしていても気づかなかったりする恐れがあります。 足が腐って切断しなければならなくなる糖尿病性壊疽の多くは、神経障害で知覚鈍麻をきたした足に小さな傷が出来ることから始まります

  • 糖尿病の予防法

  • 生活習慣病」である糖尿病の予防の為には一人ひとりが自分の適正体重を知り、それに向かって体重コントロールをする、過食や脂肪の過剰摂取に注意し、適正な食事をとること。また一日500歩でも1000歩でも意識して多く歩くようにするといったことが糖尿病を抑制するために必要となってきます。
    糖尿病の誘因は過食、運動不足、肥満、ストレスが挙げられます。糖尿病の発病と進行の予防はこれらを改善すること、すなわちバランス良く「食べ」、「動き」、「くつろぐ」ことです。
    出典 :糖尿病予防のためにできること