子宮頸がん検査結果の見方

子宮頸がんの検査を受けるとクラスⅠとかⅡ、Ⅲなどと表示されていることがありますが、これは何を意味するのでしょうか?解説します。

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  • 子宮頸がんの検査は、膣を拡大鏡で見て、子宮頚部を綿棒などで擦り、スライド上に塗布して固定し、顕微鏡で癌の顔をした細胞がいないか見るもので、細胞診と言われます。

    例えるならば、生徒指導の先生が頭髪検査や服装検査をして不良の容姿をしていないかチェックするのに似ているかもしれません。
    クラスⅠは正常、Ⅱはほぼ正常、Ⅲは疑陽性、Ⅳは初期癌、Ⅴは確実にガン という状態です。

    生徒指導に例えると、Ⅲは茶髪で短いスカートと言ったところ、Ⅳはタバコも吸ってる、Ⅴはシンナーも吸ってるといった感じです。

    多くの人がⅡくらいで判定されています。
    去年の検査ではⅢだったけど今年はⅡやⅠと言うことも有り得ます。

    子宮頸がんは性交によってパピローマウイルスに感染して起こります。5~10年くらい潜伏して発症します。Ⅲの判定でも自分が持っている免疫でこのウイルスを排除できますので、Ⅲと診断されても9割の人が元に戻り、翌年はⅠやⅡになります。

    女性が一生のうちに感染する確立は8割なので、性交をやめない限り、誰にでもなる可能性はあります。セックスをするなら年齢に関係なく子宮頸がん検診は毎年受けたほうが良いと言われています。

    また、毎年検診を受けることで、子宮頸がん以外の以上を早期に発見されるきっかけとなることもあります。40代以降の女性は3人に1人が何らかの婦人科系疾患にかかっていると言う報告もあります。

    今年の検診はもう予約していますか?検診は毎年受けるようにしましょう。

    出典:週刊朝日MOOK「女性の病気で頼れる名医50人」朝日新聞出版
       メディカ出版「婦人科看護の知識と実際」